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魔王倒しちゃった  作者: ダンディー
3章 友達作ります。
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20話! レッツゴートゥーザ友達集め!

今の俺ってどんだけ強い魔法撃てるんだろう?


あの時、ふとこんな事を思い付いた事を俺は割と後悔している。


俺はある湖に行って実験してみたくなったのだ!


俺の持っている魔法の中で1番強い魔法は、ダークファイヤートルネード。


その名の通り黒い炎の竜巻だ。俺はこれを国で2番目に大きい湖に瞬間移動して、ぶっぱなしてみた。


「ダークファイヤートルネード!」


俺がそう叫ぶと熱さ2000℃の黒い炎が竜巻状に出現した。


「あっつ!!!」


熱耐性を持っている俺でも馬鹿みたいな熱を感じた。幸い深夜だから周りに人はいないので被害は出なかった。


・・・しかし。


「やっちまったなぁ。」


俺は軽く、国で2番目に大きい湖の水をほぼ蒸発させてしまった。


・・・・・・・・・


「帰ろ」











学校に行くと、湖の事件は噂になっていた。遂に魔王が復活したとか、破壊神が現れたとか。


いやー、ほんとにやっちまったな!テヘペロ☆


「なぁ知ってるか?今朝、たった1日でロースファイト湖の水が9割干やがったらしいぜ。」


そんな会話があちらこちらから聞こえてくる。俺は大きくため息をついて思う。


全く面倒なことになったものだ。


まぁ、そんなことはどうでもいいか!


学校に通い始めて、32日目。俺はびっくりするほどの陰キャ人生を歩んでいる。


よく喋る友達はシュナくらいで、他の人からはいない人のように扱われている。


まぁ、公爵家のセリヌスはたまにちょっかいをかけてくるけど...


そんなわけで、俺には一緒に話せる友達がいない。


最初はそれがいいと思っていたが、時間が経つにつれて、だんだん寂しいと思うようになっていた。


どうせなら陰キャ友達が欲しいなぁ。


色々考えていると、ふと、いい考えが頭に浮かんだ!


図書室だ!


だいだい図書室とは世界の陰キャが集まる場所!(個人の偏見です)


あそこに行けば、あまり人と話さない人と会えるかも!






俺は思いついてから計画に移すのが早い方だと思う。


今日だってほら、俺はもう図書室へと向かっている。


てかよく考えてみたら、俺前世ではまあまあ陰キャだったけど、あんま本読まなかったから、そういう系の友達っていなかったんだよなぁ。


どんな人がいるんだろ?


俺は期待に胸を膨らましながら図書室の扉を開けた。



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