じゅうななわ クラス発表されちゃった。悲
「おめでとう、ライン。同じクラスだね。」
元気よく俺を祝福してくれたのはシュナだ。
「あぁ、ありがとう。」
祝ってくれるのは普通にありがたい。前世ではこういうのは少なかったからな。しかし.......
なんでこうなったんだあああああああああああぁぁぁ
昨日学校からクラスの発表があった。案の定俺はaクラス。この8年間の努力は一瞬で粉砕された。
くそー。あのユナ先生さえいなければこんなことにはなってなかったのに。
「あの女。いつか地獄に突き落としてやる。」
俺がそう思うと、
「ん?ラインどうしたの?」
ん?今の声に出てた?
「あぁいやなんでもない。こっちの話だ。」
俺は今の言葉を誤魔化した。そしてしばらく黙ったあと、
「それにしてもやっぱシュナはすごいな。首席だろ?」
「うん!でもたまたまだよ。」
実質俺は先生の推薦でaクラスに行ったのに過ぎない。実力テストの点数が高いわけでは無いため、首席という称号からは免除されたのだろう。
唯一の救いだ。
それにしてもシュナがまさか成績トップなんて、世の中分からないものだなぁ。
まぁとにかく、俺は明日から優等生としてのだるい生活を送ることになった。
さすがに力は隠していきたいなぁ。
誰に目をつけられるか分からないし。




