表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王倒しちゃった  作者: ダンディー
2章!魔法学園入学!
13/34

十三話 入学!魔法学校 前編

7年間...


長かった。


いやほんとに長かった。


この日の為に毎日欠かさず、魔力を抑え込む修行をした。


全ては魔王を倒し、膨大な力を得ていることをバレないようにするために!


朝起きて、ご飯を食べたら、出発だ!


扉を開け、家の門を出ると、そこには昔からよく遊んでいた幼なじみがいた。


「おはよ!ライン。」


ラインそれは転生後の俺の名前だ。

ライン・ガ・ゲルド


全体で見ると割とださめだが、ラインだけならまあまあ響きが良い。ちなみに俺はこの名前をたいそう気に入っていない!


「おはよう。シュナ」


俺が欠伸をしながら言うと、彼女は言う。


「どうしてそんなに眠そうなのよ。」


「眠いからだよ。」


俺達は歩いて学校へ行く。いや、別に俺貴族だから馬車とか使ってもいいんだけど、せっかくの学校だし、どうせなら歩いて行きたいじゃん?


だから7歳で初めて学校に通った時からずっとシュナと歩いて学校へ向かっているんだよね。


こうしていると、前世のことも思い出せるし!


ま、親にはだいぶ反対されたけど...


しばらくしてシュナは俺に話しかける。


「ねぇライン。あなたはどのクラスに入れると思う?」


「俺?んー。fクラスくらいじゃない?そんなに強い魔法を使える訳でもないし。」


大嘘だ。なんなら少し大きめの村なら丸ごと破壊できる自信はある。


やる気はないが。


ちなみにクラスというのは学校のクラスなんだけど、魔法学校ではその実力に合わせてクラスが変わるんだ。


クラスはa~iまである。fクラスと言うと、中の下。正体を隠すのには最高のクラスなのだ。


彼女はしばらく黙り込んでから言う。


「f?ラインならもう少し高いところも行けるでしょ。」


まあ、行けるけど俺はfクラスにしか行きません。その為に修行をしてきたんですから。


「シュナは?どれくらいのクラスに行けると思う?

まぁ、多分aだと思うけどね。」


「まぁね。私はaクラス狙うつもりだよ!」


だろうなと思った。シュナは魔法において物凄い才能を持っている。


入学したらトップ争いに入れるくらいに。


まぁ、そんなこんなで俺達は新たな学校を楽しみに話しながら歩いていた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ