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勇者に弟子入り  作者: ほんだな
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第6話 武器屋

ほんとに遅くなってすいません!少し落ち着いてくるので頑張って投稿したいと思います。


防具屋を出るとすぐに武器屋に向かった。フィアが分かりやすく教えてくれたので迷わずにつくことが出来た。武器屋に着くと早速ルナが武器屋の中に入っていった。


「じゃあ杖の方見てくるね! ちよっと待っててね。」


「わかった。俺は剣でも見てるよ。」


それにしても思ったより大きい店だ、もっと小さいかと思ったが他の街もこんなもんなのか?色んな武器屋を見て回るのも楽しそうだな。剣の売り場につくとたくさんの剣が並んでいた。こんなに沢山の剣を見るのは初めてだ。剣を持ったのもアリスに貰った剣が初めてだしな。でもなんだろうあまりいい剣がないように見える。アリスの剣と比べて刃の部分はそこまで光ってないし。柄と鞘の装飾も派手だが綺麗とは思えない。そう見るとアリスの剣はとても綺麗だ。どんな素材を使っているんだろう、王都に行ったら聞いてみるか。それまでに壊したりしないように大切にしなくちゃいけないな。


「アレクー、ちょっといい?」


ルナが呼んでいる。杖が決まったみたいだ。



「決まったのか?」


「一応決まったんだけどね、なんか話があるみたい。」


とりあえず杖の選び方から聞いた。杖の選び方は自分の魔力の波長とあうものを選ぶらしい。人ずつ手に取ってどれが使えるか試してその中から選ぶ。なぜそうなっているかは使っている魔力石のせいみたいだ。魔力石には2種類あって精霊が宿るものと宿らないものがあり宿るものを杖に宿らないものは生活に使うらしい。その精霊が宿る魔力石には価値があり価値が高いほど強い精霊が。価値が低いものには弱い精霊が宿る。価値が低い石つまり弱い精霊は誰でも使えるが価値が高い石、強い精霊は使える人が少ないらしい。精霊が認めるかどうか、波長が会うかで決まるらしい。そこでルナが選んだ杖はこの世界で一番価値が高い石を使ったものらしくそれに加えこの国の賢者が作ったらしい。賢者が作ったものはいいが残念ながら使えなかったらしい。そこでこの国の武器屋に回して使える人を探していたらしい。タダでな、王都に来る条件付きで。そこでルナが使えたわけだ。


「なるほどな、ルナはどうしたい?」


「私も王都まで一緒に行くからね。どうせなら貰っちゃおうかと思ってる。」


「ならいいんじゃないか?」


「うん! 店員さんもらいます!」


その後お店の人と手続きをして店を出た。どうやら賢者に向けて手紙を出したらしい。


「るなも行く理由が付いて良かったな。」


「付き添いだけでも別によかったけどねー。お土産買いたいし、行ってみたかったし。」


「手紙も出した事だしあまり寄り道は出来ないかもな」


「たしかに、早く行かないと面倒くさそう。」


「この街は冒険者カードが手に入ったらすぐに出よう。」


「おっけー。」


防具屋に行くのが4日後それまでにカードができるといいが、まあできるだろう。この後は...


 「ルナ、他に行きたいところはあるか?」


 「特にないかなー、お腹減ったし帰ろうか。」


 



 ダムさんの家に帰る玄関の前にメイドさんが立っていた。



 「ただいま戻りました。」


 「おかえりなさいませ。夕食ができた所なので食堂に案内しますね。」


 ちょうどいいタイミングで帰ってきたみたいだ。食堂の場所は知らなかったのでメイドさんが案内してくれるみたいだ。



 食堂に着くと大きなテーブルにたくさんの料理が並んでいてダムさんとエマちゃんがすでに座っていた。


 「お待たせしてすいません。」


 「今来たばかりなので全然待ってませんよ。」


 「ありがとうございます。」


 「二人も来たところだし食べようか。」


 改めてみると豪華だ。村では見たことない料理がたくさんあった。


 「アレク君どうしたんだい?固まっているように見えるけど。」


 「こんなに豪華なのは初めてなので緊張してしまって...それにマナーとかも。」


 「なうほど、そういうことか。マナーなんか気にせずに食べて大丈夫だよ。私たちの他には誰もいないんだから。好きなものを好きなだけ食べてよ。」


 「わかりました。」


 遠慮して食べないわけにもいかないので目の前にあった肉を取って食べた。 やっぱり村では食べたことのない味だったがとてもおいしかった。


 「すごくおいしいです。」


 「そうか、気に入ってもらえてよかったよ。」


 そのあとも俺はダムさんと話しながら、ルナはエマちゃんと楽しそうに食べていた。



 「ごちそうさまでした。」


 「この後は自由にしていてくれてかまわないよ。何かあったらメイドを呼んでくれ。」


 「わかりました。」


 

 その後部屋に戻るとルナとエマちゃんが入って来た。


 「はいるよー。」


 「おじゃまします。」


 「エマちゃんが遊びたいんだってー、せっかくだから来たよ。」


 「ノックくらいしろよ...。まあいいか。何をするんだ?」


 「トランプがいいです。」


 「わかった。」


 結構遊んだんだろうか、エマちゃんとルナが疲れて眠ってい待っている。このまま寝かせるわけにもいかないので起こそうとしたが二人とも全然起きない。しょうがない布団でもかけてこのままにしよう。体が痛くても俺は知らん。


 さてと、布団もかけてやったし俺はベットで寝るとするか。明日は試験だが大丈夫だろうか?村人だし勇者の弟子だし...ギルドには情報を勝手に公開しない制度はあるらしいがどっかから漏れないかが心配だな。まあ漏れても笑い話になるだけか、信じるやつはいないだろう。そんなことを考えているうちに眠くなってきたな、なれないところで疲れているんだろう。なんてことを考えながら眠った。

呼んでくださりありがとうございます。評価、感想、誤字報告、待ってます!

次も呼んでくれると嬉しいです。

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