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勇者に弟子入り  作者: ほんだな
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第5話 防具屋へ

すごい遅くなってすいません!しかもみじかい。...次話から間があかないように頑張ります!


話が終わって部屋に案内された。やっぱり広いしシンプルだ。ただシンプルすぎて部屋が広く感じるな。しかしこんな広い部屋に泊まれるとは思ってもみなかったし、ダムさんみたいな人と知り合えるなんて。ほんとに運が良かった。話しかけたルナに感謝だな。それはそうと午後はどうしたものか。言われた通りに冒険者ギルドには明日行くとして…街でも見に行くか。村から出たことが俺もルナもなかったからな。、あいつも楽しみにしてるだろう。誘って街でも見に行くか。そんなことを考えているとドアがノックされた。返事をしようと思ったが返事を待たずに入ってきた。


「入るよー。街を見に行こう!」


返事を待たずに入るとは…まあいいか。どうやら考えてる事は同じだったみたいだな。


「俺も誘おうと思ってたところだ。行くか。」


「うん! 早く行こ!」


家を出る時に入口にいたメイドさんに声をかけて外に出た。


まず初めに向かったのは街のメインストリートだった。道の左右には色々なお店があり食べ歩きができたりするみたいだ。村にはこんなの無かったらからなすごく楽しみだ。どこから行こうか。ルナと相談しようと思ってるなの方を見ると…ダメだ。楽しみすぎて自分の世界に入ってる。昔からこうだ。こうなったらお母さんしか止められない。収まるのを待つしかないな。すると、


「あっちに行こ!」


ダメだ。ついて行くしかないな。 ルナについて行くと串屋に着いた。肉を串に刺して焼き、タレをつけて売っているみたいだ。ルナを落ち着かせるためにとりあえず買ってみた。少し場所を移してから食べることにした。


 「おいしいか?」


 「うん! すごくおいしい!」


 村では食べたことのない味でとてもおいしかった。大きい街ならではの売り方だな。村で売ってもあまりもうからないだろう。食べたことでルナが少し落ち着いたみたいだ。


 「ごめんね、楽しみだったから...」


 「怒ってないからいいよ。それより次のとこに行こう。」


 「じゃああそこに行きたい!」


 そう言ってついていくとアクセサリー屋さんに着いた。...珍しいな今まで興味がないと思っていたんだが。村で売っていないからか。せっかくだし買ってあげるか。


 「何かほしいものがあるなら俺が買うよ。」


 「それは嬉しいけどなんで?」


 「ルナがいなかったらダムさんと知り合いになれなかったからな。そのお礼みたいなもんだ。」


 「そういうことか! なら買ってもらおうかな。選ぶから少し待っててね。」


 「ああ。」


 少し待つと決まったのか声をかけてきた。


 「これにする!」


 「わかった。」


 店員に声をかけ袋に入れてもらった。普通に渡そうとすると 


 「せかっくだし着けてよ。」


 「嫌だよ。自分でつけてくれ。」


 「あれ?お礼なんでしょ?」


 そう言われると断れないのを知ってかにこにこしている。


 「わかったよ!」


 ああ、周囲の視線が痛い。目立ちたくないから早くつけて移動しよう。


 「ついたぞ、これでいいか?」


 「うん! ありがとう!」


 ここまで喜んだもらえると買った甲斐があるな。


 「アレクは行きたいところとかあるの?」


 「俺は防具屋に行きたいかな。」


 「なら行こう、そのあと武器屋に行ってもいい?杖がほしいんだ。」


 「杖なんているのか?この前ふつうに魔法使ってただろ?」


 「なんかね、魔法の威力が上がるみたいなの。」


 「なるほどな。じゃあ後で行こう。」


 そんなことを話しながら防具屋に向かった。




 「いらっしゃいませー。」


 防具屋に入ると女の人が出てきた。俺たちより少し上くらいか?そんなことを考えていると


 「何をおさがしかな?」


 「防具を探しに来たんだ。できれば軽装がいいんだが、何かいいのはあるか?」


 「そうだねー、初めての防具なら革かな?それで防御力が心配ならアイアンの軽装かな?その分少し高くなるけどね。そっちの女の子は?」


 「私は魔法使いだ出し革でいいのかな?」


 「そうだね、革でいいともうよ。」


 「じゃあそれにしよう。いいものにしといて損はないしな。」


 「おっけー、じゃあ採寸しちゃおうか!」


 「聞いてもいいかな?なんで防具を買うの?冒険者になるため?」


 採寸している間にそう質問されたので本当の理由を隠しながら話した。勇者の弟子のことはだれにも言えないだろう。そんなことを話していると女の人のこともわかった。やっぱり少し年上で2歳上だった。名前はフィア・イグニス。赤髪のお姉さんだ。姉御肌でお姉さんがほしかったルナがすごくなついている。王都に行くことを言うと羨ましがっていた。ルナが一緒に行こうと冗談みたいに言っていたが俺には分かる。本気の目だった。本当に一緒に来てほしいみたいだ。そう言われたフィアは楽しそうでいいかもね!なんて言っていたがどうなる事やら...。そんなことを話していると採寸が終わったみたいだ。


 「よし! 採寸終わり! 防具のほうはできてるパーツを組み合わせて作るから。3日くらいで作れるかな。じゃあ4日後に来てもらえるかな?いろいろ準備することもあるしね。」


 そう言ってルナにウインクをした。ルナはウインクができないのか両目をつぶっている。何のサインなんだか...。一緒に行くことは確定みたいだな。本当の理由を話すべきか...。後でルナと相談するか。まあ、こんだけルナがなついているならいい人だろう。俺も話していてそう思う。それに仲間が増えるのは楽しくていいかもしれない。世間知らずな俺たちだけじゃきついかもしれないからな。フィアなら頼りになるだろう。 


 そんなことを考えながら防具屋を出た。次は武器屋だったな。場所はフィアに聞いているので迷子にならなくて済みそうだ。


  

読んでくださりありがとうございます!防具の鉱石とかどんな強さ順にすればいいんでしょうか?教えてくれるとありがたいです!

評価、感想、アドバイスなどいろいろ待ってます!

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