14/18
左2 03
停滞のホーム
更に過去へと飛んだ先。
彼は目の当たりにした。
偽物の夫婦の下で、日々を少女が幸せそうに過ごしている様子を。
彼は思った。
本当の家へ帰れないのならば、いっそのことここで暮らした方が幸せなのではないか。
……と。
彼はその夫婦たちが薬を使わない様に、詐欺師を近寄らせない様ににした。
けれど結末は変わらない。
少女は記憶を無くして、言えは炎に包まれた。
「どうかこの子を本当の家に帰してください」
偽物の夫婦に彼は託される。
彼は頷く事しかできなかった。
そしてまた、少女に真実を話して、共に旅をする事になった。
やり直すのはここではいけない。
彼は再び過去へと戻った。




