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東方解変録  作者: ツナ烏
2/2

帰れない!

読んでくれてありがとうございます!

ネタ切れしたりすると思いますが今後もよろしくお願いします!

「克彰も居ないし、とりあえず克彰の荷物を…あれ?」


入ってきたはずの穴が無い。これでは取りに戻るどころか帰れない。


「…克彰探すかぁ…」


冷静になろうとしたが…無理だ。むしろ冷静になれる訳が無い。


「建物とかないかなぁ…」


辺りは森だらけで建物は見えない。


「ん?あれは…」


鳥居のようなものが見えている。


「とりあえずあそこに向かうしかないな…」


と、歩き出そうとするとその鳥居の近くから極太のレーザーが空に向かって伸びた。


「…」


あんなのに当たったら終わりだろう。


「でも行くしかないよな…」


他に行く当てもないので鳥居に向かうことにした。

そこに向かうには森を突っ切らなければならない。どう行こうとしても森は避けられないだろう。


「…」


裕哉は音を立てないように歩いていた。

恐らくここは元居た世界ではないだろう。つまり何が出て来てもおかしくないのだ。夜になる前に鳥居に辿り着かなければならない。

色々考えながら歩いていると目の前の草むらが不自然に揺れた。

何か居る。


「どうするか…」


逃げれば背後から、進んでも襲われるだろう。

「木を使うか…?」

周りの木を見る。が、木が密集していて素早く通れそうにもない。逆に悪化するだろう。


「走り抜けるしかないか…」


先に何かあるかもしれないし戻るよりはマシだろう。

「よし…」


呼吸を整えて…走り出す。

とりあえず前だけに集中して走る。

すると真横に来た所で何かが飛び出す。




?「おーい、待てよ!」





聞き覚えのある声だ…

裕哉「克彰か?」


克彰「俺以外に誰が居るんだよ。空に変なレーザーが出てたから隠れてたんだ。」


克彰もあのレーザーを見たのか。幻覚という可能性もあったが幻覚ではなさそうだ。


裕哉「今からそこに行く所だ。」


克彰「殺されそうだぞ?…まぁ良いか。殺されなければ良いんだ。」


克彰がそんなことが出来るわけないだろう。とりあえずついて来てくれて良かった。

その後20分程歩いていると鳥居の前に着いた。

克彰「割と近かったな。」


裕哉「レーザーなぁ…」


鳥居には博麗神社と書かれていた。





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