たった一つの勝機
またまた遅れて、すいません大学に入学して色々手間取ってて書く時間が取れませんでした。
昨日の化学の中間テストは災厄でした。(´;ω;`)
更に今日は風邪で喉が痛いんです。みなさん感想などの応援メールを(`・ω・´)ください
お願いします( ;∀;)
「強がらずに、さっさと負けを認めたら」
「あなたの策は全て切り伏せたでしょ」
「それはどうかな」
切られた設置魔法が壁に当たり大きな破裂音と共に大量の粉じんが巻き上がる。
「君なら気づいてると思うけど、周りには大量に粉塵が巻き上がっているね」
「何が言いたいのよ」
「粉塵爆発って知っるかな?」
「なっ何よそれ」
「小麦粉などの粉塵が大量に空中で浮遊している時、そこに引火すると爆発と同じ現象が起きるんだ」
「そして、君が切った魔法の中に火薬と小麦粉を調合し、風の魔法で圧縮したモノが混ざっている」
「例えば、最後に切られた魔法とかね」
「あなたの作戦は私の上を行っていた」
「だけど爆弾が何だというの、私の魔法なら爆風を圧し潰せる」
「これを防ぐほどの魔法は、さすがの君でも八割ほどの意識を数分間は魔法に裂かなければいけない」
「そんな状態の君ならボクの剣技でも圧倒することが出来る」
魔法騎士はあくまでも魔法が主体のスタイルだ。
上位者になればなるほど剣よりも魔法を磨いているから、
どんな高度な剣技であっても魔法を発動するまでの補助でしかない。
だからこそ勝機が今の状況にある。
このまま押し切って勝つしかない。
「出来るもんなら、やってみなさい」
剣が擦りあえば火花が飛んでしまうため、剣同士が接触しそうなときは寸前で止め合う勝負となった。
夏樹の剣が右斜めから跳んでくる。
バックステップでかわしたが、彼女は折り返して更に切り掛かってくる。
最騎は咄嗟に体をそらし致命傷は避けられたが、左肩を怪我してしまった。
わざと剣を大振りして夏樹に距離を取らせた。
しかし、夏樹は直ぐに飛び込んできた。そして剣が横から襲ってくる。
最騎は剣で防ぎそのまま間髪入れずに横に切り裂いたが、そこに彼女の姿は無く
その代わりに、腹部に激痛が走った。
「あなたは剣でも私には勝てません。これで負けを認めてもらえますか?」
「今ならその傷を手当てすれば命は助かりますよ」
腹部を触ると,そこには大量の血がついていた。
「グラァァー」
最騎は渾身の一撃を振るった
「そんなもの簡単に防げるは」
最騎の攻撃は簡単に防がれたが、防いだ剣ごと彼女を宙に吹き飛ばした。
「あなた、剣同士を接触させるなんて何考えてるの!」
最騎は、畳みかけようと後退した彼女へ走り出す
「もういいは、死んでください」
夏樹も迎え撃つために、腕を引き剣を構えて力をためた。
最騎は更に加速し、もうすぐで攻撃の射程範囲内に夏樹が入るという寸でのところで、
胸元には、目に見えぬほどの高速で刃が迫ってきていた。
最騎はそれを無意識に、怪我してる左手で防ぎ、なんとか飛んでくる刃の軌道を変えた。
しかし、その衝撃で後方に倒れ込んだ。
「あなたを強者だと見込んだからこそ、最後に一族の奥義である電閃〈でんせん〉を使いました。
貴方は本当に何度も立ち上がって強かった。ですが」
彼女は起き上がろうとする最騎に歩み寄る。
「今度こそ終わりです」
頭上に構えた剣をボクへと振り下ろした。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
なんと主人公が瀕死状態すごくヤバい状態です。
救急車呼ばないとととー 誰か助けてくださーい
余談ですが最近友達とゲームを作る事になったので
ちょいちょい、そっちの報告も混ぜていきたいです。
次回もよろしくお願いします。