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最弱剣士のストラテジー  作者: 零式
5/9

決闘

またまた遅れてすいません

後、キャラの名前が変わりました( ;∀;)

霧川 珠 → 霧川 珠洲すずに変更いたします

馴れ親しんだ人には「ありがとう」そして「ごめんなさい」

出来たら感想など送ってくれるとうれしいです

 朝、目覚めるとボクは牢屋の中にいた

      ・

      ・

      ・

  「あれ、夢オチ?」

いやいや違った。

昨日は、あの子が勝負を挑んできて理由も言わずに帰って行った後に

結局、住める所が見つからなかったから管理局に泣きついて、

一日だけ牢屋に泊めてもらったんだ。

「管理局の人、悲しい人を見る目だったな」

「今日には野宿できる所を探すぞ」



「よっ覗き魔」

「可哀想だよ、みさきクン事故だったんだから」

「いやいや陽華ようかさん」

「最騎は、こう見えても男だ」

「いつ獣になるか分かったもんじゃない」

「もしかしたら覗きだって事故じゃないかもしれないぞ」

「そうなの?」

「岬、陽華に変なこと吹き込むな!」

「へいへい」

「お前な~適当すぎだろ」

「もう授業だろ自分の席に就け」



「やっと授業終わったぜ」

「陽華、最騎」

「昼、食べに行こうぜ」

「私、お弁当買って裏庭で食べたい」

「確かに天気いいもんな」

「最騎は?」

勝負の件、如何にかしないと

今日にでも決着つけたいな

「おい、最騎」

「ん、、、ああ」

「ごめん、聞いてなかった」

「大丈夫か?」

「考え事してただけだから、平気だよ」

「それならいいけど」

「最騎君、お弁当買いに行くよ」



「ん~、このお弁当おいし~」

「たまには良いな、こういうのも」

「そうだね、ボクも住むところなんて、どうでもよくなってくるよ」

「そこは、しっかりしろよ」

「私たちも放課後に手伝うから」

「二人とも、ありがとう」

ああ、なんて良い友人を持ったんだか

なんか泣けてきた

「ねえ、あの女の子何してるんだろ~」

あの赤毛は、

「あそこって崖があるから危なかったよな」

「そうなの?あの子大丈夫かな~」

「ちょっと見て来るよ」

何処にいるんだ

こっちから音がする、行ってみるか



「おーい、ここら辺は危ないよ」

「ひゃっ」

「誰ですか?」

「驚かして、ごめん」

「驚いてなんか!」

「それよりも何であなたがここに」

「君がこっちに来るのを見かけて」

「尾行してきたと」

 

「まあ、そういうことになるかな」

「このストーカー」

「いきなり酷いよ」

「やっぱり、覗きも事故じゃなかったのね」

「ん、何を言ってるの?」

「何をですって」

「あなたは珠洲ちゃんの風呂を覗いたでしょうがー」

「待ってくれ、何で君が知ってるの」

「そのことは、僕が自ら話したのを含め一部の人しか知らないはず」

「そんなことは、どうだっていい」

「あなたに決闘を申し込みます」

「内容はシングル戦」

「時間は今日の放課後」

「ちょぅと待って、君は何でそんなに戦いたいんだ?」

「先ほども言いましたが、お風呂を覗いたからです」

「君は彼女の友達なの?」

「そうですが何か」

よかった、あの子にも友達がいたのか

「なに、にやついてるんですか」

「ごめんなさい」

「もう一つ、今日の放課後は用事があるんだ」

「学園中に犯罪者だと広まっていいなら」

「断ってもいいですよ」

「わかったよ、その勝負受けた」



「そういうことで、放課後に勝負することになったんだ」

「家探しを手伝ってくれようとしたのに、」

「いや、それはいいんだけど大丈夫か?」

「最騎君の勝負相手は誰なの?」

「神崎先生の妹なんだよね」

「待てよ、確かその子って赤毛なんだよな」

「それで一年だと、夏樹家の令嬢しかいないぞ」

「どういうこと?岬クン」

「今はややこしい事を抜きにして考えると」

「学園最弱が火炎魔法の名門と勝負するということだ」

「こりゃ負けたな、死なないことを願ってるぞ」

「最騎君、がんばってね

「二人ともボクが負ける前提で話すのやめてくれる」



「放課後になったぜ」

「どうするんだよ」

「一様、机の中に入ってた手紙に従って」

「戦闘訓練棟Aに行ってみる」

戦練棟せんれんとうAか、決闘には持って来いの場所だな」

先日、老朽化のため立て直しが決まった。

それにより、今は立ち入り禁止とされている。

「岬、陽華」

「立会人として着いてきてくれないか?」

「もちろんだよ」

「仕方ねーな」



今にも崩れそうな建物だな、本当に大丈夫か

「あそこが入り口だな」

「中は前のままなんだね」

「まだ立て直しが決まって一ヶ月だからね」

「設計中ってことか、それにしてもボロいな」


「やっと来たのね」

「時間ぴったりに来てあげたよ」

「そこの二人は?」

「一様、立会人を連れてきたんだ」

「その人達は、あなたの友人なのでしょ」

「あなたに有利じゃない、正々堂々と勝負しなさい」

「えーっと、夏樹さん」

「何?」

「俺たちは勝負に関しての不正なんかしないよ」

「もし不正が見つかったなら、俺たちも退学でいいよ」

「オー、私は良くないけど」

なんか今にも岬と夏樹さんが戦いそうな雰囲気だな

「疑うような真似をして申し訳ありません」

「この無礼をどうかお許しいただけませんか?」

「いいよ、そんくらいのこと」

「夏樹家を継ぐ者として深く感謝いたします」

「じゃあ、本題に戻るわ」

「正確なルールを説明します」

「今回の決闘では訓練と同じで、シールドの破壊が勝利条件になります」

「スタート地点に着きブザーが鳴ったら開始、時間は無制限です」

予想道理になってよかった~ガード破壊なら何んとか僕にも出来るからな、

これで勝てる可能性が出てきた。

「そして、この戦いであなたが負けたら学園を去ってもらう」

「始めるからスタート地点に行って」

「待ってくれ僕が勝ったらどうなるんだ?」

「あなた何かに私は負けないけど、、、」

「何でも言うことを聞くわ」


ブザーの音が甲高く鳴り響いた。

「開始」

ここの棟は小さな迷路のような形になっていて、迷路の真ん中に大きな戦闘地点がある。

彼女が自分の戦闘能力に自信があるなら、その地点に佇んでいるはずだ。

彼女を見る限りでは意外と真っ直ぐな性格で、相手を真正面から力と技でねじ伏せるようなタイプ

だと思うんだけど、ここにいるかなー

やっぱり居たか、魔法・剣技どれを取っても彼女の方が上なんだけど、、、何とか出来た。

側面の迷路を使って彼女の裏に回り込もう。


「これは何なの」

彼女は突如として空から落ちてきた光り輝く球体を見つめ考える。

まさか、あいつの魔法、、、!

「いざ尋常に勝負」

という声が何処からともなく聞こえてきた瞬間

輝く球体が爆発した。

「なっ、、、」

「少し目はボヤけ、耳鳴りがして音が全く聞こえないか」

と彼女は小さく呟きながら考えた。

体は全く痛くない、視覚と聴覚を一時的に使えなくする魔法か

「目が見えなくても、そこにいることは分かってる」

さすがだ、五感を二つも塞がれているのに防ぐなんて

「目は見えてきた、これでお仕舞いよ」

      ・ 

      ・ 

      ・

今だ、セーフティー解除

「設置魔法なんて後ろから撃っても同じよ」

魔法弾は剣によって、いとも簡単に切られてしまった。

「今度こそ終わり」

「私の火炎で倒れなさい」





















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