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ドラゴンでなら全裸は有りでしょう。 後篇 二部 完結編

 ばっさばっさ

 オレは、くぼ地の低空を羽ばたいて居る。



 背中にはリース。

 足元には砂虫サンドワーム

 

 オレと奴の化け物同士の対決が始まった。


 だが、オレは負けれねぇ!

 最強竜、神竜としての意地がある!!

 ――なにより、ユナの思いに答えないと何が神だ……。


 「リース」

 「何でしょう?」

 「とっとと、この砂虫サンドワーム倒すぞ」

 「やっと本気になられましたね♪」


 リースの声は嬉しそうだ。


 「こいつに勝てるのは、オレ達しか居ないからな」

 「そうですね」


  

 ――何時の間にか怒り狂った砂虫の標的は俺に変わって居るようだ、鎌首が此方に向いて居た。

 まあ、その方が都合が良い。

 下手に暴走したら他にとばっちりが行くからな。



 砂虫サンドワームは穴から首を出し此方を見ている。

 オレも負けずに睨み返した。


 ――2匹の間に冷たい火花が飛び散る!

 あたりの空気が張り詰める。


 強敵同士、お互いの技を出す前のいい感じの緊張感が漂う。


 こんな化け物と強敵ともとなりたくないけどさ。

 こいつは間違いなく強敵だ。



 向こうが最初に仕掛ける様子は無い。

 先ずは互いに様子見だろう。


 攻撃の瞬間が一番自分にとって危険だからな。

 其処は砂虫サンドワームにとっても同じ。


 だが……。


 消極戦法はオレの趣味じゃない。

 ――有るのは、前進勝利のみ!!

 行くぜ!

 

 「オレの息吹ブレスを喰らえ!」


 オレは上空からブレスを砂虫サンドワームの鎌首に打ち込む。


 ――灼熱!

 砂虫サンドワームの辺りを火炎が包み込む。

 そして、ブレスの爆風が辺りを吹き抜けた。



 何っ!?

 オレは目の前の光景に目を疑った!

 

 にょろにょろ……。

 ――後から無傷のそいつが穴から首を出した。

 そして、またこちらの方を見ている。

 


 「躱された……――だと!?」

 

 オレのブレスは奴を確実に射程に捉えていた。

 だが、外された!!

 

 「砂虫サンドワームが首をひっこめるのを見ました。 多分潜って躱したんですよ」

 「なんだと?」

 

 ――息吹ブレスの火炎が砂虫サンドワームの辺りを包み込む寸前。

 奴は首を引っ込めたのか。


 ――オレは焦った!

 こんな引きこもりが相手なんて聞いて無いぞ?

 



 次の瞬間、砂虫サンドワームは何かを地面から叩き出した。

 

 ――結晶クリスタルだ。

 まるで、水晶クリスタルタワーの様な巨大さだ。

 ――結晶の縁は、刃物のような鋭さをしている。


 それに当たれば串刺し間違いないだろう。

 オレは、思わず寒気が走った。


 

 次の瞬間、そのクリスタルを砂虫サンドワームは尻尾で弾いた!

 猛烈な勢いで上空に上がって来る!!


 ――しかし、オレの遥か遠くを結晶は飛び去った。

 解せぬ! 奴は無意味な事はしない筈だ……。

 ――……なら、真の目的は何なんだ?

 


 「砂虫サンドワームのへたくそ~。 大暴投~♪」

  

 リースは奴の暴投を見て、オレの背中で大はしゃぎをしている。

 ――まだ奴の攻撃は終わってない筈だが…。



 次の瞬間、砂虫サンドワームは口をすぼめた。


 口腔に光が吸い込まれる。

 アギトにフォトンが集まり光球になっていた。


 まるで光学兵器レーザーのようだ。


 オレは直感的に確信する。

 当たるとヤバい!!


 やつの唇がもごもご動く。

 ――そして、口から光学兵器レーザーがオレに向かって放たれた!

 それは凶暴な光の槍と化して上空に上る!

 

 「其れはヤバいです! 躱して!!」

 「判っているぜ!」


 リースの叫び声を聞く前にオレは、右旋回で光の槍をかわす。


 「危なかったですね~」


 リースの安堵の声が聞こえた。

 


 今度はオレの番だ。


 次は速射砲ラピッドファイヤー、小粒なブレスを別の発射口から乱射するーー

 ――オレは小粒な、白いブレスを広範囲に乱射!


 しかし、砂虫は首を引っ込め、空しく無数の爆炎があがる。

 

 にょろにょろ……。

 ――後から無傷のそいつが穴から首を出した

 まるでモグラ叩きだ。



 ぞくっ!!!

 

 威圧感プレッシャーがオレの辺りを包む。

 ――まるで、鋭い刃物が近づく様な気配がする……。

 

 「上! 上から光学兵器レーザーの攻撃です!! 躱して!」

 「なにぃ!?」

 

 リースの叫び声で、オレが上空を見る。

 其処には、天空から光の槍がオレに向かって降り注いでいた。

 

 ……そうか!!

 オレは奴の真意を理解した。

 水晶クリスタルを打ち上げたのは光学兵器レーザーを反射させる為だったんだ。

 ――迂闊……。

 

 「リース、自分だけバリア展開しろ!」

 「躱さないんですか?」

 「逃げれねぇ! 躱したらユナの姉に当たってしまう!」

 「了解!」



 ――光の槍が、俺たちに命中。

 爆炎が上がる……。

 

 「きゃぁ~~~~」

 リースの悲鳴が上がる。


 「ぐぉぉぉ!! なんのこの程度……」


 ――オレは尻尾を盾にして、リースを庇いつつ光の槍を耐えた。


 砂虫サンドワームはその様子を満足そうに見ている。

 奴の口角があがったように見えた。

 既に勝利を確信したような様子だ。


 


 ……爆炎の中から、俺たちが現れる。

 

 「尻尾 尻尾が!!」


 リースが狼狽した声を上げていた。

 オレが尻尾を見ると、オレの尻尾の皮は剥けていた……。

 ――少しだけ痛い…。


 「尻尾くらい安い物だろ? ぐはは!!」

 「……」


 この一撃は何とか耐えたけど、次来たらヤバいぞ……。

 オレの攻撃が通らないって反則だろぉ?


 ――埒があかねぇ。



 「砂虫サンドワームは一応土竜族。 竜の眷属ですから、地形適応で2ランク強くなってますよ。 油断しないで」

 「地形適応?」

 

 リースはオレに頭の上で何やら言っている。

 オレは首をひねりながら話しを聞いた。


 地形適応とかランクUPとか何とか初めてきくんだが……。

 そもそも、この世界で俺以外の竜ってみたことないだろ!?

 ――いや、目の前に居るか。


 

 「得意地形に居ると、アイツの強さで言うと土竜みみず土竜神みみずかみにらんくUPなんですよ」

 「竜にもランクあるのか?」

 「はい、有りますよ」

 「どんな感じなんだ?」


 ――ミミズ神って、なんかかっこ悪い名前なんだが…。

 

 リースは更に続けた。


 「エッグ、ベビー、キッズ、無印、キング、最後に 神です」

 「オレは神竜だよな?」

 「神竜の神クラスで最強ですけど、オールラウンダーなので、苦手地形もないけど適応地形もありません」

 

 なんかリースが不気味な事を言い始めた。

 「苦手地形は無い」其処はいい。

 むしろ好都合。

 しかし、「適応地形もありません」――……だとよ。

 

 なんかヤバい予感が脳裏をかすめる。

 

 オレはリースに尋ねた。


 「どういうことだ?」

 「あなたはオールラウンダーの万能包丁で何でも切れるけど、菜切りをするときは菜切り包丁には劣るって事ですよ」


 リースの主婦向けのような説明で更に分からなくなったが、俺には得意地形は無いらしい。


 ――で、……向こうは自分のお得意の地面に張り付いていると――。


 う~ん、どするかなぁ。

 面倒だ、極大ので大陸ごと消し飛ば……。

 その刹那、おれの脳裏にフレアやユナの姿が浮かんだ。

 流石にまずいよな…。



 足元には砂虫サンドワームが居る。

 奴は嬉々とした表情で巨大なアギトをパクパクさせながら体を揺らせている。

 ――勝利を確信して、歓喜の踊りをしているのだろう。



 「どうするんですか?」

 リースは不安そうな口ぶりで聞いてきた。

 ……どうするオレ様、思考を止めるな考えろ!!



 俺の視線の先に湖が見える。

 畔にはフレアが走って来るのが見えた。

 ――彼女の手には小型ハンディ大砲キャノン

 そして、近くには水門も見える。




 ――オレの頭に作戦が浮かんだ。


 「おいリース」

 「なにですか?」

 「あいつの穴に、熱い何かを注ぎ込んだらどうなる?」



 ――――永遠と思われる沈黙が流れた。

 

そして、リースは声を上ずりながら話し始めた。

 

 「ふ、フレアさんの穴に、あなた様の熱い物を注ぎ込む!? こ、こんな時に何を言っているんですか……?」

 「おぃ……」


 完全に誤解されたようだ。

 彼女リースの顔は見えないが、阿修羅と戦神インドラを足したような表情をしてる事は間違いない。

 声の調子から判った。


 「あなたがあの女性を襲う前に、私が貴方に(超核撃スーパーノヴァを食らわせますよ?」


 「おい…おれがソコまで変態じゃねえ、良いからオレの話を最後まで聞け!」

 「失礼しました、何時ものパターンがそうですから……」


 リースは絶望的な事をさらりと抜かした。

 何時ものパターンがそうですから――否っ!

 オレは断じて変態では無いっ!


 そう思いながら、オレは説明を続けた。


 「あの女の穴じゃねえぞ! 砂虫の穴に熱湯をそそぎ込んだら、地形効果はどうなる? と聞いたんだ?」

  

 少し間を置く、リース。

 そして彼女は口を開いた。


 「大変失礼しました。 穴が水で満たされるので地形効果は消えるでしょう、それ以前にあいつも茹で蛸になって地上にでるしか…」



 ――いける。

 後はどうやって水門壊して、くぼ地に湯を流すかだよな。

 リースの魔法で破壊して貰うか……。



 「リース、あそこの水門破壊できないか?」

 「なるほどそう言うことですか。 わたしが壊すより、フレアって娘に開けさせた方が良いかと?」

 「何故だ?」

 「時期に分かりますよ、わたしが彼女に伝えましょう」


 

 リースは何やら呟いた。

 ――例の、鼓膜を揺らす声の伝達だろう。



 遠くに見えるフレアは此方を振り向いた。

 そして手を振って居た。


 そして、彼女は水門に向かって砲撃を始めた。


 爆炎が水門に上がり、水門が破壊される。

 ――破壊された水門から、湖の水が濁流となって窪地に流れ込む。

 流れ込んだ湯はくぼ地を満たし始める。


 しかし、砂虫サンドワームは歓喜の踊りを未だに踊っている。

 ――完全に油断しているようだ、逃げる気配は無い。


 

 阿呆め! その油断がお前の命取りだよ。

 オレ達はそう思いつつ水位が上がるのを待った。

 ――上手くいってくれよ……。




 暫く経つと、くぼ地はお湯の湖と化してきた。

 奴の穴という穴を湯が満たす。

 ――まるで、巨大な湯船だ。


 さすがに異変を察知したのか、砂虫が巣穴から這いだして来た!!

 ――にょろにょろのたうちながら、湯けむりの中、奴の全身が初めてオレの眼前に現れる……。

 


 出てきた化け物に、俺は思わず呟いた……。


 「ふとい!! ながい!! しかも黒い!!!」

 

 目の前に、オレの数倍はある長さのミミズが水上に現れた。

 奴の太さはサイロ以上かもしれない。

 確実に……前より太い!


 刺激を与えたから大きくなったのか?!

 のたうちながら、こちらに向かって泳ぎ出す。


 奴は俺たちを見つけたようだ――迷うことなく、こちらに直進して来た。

 口からはレーザーを放とうとして居る。



 「砂虫サンドワームが突っ込んできますよ! しかも口から何か撃つ動作です!!」

 

 リースの声がこわばる。


 「撃たせとけ、どうせ威力は0に近い」

 「え?」


 砂虫サンドワームのレーザーがオレに当たる。

 ――生暖かいだけだ。


 奴は、驚きを隠せないようだ!


 「光学兵器レーザーと言うのは、湯けむりの中じゃ威力が激減なんだよなぁ」

 「へえ~」

 

 リースは感心していた。



 尚も勇敢に突っ込んでくる砂虫サンドワーム

 

 だが――。


 地形適応が無くなった今、お前に勝ち目はねえんだよなぁ。

 穴に水をそそぎ込まれた時点でお前の負け確定だ。


 それが分からねえ時点で、お前は無脊椎の下等生物なんだよ!

 ……あばよ、砂虫サンドワーム

 


 俺は口の中で、ごく少量の反物質アンチマターを練り上げると魔法でコーティングした。

 

 ――目標、砂虫。


 砂虫は水面を割るように突進し、左右に水柱が広がっていた。

 ――凄まじいスピードだ。



「――早いな……当たるか!?」

 オレは呟いた。


 ――外したらヤバいな……。

 二発目は撃てないだろうな。



 ――瞬間、リースの声が聞こえた。

 「私が足止めします!」


 閃光――

 轟音――



 天空から巨大な閃光が砂虫サンドワームに降り注ぐ。

 ――雷撃が砂虫サンドワームを串刺しにした。


 雷撃の極大魔法サンダーストームか……。



 砂虫サンドワームに外見上、ダメージは無さそうだ。

 しかし、雷撃で砂虫のうごきが一瞬止まる!


 「今です、打ち込んでください」


 オレの背中でリースの声が響いた。

 ……ふ いらぬ事を!!

 


 「いくぜ!」

 オレは、1発の光弾を砂虫サンドワームに撃ちこむ。


 閃光―――

 爆炎―――


 着弾点はキノコ雲が上がり、凄まじい爆風が吹き抜けて行った。


 光弾はE=mc²の公式通り反物質はすべてエネルギーに変わったようだ。

 対消滅反応の前にはTNT火薬の威力も爆竹も同然だ。



――凄まじい熱量の前に一瞬にして砂虫サンドワームは爆砕 轟沈した。

 砂虫サンドワームは粉々になり、光素なって消えていった。

 オーバーキルかも知れないが……。


 「竜神様、やりましたね!」

 

 リースはオレの背中でおおはしゃぎをしている。


 オレは辺りを見渡した。

 ――防御魔法マジックシールドでフレアも、ユナの姉も無事の様だ。

 良かった。



 さ~て、砂虫サンドワームのドロップアイテムは……。


 巨大な砂虫の頭部外殻――アダマンタイト性か。

 まるで巨大な松茸 (つぼみ)だ。



 後は、大量の魔石の山、湖を埋め尽くして山になって居た。

 たしか、これはこの世界の通貨変わりだったよな。

 ――これだけ有れば、村の予算の何十年分、数百年分だろうな?

 

 そして、ガチャカプセルのような透明な球体に包まれた美しい女性達。

 彼女達は、胎児のような格好で全裸のまま容器に入って居た。 


 ……生け贄の女性たちだ。


 ――その姿を見て、オレの心が痛んだ。

 済まない!!

 神であるオレがもう少ししっかりしていれば……。



 その女性たちを見て、リースはつぶやいた。


 「なるほどですね」

 「なにがだ?」


 「丸飲みされて 生きたまま魔力を吸われてたんですよ」


 ――ん? まさか女達は無事だったのか?

 半信半疑でオレはリースに尋ねた。


 「生きてるんだよな?」

 「彼女達は、死んだら意味はありませんからね」


 ――おれは、ため息をついた。


 「ふぅ よかったぜ。 これで終わりだな?」

 「ええ 後はフレアさんとかがやるでしょう」



 女の救出は?

 大量の魔石は?

 ――終わった後の、金だらけの風呂で女をはべらせるのは!?


 オレの野望はどうなるんだぁ~~~?


 「女をカプセルから出すのは? 下に転がっている魔石は?」

 「救出はフレアさんの出番ですし、魔石もあれだけ有れば一気に貨幣価値は無くなりますよ? もっと良い物を貴方様は貰ったんだから良いでしょう?」

 

 リースは言い切った。

 

 つまり、オレの野望は果たせぬまま帰れと……。

 しかし、オレは他に何をもらったんだ?


 ――まあ良いか、帰ろう。

 

 オレはふと思い出した。

……そう言えば、ユナの供物の飴あったっけ。


 「リース 供え物の飴持ってきてるよな?」

 「ここにありますけど、 どうして?」

 

 リースは不思議そうに尋ねた。


 「四等分に頼む」

 「良いですけど、どうして?」


 ――リースは飴を4つに割った。

 

 「じゃ 帰るか。 欠片のうち3個オレによこせ」

 「ケチ! 半分下さいよ」

 「そう言うなら、蜜蜂の巣棚もよこせ!」

 「鬼! あたしのとっておきなのに!」


 「巣まで一気に飛ぶぜ!!」


 リースが背中で文句を言うのを構わず、俺たちは巣に向かって飛び立って行った。

 ――足元の風景がだんだん小さくなって行く。


””


 しばらくしてフレアの頭上に包みが落ちてきた。

 ――包みを開けた彼女は呟いた。


「なんだこりゃ? 中身は飴と蜜蜂の巣棚か……。 いったいドコから?」



 彼女は空を見上げた、其処には黒銀の竜が舞っていた。



 「――竜神、やつからの贈りものか? まさか、あの変態ハリーが竜神様か!?」

 彼女は呟きながら考えていた。


 ……そんなわけ無いよな。

 ――でも、一応手を合わせて拝んでおくか……。



 同時刻、村に居るユナの頭上にも包みが落ちて来た。

 彼女は袋の中身を空けて見た。


 「此れは何だろ……、 中身はあたしの飴? あと、蜜蜂の巣も入って居る!? でも一体何処から?」

 彼女は青い空を見つめた。


 ――ユナの見上げる遙か上空には、黒銀の竜が舞っていた。


 「竜神様って居たんだ。 ――お姉ちゃんは助かったんだね!!」 

 「ユナ、あんたも竜神様に手を合わせるんだよ!」


 その傍で老婆は空を舞う俺に手を合わせていた。

 


 ――その様子を、神眼で見る俺たちが居た。

 ね これが一番の収入ですよ。

 オレの背中でリースが嬉しそうにはしゃ居ていた。


 「そうだな……」


 悪くない気分だ。

 


 ――竜神山には今日も良い風が吹いている。

お読み頂きありがとうございました、これで完結になります。

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