――AM 05:00――
――AM 05:00――
【SE】ドアががガチャンと開く音
隣人「あれ? 変だな……こんな朝早くに、隣の部屋のドアが……開いてる?」
【SE】近づく足音
隣人「……ここは……」
【SE】ドアの部をゆっくりまわす音
隣人「確か、空部屋だったはずじゃ……」
【SE】ドアが開く音。
隣人「はっ!」(びっくりする)
J「あなた、誰です?」
隣人「お、お前こそ、誰なんだよ?
あん? ちょっと待てよ……。確かお前、最近、ここらでよく見かける奴じゃないか?
こんなところで何してるんだよ」
J「何って、決まってるじゃないですか。この部屋の住人に会いに来たんですよ」
隣人「は? 何いってんだよ、お前。 ここはもう何年も前から空き部屋なはずだぞ。
人なんて住んでるわけ……ひぃぃっ」
隣人「おい、お前、何だよ、何なんだよ……。おい、そ、それ……?」
J「クスッ。彼ね、私の可愛い人ですよ。ほら、何ぼうっとしてるんだ、
さぁ、お前も、お隣さんにご挨拶しなきゃダメだろ……」
【SE】ハエがブンブン飛び回る音(フェードイン。MAXのところでプツリと切れる)
隣人「あっ! うわあああああっ」(絶叫)
J モノローグ:
――――それでもいい。こうして お前といられるならば。
このままずっとお前に触れていられるのならば。
それなら、嘘だらけのお前でも、私は一向に構わない。
……むしろもう、ずっと長いこと、こうなることを望んでいたのですよ。
だってどのみち、最初から
何もかも分かっていて、
始めたことだったのだから……。
――――パーフェクトラブ。
奪い、奪われ、
そして、互いを満たし、互いに満たされていく……究極の愛の形。
それを私は手に入れたんです。
こんなに幸せなことは、私。
他には何も思い付きません」
回想シーン
【SE】フラッシュバック音
――僕の声で:(↓冒頭と同じことを言っているが、ここでは消えそうで、悲壮な感じに)
僕「っ、よしてよ、そんなこと……」
僕「で……できないって……」
僕「はぁぁぁぁっ、ふぅ、ふぅ、ふぅ、ふぅ……もう、許して……」
僕「ああっ……うっ、んんんん……やめて」
僕「いやだって……いってるだろ……あああああっ」(しゃくりあげ、なきじゃくりながら)
僕「お願いだから……(BGMいきなりストップ。数秒間間をおいて)
”殺さないで”(エコー)
うぐぐぐぐぐっ……」
【BGM】ぼっ と、ロウソクがともる音
――END――
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
この作品は、煉獄庭園様による「嘘だらけの真実」にインスパイアされてできた作品ではありますが、BGMと本作とは、全く関係のない、単なる作者の妄想であることを、ここであらかじめお断りさせていただきます。




