――AM 01:00――
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登場人物:
僕
J
隣人
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推奨BGM:
煉獄庭園様 “嘘だらけの真実”
――AM 01:00――
(誘うように、艶やかに)
僕「……よしてよ、そんなこと……」
僕「で……できないって……」
僕「はぁぁぁぁっ、ふぅ、ふぅ、ふぅ、ふぅ……もう、許して……」
僕「ああっ……うっ、んんんん……やめて」
僕「いやだって……いってるだろ……あああああっ」(しゃくりあげ、なきじゃくりながら)
【SE】(前にかぶるように)ドンドンドンとドアを叩く音
隣人「うるっせーな! 静かにしろ! いま何時だと思ってんだ! 近所迷惑なんだよ!
夜中におかしな声だしやがって! ったく、それを聞かされる身にもなってみろってンだ!
いい加減にしやがれ!」
【BGM】できれば煉獄庭園様の「嘘だらけの真実」
僕モノローグ――:
Jは、毎晩、僕を抱きにやって来る。
Jは、いつも夜になると、
この安ボロアパートの2階にある、僕の住む部屋に訪ねて来ては、
まるで何かに取りつかれたように 僕の体をむさぼり抱いて帰っていく。
Jが泊ったことは、今まで一度もない。
一度も、だ。
Jは僕を まるで、
“何度も何度も再生可能な、エコでお徳な使い捨て製品“とでも思っているのだろうか?
とにかくJは、毎晩、夜になると、今夜のように ふらっと姿を現しては、
僕を好き勝手にむちゃくちゃ弄んで、
最後は、どろどろになるまで 散々愛欲の限りを尽くした挙句、
僕を一人置き去りにして さっさと この部屋を去って行くのである。




