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「迷子同盟」誕生秘話

作者: 赤瀬川 豪
掲載日:2026/11/05

 僕は星空を見るのが好きだ。

 僕の住む山梨県北杜市は、星空がとても美しい。


 いつもと雰囲気を変えて、ファンタジーっぽく話を進めようと思っている時に、実はちょっと文字を打ち間違えてしまい、


 星空は僕を見るのが好きだ


になってしまったんだ…。(これも面白いが…。)

 そうしたら、何かが降りてきた。

 そうだ、あいつだ。あの「変な人」がまた来た……。今夜も「迷子」は決定かもしれない…。

 (※曖昧な道 ※肩書きと枠 読んでください)


 ついさっき妻とこう話してたんだ。

「昨日も書いてて遅くなっちゃったから、今日は書かずにもう寝ようかな。」

「うん、休んだほうがいいよ。」

「そうだよね。」


 そして今、

「もう、勝手にしたら、おやすみー。」

と笑いながら寝室へと去って行った…。




 さて、始めようかな。


 

「ワレワレハ、ウチュウジンデアル。」

 

 そう、どうしてかはわからないが、星空とともにこの言葉が降りてきた。星空=宇宙から来たっぽい。


 なつかしい…。

 昭和の人ならばすぐにわかるだろう。あの僕たちの知る、独特の宇宙人像。そしてあの喋り方。


 そうだ、確かに昭和の時代には、「あの宇宙人」は存在した。会ったことはないが、皆の頭の中にいた。全国共通だ。今でいうところの「集合意識」だ。


 今、あの宇宙人たちはどこへ行ってしまったのだろう。


 徐々に「チキュウジン」に溶け込んで、今や見分けがつかなくなったのか?そういえば、そんなコメディドラマが最近あったな。

 山梨県が舞台になっていた…。


そう、あれだ。ホット〇〇ット。


「あのさぁ、俺、実は…宇宙人なのね。」


あのドラマ、面白かったな。かなり僕の想像に近い。


 そうだ。宇宙人はもう人間と区別がつかない。そして、人間と宇宙人のハイブリッドも多いだろう。


 これは「ウチュウジン」が「チキュウジン」に溶け込んだのか?それとも、「地球人」が「宇宙人」に馴染んでいったのか?


 いやいや、そんなことではない。僕よ、もっとよく考えろ。

 地球人があの「ウチュウジン」に興味がなくなってきたのではないか?

 そうだ、あの未知の世界の未知なる生命体、それを人間の想像が超えてしまって、今はもうあの宇宙人に関心がなくなったのではないか。


 うん、そう思うと自分では納得ができる。


 だって今の時代に、彼らが現れて、

「ワレワレハ、ウチュウジンデアル。」

とか言ったらどうなる?


「何言ってんの?超キモいんだけど。」

とか、

「えっ、めっちゃウケる〜!」

とか言われてしまうだろう。


 こんな扱われ方をされると、他の星に「移住」したくもなる。


 そうだ。もうきっと「移住」したのだろう。

 うん?というか、彼らは一体何をしに「チキュウ」に来たんだ?

 まあ、ベタな話ならば、地球を侵略に来るのだろうが、あのレベルでは地球は征服できないだろう。

 それどころか、意識からも忘れ去られ、「移住」を余儀なくされている。お気の毒だ。


 待て待て、さっきから「移住」と言っているが、「移住」はお気の毒ではない。むしろ進化だ。前進だ。では彼らは何だ?そうか、「立ち退き」だ。


 次に行く星では、この意識に負けないように、是非とも幸せに暮らしてほしいものだ。少なくとも一時はみんなの意識を征服できたのだから…。


 ちょっと待て。さっきから「ウチュウジンさん」を随分な言い方で立ち退かせているが、本当はそうではないかもしれない。

 そうだ、彼らにも何か事情があったのではないか。

 

 自分の星を離れて、まず地球に「移住」しに来た。そうだ、侵略ではない。「移住」だ。

 しかし、なかなか「チキュウジン」とのご近所付き合いに馴染めず、敢えなく「里帰り」ということで自ら帰っていった。

 

 そうだ。これだ!これならば、少なくとも「立ち退き」という不名誉なことにはならず、「里帰り」ということで丸く収まる。

 うん、こっちの方が平和的で、ほのぼのできる。



 しかしこの人間の意識って一体何だ?


 そうだ。この「意識」とかいう存在が、いつも僕を迷子にさせる。ウチュウジンさんも、きっとここで苦しんだのではないかな。


 もう迷子になったから、この際トコトン迷ってみよう。もしも、この迷子の仲間に入りたければ、是非とも道連れにしたい…。


そうだ、


「迷子同盟」


これはいい。彼らのおかげで新しい同盟が結成できるかもしれない。

今度、会員を募集することができたら楽しそうだ。


 えっ、なんだって?会員?


会員を募集するならば、会員規約が必要だ。



 本会は「迷子同盟」とし、会員は以下の規約を守ることとする。


第一条

 「迷子」になっても、いつかは必ず帰ってくること。


第二条

 「迷子」の途中の「寄り道」は、これを認める。


第三条

 「迷子」または「寄り道」の内容についての説明は、できなくてもよい。


第四条

 「迷子」の題材は自由とする。但し、楽しいものに限る。(第一話で追加)




 うん、こんな感じ…。



 さあ、また忙しくなりそうだ。

 ワクワクが止まらない。



 …だけど、今日はもう終わりにしよう。


「ウチュウジンサン アリガトウ」



最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
迷子同盟ですか? それは良い案ですね。 私も是非仲間に入れてもらいたいです。 私も今日は久々に迷子?になってテンテン… てな感じ 面白い面白い あっ、目の前が晴れてきました。 宇宙からの通信  あるか…
山梨が舞台の、ホット〇〇ット ですか。なんだろ。 とにかく入会希望です。 よろしくお願いします
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