4.5
ユリウスとジェイドのちょっとだけえちえちシーンがあります。
本編にはあまり関わりないので、苦手な方はスキップして下さい。
リウ達の部屋の窓から離れ、そのまま壁伝いに自分の部屋を通り過ぎ、ユリウスとジェイドたちの部屋の中の様子を探る。
部屋の中にユリウス達の姿はない。
この部屋には小さな浴室があり、そちらから音が聞こえるようだ。
この世界では科学の代わりに魔法と魔道具が発達しており、魔道具によって水を出したり、火をおこしたりすることができる。
その為、高級な宿や金持ち、貴族の家には浴室が備え付けられている。
私は隠密のスキルを発動し、部屋の中に滑り込み音を立てずにそのまま浴室に近づく。
浴室の入り口に扉はなく中を窺うことができた。
ユリウスが白い陶器の湯船に浸かっており、そばで薄着のジェイドがタオルやスポンジの用意をしている。
湯煙であまり見えないのが悔しいが、ユリウスの体は細いながらもしっかりと筋肉がついていて美しかった。
「ユリウス様、お体洗いますね。」
にこにことジェイドはユリウスの体を洗い始める。
「いつもじぶんでやると言っているだろうが。」
むすっとしているが強い拒絶は見せない。
「ユリウス様は洗い方が適当なんですもん。私に任せてください。
耳の裏とか首筋洗わないでしょう?」
ジェイドはスポンジを手に取り、全身を撫でるように丁寧に洗っていく。
そしてジェイドの手はユリウスの下腹部にまで迫った。
「もういい、ジェイド。」
ユリウスは少し身をよじる。
「ついでにここも綺麗にしますね。」
そう言ってジェイドはユリウスのものを手で包み込み、洗い始めた……。
その光景を陰から凝視していた私の肌を何かが伝う。
(ヤバい、鼻血が!)
このままでは血で気づかれてしまうかもしれない!!
焦って私は浴室から出て行かざるを得なかった……。
私は自分の部屋に戻り、ベッドに倒れこみ大きく息を吸う。
戦闘よりも体力を使ったかもしれない。
ユリウスの私に対する態度は、峠のゴブリンキングの襲撃の後から少し軟化した気がする。
だが、隠密で二人の様子を窺っていることがばれたら魔法剣で一刀両断だろう。
実は一回、ユリウスに気づかれそうになって肝を冷したことがある。
(早急にスキルレベルを上げて隠密を完璧にしないといけないな。)
自分が腐女子過ぎてどこからがR18なのか良くわかりません……。




