表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/200

鉱洞での採掘依頼、エピソード46

その後も、色々と分身を創ってみました。

この遺跡を進んで来た方々であり、優秀な方が多い。

っても、譲渡された記憶を元にした、擬似人格なんだがな。


ただ、再度、同じ方を分身で創ると、以前に創った時の記憶を持っていた。

っか、俺の譲渡記憶領域へ、分身さんの記憶がさ。

各々の記憶領域へ追加されてんよ。


なんか分身を創るのが楽しくなってな、色々と試してみたんだわ。

したら顕現時間が伸びたりさ。

クロード様に呆れられましたよ。


しかし、俺の譲渡記憶領域には、当然クロード様の記憶もある訳で…


「ふむ、私が2人とは、面妖な」

「確かにな。

 だが…自分が2人なら色々できよう、っと考えたことがあろ?」

「おおっ!

 あの術式の研究か?」

「それだな。

 なれば…」


うん、ご本人2人して盛り上がって居られます。

自分が2人存在って…訳分からん。


で、簡易修行を終えた俺は、最後の試練へと。

ブッチャケるとさ、空間魔術は使える。

クロード様が即死時に習得しており、記憶譲渡にて、俺も扱えるようにな。


では、何故行うのか?

そらぁ、俺に掛けられた強制術式のせいだよ!

解けないんだよ、これ!


既に、小部屋程度の空間を、アイテムボックスとして制御できている。

だからさ、もう試練は不要です。

そんな訳で試練は終わりにしたいんですが…無理でした。


イヤイヤながら、台座から珠をな。

また、激痛?

痛いんだよなぁ、アレ。


躊躇いながら、珠を指輪へと。

点滅するから、イヤイヤ触る。


死にはしなかった、死にはしなかったんだが…

体が千切れるぅ!


微塵切りにされる様な激痛!

いや、捏ねくり回される?

粉砕され、石臼で粉に。


のたうち回ることも出来ません。

息がぁっ!


そんな俺を、クロードさんと分身達が、治癒術にて支えてくれる。

だから、なんとか持ち堪えられている。

で、峠をこえた?


「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ、ごふ。

 こ、これ…絶対、に。

 こ、ころ、殺しに。

 掛かって、ん、だ、ろ?」


息、絶え絶えにな。


「うわぁ。

 アタイ、即死で良かったよ」

いや、ケイさん?


「うむ。

 (それがし)は、痛みを感じたのは、一度だけであったが…そこまでの痛みでは、無かっのであるが?」


「いや、武丸殿。

 貴兄はドラゴニアンである故、ダイルを同じに扱われるのは、如何なものかと」

そうクロード様が武丸さんへな。


そして、俺が落ち着いてきたタイミングでな。


「さて、どの様な能力を得られたかを、調べてみましょう。

 私も協力頼む」

「分かったよ、私。

 最近成功した、鑑定合技であろう?

 では…」


クロード様sが、術式を展開される。

さて、どんな結果にかるのやら?


で、得られた結果が、こちら。


1.インベントリ

  非生物のみ格納可能な保管空間

  容量山脈規模(使用者成長にて拡大)

   内部にて保管場所を区切ることが可能

  以下、区切った場所のみ可能

   ・時間停止

   ・時間戻し

   ・時間加速

2.亜空間

  生物が生息可能な空間を確保可能

  容量はガンドゴワナ大陸に相当

  マナで満たされているが何も無いため、術者にて整備が必要。

3.転移

  見えている範囲にのみ転移可能

  術者成長により、転移距離が伸びる。

4.時間停止

  術者半径100メートル内を10分間のみ時間停止可能

  術者成長により、効果範囲および停止時間が伸びる


以上が結果でした。

うん、俺、唖然。

いや、皆んな、唖然。


規格外過ぎん?これ?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] こんな無限に近いスペースは要らんよなぁ……
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ