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鉱洞での採掘依頼、エピソード35

徘徊するドラウルたち。

中には装飾の一部ってぇ感じで立ち尽くすヤツも。

コイツらが生まれた経緯は知らんが、遺跡探索で良く危険視されてる存在だ。

これだけの数に襲われたら助からないだろう。


ルート上にもドラウルは居る。

だが、生探遮断が出来てるならば、通り抜けれるだろう。


まぁ、マナ吸収や気吸収のように、理不尽な攻撃はしてこない。

ある意味では、安全と言えるか?

まぁ、達人クラスの技量を持つアンデットが居るのに、安全と言えるかは知らんがな。


しかしヤツらさぁ、良い得物使ってんなぁ。

黒鉄装備じゃねぇか。


俺に扱える代物ではないが、売れば莫大な値が付くだろーよ。

まぁ、今の俺ならさ、自分で造れるんだがな。


斥候職には縁のない装備だろうな。

重過ぎるわっ!


俺はガンラエリアにて習得した技を使用。

洞窟上部にな、張り出した棚みたいなのが続いてるのに気付いたんだよ。


岩壁を軽くなった体にて登る。

これ、荷物も軽量化されてね?


スルスルと登れたから、岩棚を移動する。

う〜ん、前より軽量化されてる気が…

気のせいか?


岩棚は切れてる箇所が多々あるが、問題なく跳び移って行くよ。

ガンラエリアで、岩柱の間を跳び移ったことを考えると、大した問題ではないからな。


っと、前方へ生命探知反応が!

むぅ、装飾の如く立っているドラウルがな。

こんな場所へ配置すんじゃ()ぇっ!


下も徘徊しているドラウルが。

これは生探遮断ができてることを信じ、進むしか無いだろう。


ドキドキしながら、ドラウルの前を通り過ぎる。

反応なしだな。

ふぅ。


これなら、下を通った方が良かったのでは?って?

いやいや、甘いな。

あのドラウルってさ、どう言う思考なのか分からんが、不意に得物を振り回すんだぜ。

危な過ぎて通れんわい!


流石に岩棚を徘徊するドラウルは居ない。

結構狭いからなぁ、大雑把に歩くドラウルは落ちるだろ、これ。


だからドラウルは居ないっと思ってたんだが、まさかの設置型が居るとはな!

考えてもみなかったよ。


岩棚を進んでると、たまに金のコインや装飾品が落ちている。

嵩張らないから回収してるんだが、なぜ、こんな物が?

ま、得したって、思っておこう。


そして、岩棚の先が壁に接する場所へと。

下を確認すると、壁には穴がな。

次へ進む洞窟だな。


俺は岩棚から下へと降りる。

徘徊するドラウルの姿が見えるが、離れているから大丈夫だろう。


素早く洞窟へと。

うん、ドラウルは居ないな。


安心して洞窟を進むと、台座が見えて来たよ

チッ、またぁ?、またなのかね?

即死試練、再びです。


ただ、今迄の趣とは違ってるようだ。

台座がね、1つじゃ無いんだわ。


5つの台座が設置され、それぞれに1つ、つまり5つの珠が浮かんでる。

5連続で、即死イベントへ挑めと?


ただ左端の台座には死体は無い。

右端には一体だけかぁ。


壁には壁文さんの文字はないな。

どうしたんだろ?


まぁ、古代文字を読みますかね。

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