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激闘?亜人討伐!なにそれ、美味しいの?エピソード21

ようやく亜空間から出ることに。

っても、外では1秒たりとも、時は経ってない。


爺ちゃんは、ネオ忍術とやらで姿を偽っている。

そうしないと、青年期の爺ちゃんがさ…

青年なのに、爺ちゃんって…頭がバグるわっ!


しかしなぁ、爺ちゃんって物部家の史上最強となっちゃたよ。

スゲーぇなぁ。


『神威殿より上の君が言うと、嫌味にしか聞こえぬが?』


いや、俺、物部家の者じゃねーし。

はい、論破!


『……… ……… ………

 最近、性格悪くなって無いかね?』


悪くもなるわっ!

何年、修行詰めにしたと、思ってんねんなっ!


しかも機械加工技術などの最新技術まで叩き込んでさ。

デバイスを駆使するのが、ネオ忍術って暴走しやがって!


亜空間の外で、大っぴらにデバイス使えるかぁ!

大騒ぎになるわい!


指摘したら、初めて気付いたらフリしやがるし!

ちょと考えたら気付くことを、気付かんハズなかろ!


まぁ、俺は、魔術と忍術に精霊術を駆使すれば、デバイスを隠蔽して使用可能になったけどさ。

その修行で余計に時間使ったんだからなっ!

ちったぁ、反省して欲しいぞ、まったく。


『ほぉっほっほ。

 まぁま、良いではないか』


いや爺ちゃん?

デバイス経由で、念話へ割り込むのは止めてってば。


『そがぁに邪険にせんでも良かろうに。

 それにじゃ。

 儂がダイルと念話可能なのは、ダイルから100m以内じゃてな。

 クロード殿みたいに距離制限無しでは無いんじゃから、たまには良かろ?』


たまにって、結構な頻度な気がするんだけど?

まぁ、口に出さないから、情報漏洩の心配もないしね。


さて、俺の用事は済んだんだけど…帰っちゃダメだよなぁ。


『それはダメじゃろな。

 お主が、久々に来たちゅうことで、里の爺婆が歓迎の宴を準備し始めちょるでな。

 主賓が参加せず帰ったとなればのぅ』


う〜ん。

里に居たら、色々な技を身に付けろって騒ぎに巻き込まれそうだし。

以前はさ、気やマナを扱え無かったから習得できなかっんだよなぁ。

今は多分、可能だから習得させようってしそうじゃん。


そんなん短時間じゃ無理だかんね!


『ほっ!

 これは異なことを。

 亜空間なれば、幾らでも時間が取れように』


そんなんしたら、皆んな亜空間へ居着こうってするでしょ!

騒動、真っしぐらじゃんね!

ヤダかんね!


ハッキリ言って、師匠の件で懲りました。


『しかしじゃ。

 皆が諦めるとは、思えんのじゃがの。


 次代の者が、技を習得できず失伝の危機にある技もあるでな。


 儂らの伝来されつ来た術は、辛うじて失伝しては無い。

 じゃが、秘伝書に記されただけの技も、多々有った訳じゃ。


 この度、ダイルへ全て伝承できた故、失伝は免れたが…

 そうで無ければ、どうなっておったやら。


 そのことを踏まえ、伝承を諦めるとはのぅ』


そんなん言うんですが…

時間は2日も無いんだよな。


実世界では、間に合わないよなぁ。

しかし、亜空間へ、たの方達も入れるのか?


実に悩ましいです!

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