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異世界復讐劇 初代勇者の契約者付き   作者: 九十九夜(旧WN・サザンクロス)
追放偽勇者、迷宮にて古の者たちと邂逅す。
3/13

3話 迷宮の最下層のさらに下。出会う。

ダンジョン前――

「これがダンジョンかぁ。大きいなぁ。」


「勇者ではなくなったけど頑張ろう。」

「あれぇ?一成じゃんww。」

「ど、どうしてみんながここに?」

「どうしてって、女王様にレベル上げのためにここ来たんだよ。まぁ偽勇者のお前にはわかんないだろうな。」

「なっ。」

「事実だろ。」

「くっ。」


しばらくして5階層目まで到達したとき。

「な、なんだあれ。」

「なんかやばいよ。逃げよう。」

「あ、あぁ。そうだな。」

(ん?みんなどうしたんだろ。何かにおびえているかのような顔をしている。)

「おい、メタルウルフが出たぞ!」

「なんだって!?あれは30階層を越えた所からしかでないはずだぞ!」

「それが5階層目のここから北にあるダンジョンを下に降りるポータルの近くで大規模な群れが発生したらしい。」

(え?なんかやばい?)

GRAAWWWWWN

「で、でたぞ。に、逃げろ」

「今の俺たちじゃ対応できねぇ。生贄になってくれよ。〝偽勇者″」

ぐっ、がはっ。

聖剣と思われたものを突き刺され、僕は地に倒れた。

GRAAWWWWWN

メタルウルフが迫る。

「こんなところで死にたくない。」

僕は必至で逃げた。

カチッ。パァ。

「た、たすかった…」

転移トラップによって僕は間一髪で助かったが意識を失った。


「………い。」

「ん?」

「………い。」

「誰だ?…」

「お、生きてるな。大丈夫か?」

「ここ…は?」

「ここは迷宮〝深星″の最下層。であるはずの262144階層の1つ下だよだよ。今迷宮での最大攻略層は何階層だい?」

「えっと…入る直前に見たのは512階層だったかな。」

「人類も弱くなったものだな。まぁあの対戦があったから仕方ないか。」

「ねぇ、ここは何処?そして君は誰?」

「あぁ、そうだったね。ここはこの迷宮の最下層のさらに下、勇者の間。そして俺は夢幻竜王。この世の全てを知る者。そして初代勇者との契約者。」

「え!?初代勇者と契約したの?あんなに嫌われてるのに?」

「はぁ、まだ王国(あそこ)は初代勇者のこと嫌ってるのか。まぁいい。説明もかねて今日は俺のとこ来い。どうせ転移はあの家でしかできないんだからな。」

ザクッザクッ。

「ここって不思議ですね。最下層のさらに下のはずなのに太陽がある。」

「あぁ、あれか。まあ太陽みたいなもんだな。」

「ところで。」

「ん?どうかしたか?」

「君がここにいて僕に出会うまで何年たってるの?」

「ざっと…500年は立ってるな。」

「え?君何者?」

「あぁ、寿命か?ないぞ。そんなもん。」

「え?」

「俺は現在多分いなくなってる種族もいるかもだが…18体の種族の血を引いているぞ。っとついたぞ。」

「え?うそでしょ。」

「いや、本当。」

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