勇者の処理と意思継ぐ者の歓迎…?
「よく来た勇者。して、ここにはどのようなようで来られたのだ?」
「はい、この国で修業をし、魔王を倒すぐらい強くなりたいのです。」
「魔王、ね…。」
「ですので、この国での修行の許可を。」
皇帝黒鉄は玉座から降りた。もう飽きたかのように。
「まぁ、いい。用はそんだけなんだろ。もう下がっていいから。」
「なっ。勇者に対してそんな態度をとるなど。」
「許されない、だっけか?そもそもこの国は勇者なんぞ毛頭神聖視していない。ここでは力と力に見合った態度だ。事前調べで勇者、貴様はBランクに到達したらしい、そうだよな?」
「あぁ、そうだ。」
「Bランクなんぞこの国にはあふれるほどいるし何ならほとんどAランクの奴ばかりだ。だからな、‶Aランクの冒険者を余裕で倒せるくらい強くなってからまた来い。"その時は丁重に扱ってやる。わかったらさっさとこの帝城から出てけ。俺はこの後大事な用があるんだ。」
「何だそれは!?」
「まぁ教えても構わんがな、この国に初代勇者の遺志を継ぐ者がもうすぐ来るそうなのでな、お迎えの準備をしている。」
「初代勇者は魔王と結託して人類を滅ぼそうとした憎むべき存在だぞ!なぜそんな者の遺志を継ぐ者が勇者の俺より歓迎されないけばならないんだ!」
「うるせぇ。今から迎える奴は地獄すら生ぬるい、この世界の10数体しか存在しない竜種を倒したやつだ、貴様なんぞ比較にすらならん。わかったらとっとと出てけ。」
「クソッ。」
ガチャン。
「よう戦狼。元気してたか?」
「あぁ、元気じゃなかったら皇帝なんて続けてないさ。」
「それもそうだなww。」
「で、それが言ってた人?」
「ウエッ。気持ち悪い…。もうちょっとゆっくり運んで…。」
「あ~なるほどお前運ばれたんだな。」
「う、うん。でも霊雪さんの飛行荒すぎ…。あんまり乗り物には酔ったことないけど酔った…。」
「とりあえず先休むか?多分その状態では話なんてまともに聞いたり質問できんだろう?」
「そ、そうする。」
僕がなぜこんなにも疲れて、酔っているのかは1か月前からさかのぼる。




