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第一話 転生した俺の周囲

第一話です。

第一話は、完全新作かな?

この世界に転生して半年が経った。


この世界について、少しはわかってきた。一番の収穫は、言語が少しずつだがわかってきたことだ。

転生して、体だけでなく脳まで新しくなったのだろう。おかげで物覚えがいい気がする。脳が新しくなったのはいいが、前世の記憶が残っているのはなぜなのだろう?


他にわかったことは、この家は比較的、というか金持ちだろうということだ。なぜかって?なんかメイドが何人もいるからだ。ああ、ホンモノのメイドは初めて見たかもしれない、、ちなみに金持ちの理由は後ほど説明しよう。

話は戻って、メイドの人数は見た感じ3人ぐらいなのだが、一番驚いていることはうち一人が猫耳持ちだということだ。猫耳、要するに獣人というやつだろう。猫耳を興味本位で触ったが、ホンモノのような感触だった。もしかしてだが、ここは異世界だろうか?


あとは食事や俺の住む街についてだろうか?

食事は俺はまだ母乳だが、俺の親は普通の飯だ。いいなぁ、俺も食べたい。

基本的に洋食のような感じで、ごく一般的な食事をとっていた。個人的には日本人だからなのか、お米が食べたいなぁと思ってしまう。


あと俺の家族が住んでいる街なのだが、レンガ造りの建物が多いように見える。3、4階建ての建物が多いのだが、前に一度少し遠出をしたのだが、その時の街の方がここよりも規模が小さかったので、まだ都会なのだろう。建物の感じは、なんだろう、レトロな感じだと思って頂けたらいい。

基本的に食事はメイドの人達が買い物に行くので、服や外食で外に出ることが多い。

この前は5時間ぐらい俺の服選びに時間をかけていたな。あの時間は地獄だった、、、


ちなみにだが、最近は少し寒くなりつつある。食事のパンなどの穀物系が新鮮そうだったので、おそらく秋だろう。

なお余談だが、新生児は一ヵ月ほどは外出を控えた方が良いのだが、この母親は3日で外出させようとして、メイドたちに止められていた。俺を殺す気なのかと一瞬思ってしまったのを覚えている。


あと、俺が生まれたときにいた、あのおじいちゃんは、俺の家の近くに住んでいるらしい。




お昼時、、、


「ドン、ドン、ドンッ!」


勢いよく扉がたたかれる音がした。

俺はめちゃくちゃビビったが、家にいた俺の母親を含め、メイドたちもは呆れ顔になっていた。


「なんだこれ、開かんなあぁ、」

「ドンッ! バキッッ、」


ドアが宙に浮いた。いや、正確にはドアごと持ち上げていた。 おじいちゃんが、、、


「わるいわるい、カッセル。ドアが開かなかったから、無理矢理開けようとしたら、取れてしもうた。しかし、ドアはやはり脆いなぁ。」


おじいちゃんが笑いながら、家に入ってきた。ドアを持ちながら。


「ザクセンお義父様、どうして毎回ドアを破壊して入ってくるのですか!」


母がキレた。

10分ほどおじいちゃんにお説教をして、ドアを元に戻させた。

ちなみにドアを魔法でくっつけていた。

はい、これでここが異世界だと確定しました〜、なんでぇ!?


壊すのはいいけど、事実この家はおじいちゃんの元別荘だから、別に壊しても自分のものなんだけどね、、、


話が脱線したので話を戻すと、どうやら本邸にお招きしていただけるそう。 やった〜!




ちなみに本邸は徒歩10分ほのところにあります。実家が近くにあるの、いいね!

本邸は、門に兵隊のような門番がいて、やたら厳重そうになっていた。

本邸のリビングのようなところに着くと、何人か偉そうな人達がいた。家族のようだ。


「こんばんは、ホアセンス。お腹の赤ちゃんはどう?」


母が真っ先に話に行ったのは、俺の叔母にあたるホアセンス。

その隣にくっついているのがシュトラ、俺の従兄弟にあたる男の子だ。やたら好奇心旺盛なのか、俺のほっぺたを引っ張りしてくる。さらにほっぺたを食べようとしたが、止められていた。そりゃあなぁ。

ホアセンスの方は、第二子を授かっており、もうすぐ出産予定らしい。楽しみだなぁ。


「俺のことを忘れないでくれるかな、カッセル。」


俺の母親にこう言うのは、叔母(ホアセンス)の夫、俺の父の兄であるリューゲン。この家の次期当主だ。

あ、説明し忘れていたが、この家はゴットルプ家。ここのあたりを領地とする領地、貴族であり軍人一家だ。ちなみに貴族の中でもかなり偉い公爵家の。

俺の家はその分家であり、伯爵家だそうで、この人たちは本家というわけだ。


「あら、もうみんな来ているの?」


そう言いながら階段を降りてくるのは叔母であり、俺の父の妹であるプロイセだ。

まだ18歳なのになぜか貫禄があるのだが、、、

ちなみにこの人はかなりモテるらしいがなぜか結婚しない。

なぜかというと、自分より金持ちと結婚したいからだそうだが、事実。この人はかなり稼いでいるので、そんな人はほとんどいないだろう。てか、この人無職なのになんで金かせげるんだ?


あと、俺の父のリューベルクは少し経ってから、仕事から帰ってきました。


そ、れ、で、なぜこう親族全員が集まったかというと、なんかの激励会だそうで、どんちゃん騒ぎになりました。

酒とタバコの匂いで、俺は死にそうになっていたのはナイショ。

俺はリビングのソファーで、シュトラと遊んでいた。いや、遊び道具にされていた。



そうこうして、10時ぐらいになると、パーティーは終わっていて、各自の家に帰った。まあ、本家の皆さんは本邸が家なので、実質俺の家族だけが家に帰った。

ちなみに俺の親は寝る前に本を読んでくれるらしい。

今日の内容は、とある勇者の話だったのだが、なんか日本人のような名前が出たりしていた。


俺以外に転生者がいるのだろうか、、、



※ちなみに俺の家族のうち、俺の父の兄弟とおじいちゃん4人は軍人だそうです。

第一話が終わりました。

第二話は、前作の話を読んだことがある人はわかるかなぁ?


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