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間話 運命の出会い

投稿が遅れてしまいました、

申し訳ない、、、

パリ市内が地獄となりつつ中、リューベックはただひたすらにスケルトンを切り刻んでいた。

戦う理由はただ一つ。「ザクセン様がいない間、ゴットルプ家の皆様を守る」ただそれだけである。一応プロイセ様と護衛のシュラン、シュテンダールがいるので大丈夫だとは思っていた。

戦闘は近くにいた駐屯師団の兵士や冒険者もいたので善戦していたが、少しずつ被害が出ていた。

やられていく兵士や冒険者を見ながら、


「一体どこにやられる理由があるのだろうか?」


と思いつつ、スケルトンを狩る。(この人がレベチなだけ。)周りの人達とは戦闘の経験の差が激しすぎるのだ。

ちなみに戦い方は基本ナイフだ。魔法で身体強化をしているけど、、ナイフは常時持っている。

とはいえ、流石にナイフだけではしんどいので、高級の光魔法も出しながらである。モンスター、特に闇系にはこの系統の魔法しか通用しない。


流石に他の連中たちが魔力や体力が尽きかけてきた時、鎧を着ずに特徴的なユニフォームという奇妙な格好をした集団が来た。十数人ぐらいなのだが、全員の気配が違った。只者でないと素人でもわかるだろう。


「援軍だ! ニンジャ部隊だ!」 「やった、助かった、」


あちこちから歓声が上がった。


それからというもの、ニンジャ部隊と皆から呼ばれていた部隊の活躍もあり、なんとかスケルトンの軍勢をメインストリートに閉じ込めることに成功した、、、




その頃近くの脇道ではシュトラが迷子になっていた。あたりには逃げてきた人が何人もいたが、家族はいない。小さな体には人の波に飲み込まれると、出られないのである。

そんな脇道に、スケルトンが数体やってきた。リュービックたちが逃してしまったスケルトンたちだ。

周りの人たちが一方的にやられていく。逃げ惑う人や狩られていく人から逃れようと、壁にしがみついていた。

しばらくすると、あたりには誰もいなかった。そして、俺を取り囲むようにスケルトンが近づいてくる。

とっさに懐に仕舞い込んでいたガターナイフを取り出した。しかし、腰が抜けて動けない。


「もうだめだ、誰か助けて、」


そう心の中で神に願った。


スケルトンたちがあと5メートルぐらいという時に、上から何かが降ってきた。人だ、それも女性が。


白翼狼召喚(マーナガルムサムン)!」


女性が地面に魔法陣を出した。その瞬間スケルトンたちは白色のオオカミにバラバラにされていた。

呆気にとらわれていると、


「大丈夫?」


と、女性が声をかけてくれた。よく見ると、肌の色は黄色で、たぶん自分と5歳ぐらいしか変わらなさそうな女の子だった。だが、なぜか安心できた。だからなのか、この後失禁してしまったのだが、この女の子は、家族のいるところまでおんぶして連れて行ってくれた。


彼女が後にニホン人だと知るのは、もう少し後のことだった、、、

次回も間話になります。

本編はちょっと待っていただきたい、、、

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