第八話 世界旅行 パリ騒乱編 ー骨の大行進ー
第八話です。
まあまあ短くなりましたが、キリがいいので勘弁してください!
ザクセンの弟のホールンと合流した。
なんと海軍の艦隊司令官だそうなのだが、勝手にこちらに合流したあげく部下に仕事を丸投げして来たそうだ。やってることが凄いな!そんなことする奴なんてこの人ぐらいだろう。
ザクセン側
「くしゅんっ!」
なんじゃ、誰かわしの噂をしているのかのう、、、
ということで、ホールン追加で街を観光することになりました。
ちなみにホールンはザクセンと瓜二つなので、ときどきみんなが名前を間違えている。まあ髪型がややガサツなぐらいしかあんまり違いないからなぁ。
そんな感じで街を観光していると、、、
「キャーッ!!!」
遠くから悲鳴が聞こえる。
近くまで行こうとすると、巨大な人流に飲み込まれることになった。
「シュラン、シュテンダール。ゴットルプ家の全員を連れて遠くの安全な場所へ! 私は後から合流する!」
リューベックが即時にシュランとシュテンダールに命令する。
リューベックが人混みに飲み込まれながら向こうに行った。一方俺は俺で人混みに飲み込まれて、家族と離れ離れになってしまった、、、
騒動の少し前、、、
パリ地下、カタコンブ・ド・パリ
「うむ、ここの辺りは警備はおらんのだな。すばらしい!」
この世界に復活した魔王バロールはパリの地下にいた。理由はもちろん仲間集めのためである。実際復活したてのため、魔力や力があまり戻っていないので、早く仲間が欲しいのである。
ちなみになぜ地下にいるかというと、パリの地下には巨大な墓地があり、それを使って眷属「骸骨を作るためである。地上の墓地に行かないのは、警備がありのであまり行きたく無いからである。
とはいえこの地下墓地には大量の骨があり、バロールは簡単に大量の眷属を手に入れた。
目指すは人間界である!
現在 パリ市内で駐屯していた部隊の兵士や冒険者ギルド、パリ支部所属のギルド員が市街戦を行なっている頃、、、
サン・ニコラ・デ・シャン教会 勇者ギルド本部
「なに!パリ市内でモンスター!? 状況は?」
「おいおい、わしの家族は無事じゃろうか? まあリューベックたちがおるから大丈夫だろうけどなぁ、、、」
そう会話をしているのはザクセンと勇者ギルド総隊長の在原だ。在原の隣には真ん中に目のような模様がある布で口元以外覆った副隊長の大志摩がいた。
「とにかく時間がない。大志摩!頼むが待機中のメンバーに戦闘に加勢するように伝えて置いてくれ。」
「ザクセン、すまないが後でゆっくり話そう!」
「また後でじゃな!」
そう在原がザクセンに言うとザクセンも返事ひとつで街に向かっていった、、、
ちなみに在原と大志摩はというと、、、
「またまた大量発生したなぁ、スケルトンども。」
「総隊長殿、お言葉はお綺麗に。」
「わかってるって。さて、片付けるか!」、、、
その頃、俺はと言うと、、、迷子になっていました。
ここどこか知らんよ! 来たことないんだから、、、
もうすっかり暗くなり、家族は見つからないわ骸骨には出合うでうんざりして、脇道でぐーたらしていた。
そんな時、脇道の奥で誰かが食べている音がした。晩御飯を食べていないので、めちゃくちゃお腹が空いていたので、観に行ってみると、、、、、、
上半身裸の人間っぽい形をした悪魔が人間の死体を貪り食っていた、、、
第八話でした。
なんかめちゃくちゃ気になるところで終わってしまいましたが、もう少しお待ちください。
次回投稿は金曜日もしくは土曜日を予定しております。多分金曜日登校できるだろう、、、
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