第六話 旅の前に
第六話です。
世界旅行編の一個前の話です。
ギルド証をもらった次の日。
家族(俺の家族以外に、シュトラの家の人も)で旅行をすることになった。あのおじいちゃん、本当に行く気なんだな、、、
そこで、旅行中に何かあっても自分でなんとか出来るようにと、おじいちゃんに連れられて、シュトラと一緒に街のとある鍛冶屋に行くことになった。俺とシュトラの剣を買うらしい。俺は持っていないが、シュトラは新しいのを買うらしい。どんなのがあるのだろう。
そうこうしていると、店に着いた。
どうやら俺の家うち御用達らしい。そのおかげなのか、この街にある鍛冶屋の中で、1番大きく、客が多かった。
「よう、セファト! 店の調子はどうだ!」
おじいちゃんが店の店主に声をかけた。
「順調そのものだな!! 元気そうだな、ザクセン!」
と、おじいちゃんと元気よくあいさつをしていた。店番は、おじいさん(領主)に対してタメ口だが、後から分かったことだが、二人とも、幼馴染らしい。永年の友か。
おじいさん同士の話がは長かった。
退屈すぎて、シュトラと遊んでいると、
「剣、見にきたの?」
と、店の奥から女の子が出てきた。
見た感じ、俺と同い年ぐらいだ。
せっかくなので、おじいちゃん方がお話をしている間に、剣の見本を見せてもらった。
俺と同い年ぐらいの女の子に、剣について説明してもらったり、見本を持たせてもらったりした。
かなり剣について知っていて、
「これがヲタクなんだろうなぁ、、」
と、思いながら聞いていた。
ちなみに、剣は全てオーダーメイドだそう。あ、絶対に高いわ、、、
大きい剣にしようと思っていたが、体がまだ小さいので、短剣にすることにした。
俺が何にしようか悩んでいる時、シュトラはタガーナイフというものにしたらしい。普通のものより、少し刃が長い物にするそう、、、
一方で、俺はというと、剣についての知識がないので、いろいろ説明をしてくれていた子にオススメを聞いた。
結果、シュトラと同じダガーナイフになりました。一般的な。
俺とシュトラが選び終わった頃になると、ようやくおじいさん方のお話が終わった。
「お祖父様、ジークと自分は選び終わりましたが、いかがなさいましょうか?」
シュトラが報告してくれた。
「もう選び終わったか!? お前達、刀剣の知識なんてあったか?」
「この子が教えてくれたよ」
俺がそういうと、
店主が、
「うちの娘、どうです?可愛いでしょ。名前はシェルですよ。」
「うむ、可愛らしい娘だな。まあ、私は何度も会っているが、孫達は初めてだからな。」
という感じに話が続いた、、、
最後に会計と発注をしたのだが、値段が見たことのない値段だった、、、
おじいさんが、
「お母さん達には秘密だからな!」
と、口止めされたのを覚えている。
最後、家に帰る時、おじいちゃんが店主から、なにやらいろいろ受け取っていたのを見た。
帰った後にシュトラと一緒に何なのか見せてもらったが、骨董品のようなものだった。
だが、剣のようなものは、
「これは日本刀という剣らしい。綺麗だろう。これのために、輸入までしたんだぞ!」
と、おじいさんは言った。
まさかの日本刀だった、、、
もしかして日本の骨董品好きだったり?
剣を注文して半月ほど経った頃。
ようやく剣が完成したそうです。
どうやら家うちの注文を、他の客の注文を後にして、急ピッチでつくってくれたそう。
そんなことしてよいのだろうか?
早速送られてきて、開封しました。
うん、すごくシンプルだ。ザ、普通という感じ。
だが、鍔の部分に家の家紋が入っていて、なんかカッコよく感じた。これで最低限は守れるだろう。
一方でシュトラの方は、なんと二刀流だ。
なんか暗殺者アサシンに見えるような、、、
なんか、かなり凝った作りになっていて、特に鍔は金ピカのさすがは貴族というような見た目になっていた。
俺もそうしてもらったらよかったな、、、
結局、俺とシュトラの父親以外の家族、おじいちゃんと叔母さん。それにおじいちゃんの執事と護衛の人2人となった。
おじいちゃんの執事のリューベリックさんは、おじいちゃんよりも年上の68歳だ。みんなからはセバスチャンと呼ばれている。高齢なのになんかめちゃくちゃ動ける。元々、暗殺者だったらしく、おっと口が滑った。これ以上言ったら殺されるので次に行こう。
他の護衛の二人はシュランとシュテンダール。
ゴットルプ家の両腕と言われるぐらいの実力者だそうです。なんか周りからはイチャイチャカップルと陰で言われているそう、、、
クソッ、リア充め。
俺とシュトラの父親?
おじいさんの仕事を肩代わりすることになったそうで、、、大変そうです。
「兄さんと久しぶりに共同作業する気がする、、」
「リューベルク、口より手を動かせ、これじゃあ終わらんぞ。」
俺だったら絶対にキレてるな。
と、いうことで、父親なしで旅行することになりました。
ちょっと残念。
前作のほぼ丸パクリですね、、、
次回から「世界旅行 パリ騒乱編」に入ります。
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