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坂本梧朗詩集  作者: 坂本梧朗
Ⅳ 第四詩集『蟻と土』     1997年刊

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その26 学校

ロボコップ校長は

カシャカシャと校舎を迴る


眠っている生徒はいないか

話をしている生徒は

マンガを読んでいる生徒は

そして何より

それを放置している教師はいないか


廊下から教室を覗き込む

と、生徒は姿勢を正す

教師は厳しい表情をつくる


ノルマを終え

管理コンピューターの端末に戻った校長は

廊下から覗き見た十秒足らずのインプットから       

教師評価をアウトプットする


全校生徒が

一人の例外もなく

背筋をピンと伸ばして

粛然と知識の注入を受ける

「理想状態」の実現のために


今日もロボコップ校長は

カシャカシャと校舎を迴る


 

 ※ロボコップ…アメリカのテレビドラマの主人公。脳髄だけ残して他の身体は機械化された警官。


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