以前の生活に戻すというのは自民党の口車
コロナ以前の生活に戻すという目標は、安に自民党政権がいいといっているようなもんだ。withコロナといいうながら元通りって、ありえないだろ。
新しい日常を築くというのが正しい見解ではないだろうか。
条件が変われば結果も変わる。これが科学というものだ。人類の歴史のなかで、以前の生活に戻ったためしがあっただろうか。人という生物は、同じ生活をいつまでもできない。それが、知恵の代償だ。
知恵の実を食べたから、エデンを追放されたのではない。知恵を持ったから、エデンに留まることができなくなったのだ。
昔がいいというのは、権力者がその権力を維持したいからに過ぎない。芸術は一代では限界がある。代を経て、多くの知恵が注ぎこまれてこそ、価値あるのもが生み出される。長年の技術の継承を経て、ある日驚愕の作品が現れる。
いつまでも自分が一番というのは輪廻の輪から抜け出せない愚か者である。形のはっきりしない変幻自在が自民党の強さであった。しかし、コロナによって人々は、将来の形を求め始めた。形のないものが先にいても、不安は払拭されない。しかし、形を示せば、多くの支持者が違いを感じ離れる。
自民党政権を場当たり的と非難するが、本来それが自民党なのである。




