憧れの紳士【ヒーローランキング 番外編】
さて、個人的に続きを書きたくなったので書きます!
完全に自己満足の世界ですがご容赦を!
ヒーローランキング異世界金融版!
自分で自分のキャラをランク付けしてみようと思います!
基準は二つ。
①ヒーローっぽいかどうか
②私に気に入られているかどうか
これでランク付けしてみようと思います!
もちろん人間の男キャラ限定です!
さっそくいってみます!
10位:アントニウス・ド・ゼマティス
主人公カースの母方の祖父、孫馬鹿ジジイのアントニウスおじいちゃんです。
小さい体で刺すような魔力。人前で無様を晒した孫の責任を取って引退しても、その魔力には多分衰えなし!
本来なら人前で負けてしまった孫のアンリエットを殺さなければならないのですが、孫馬鹿すぎてできなかったために引退しました。
現在は王国中を気ままに旅して回っているはずの、愛すべきジジイです。
9位:セルジュ・ド・ミシャロン
主人公カースの実家の近所の友達を除いた初めての友人です。
マイペースでぽっちゃり型。つやつや卵肌を持つ男の子です。剣のスティード、魔法のカース、頭脳のサンドラ、美貌と血筋のアレクサンドリーネに隠れて目立ちませんが、平均すると仲間内でも上位にくる実力を持っています。
そのため、貴族学校(中学校のようなイメージ)では首席。二位とは僅差でデッドヒートを繰り広げるぐらいです。
8位:ウリエン・ド・マーティン
主人公カースの長兄、ウリエン兄上です。
品行方正、眉目秀麗。フェルナンドから弟子と名乗っていいと言われるほどの剣の腕。どこに行っても大人気の『模範騎士』です。
そんなウリエンの妻は現在五人。
第一夫人に妹のエリザベス。
第二夫人に元王族ティタニアーナ。
第三夫人以下は元大公家、元宰相の孫、元ゼマティス家の孫などです。
『元』がついているのは全員勘当されたからです。
そんなウリエンには誰にも言えない心の葛藤があるのですが、本編で触れることはないと思います。
7位:スティード・ド・メイヨール
主人公カースとも縁が深く、二歳参りというイベントで知り合ってからの付き合いですね。魔力も低く、成績も良くありませんが、剣の腕なら若手で王国一。穏やかなくせにキレたら平気で目玉をえぐり取る恐ろしい男の子です。
ウリエンやフェルナンドに憧れる一面もあり、これからの成長が楽しみなキャラです。
なお、9位のセルジュとは同じ女と結婚することになってます。一妻二夫!
6位:オディロン・マーティン
主人公カースの次兄、通称オディ兄ですね。ウリエンは兄上と呼ぶのに彼はオディ兄。歳が近いせいですかね。そのせいかカースのことをかなり可愛がっております。
そんなオディロンは12、3歳の頃あわや右腕を失いかけましたが、カースの奮闘でどうにか助かりました。
私生活では耳のないエルフのマリーを見事妻にゲット! 大金を注ぎ込みました!
そんな彼ら夫妻の現在の悩みは子供ができないこと。種族が違うんだから仕方ないですね。
5位:ジャック・なんとか・エロー
カース達が通っていましたクタナツ初等学校(通称、学校)の校長ですね。作中で一人だけ名前がやたら長いんです。
組合長ドノバンとどちらを入れようか悩みましたが、名前のインパクトで校長にしました。
そんな校長は『千魔通し』との異名を持つ豪の者です。しかし喋り方は穏やかで丁寧。大きな体に大きな心。カースの母の姉と何やかんやあったようですが、詳しくは不明です。
果たして老境に差し掛かった現在でも童貞なのか!?
4位:カース・マーティン
我らが主人公カースです。旧名はカース・ド・マーティンでしたが、父親の退役に伴い平民となってしまいました。
主人公なのに順位が低い気もしますが、ヒーロー度が低いんですよね。思い付きで行動するし自分の欲望を優先する奴なんですよね。
それでもお人好しなところもありますし、姉のために命を賭けたこともありました。
よってこの順位だったりします。
最近妹の追随に焦ってるかも知れません。
3位:フェルナンド・モンタギュー
作中最強の剣術使い、剣鬼フェルナンド先生です。その上、細身な王子様のような二枚目。もうすぐ50歳近いのに。
どうも強く設定しすぎた気もしますが、弱点もないわけではありませんので別にいいですよね。
どこまで強くなるのか……
2位:グレンウッド・クリムゾン・ローランド
退位を表明したローランド王国国王です。
勇者ムラサキの血を引き、近衛騎士団数十人より強い王様です。護衛の意味ねーって話ですよね。
もう歳なのにカースのせいで人外魔境で苦労をすることを決意せざるを得なかった苦労人。その苦労は実るのか!?
1位:アラン・マーティン
カースの父親ですね。
まだ騎士でなかった頃から『好色騎士』と呼ばれるほどのモテ男。フェルナンドが細身の王子ならアランは渋めの伊達男。口も達者なためにかなりモテます。そんなアランに妻イザベルはベタ惚れ。アランのためなら何でもするし、何人でも殺すでしょう。最近も……
そんなアランですが、父のように慕っていた師アッカーマンが我が子の命を狙い、我が子カースが師を殺す。そんな地獄絵図に直面しても冷静に事態を収めることができたほどの精神力。内面ではどれほどの悲しみがあったことでしょう。それをおくびにも出しません。強い男です。
番外。
作中ではすでに死んでいるためランキングには入れなかったのが2人ほど……
一人目は……スパラッシュ・ハントラ。
剣鬼フェルナンドとは同い年。冴えない中年サラリーマンといった風貌にもかかわらず歴戦の殺し屋でした。『毒針』と呼ばれクタナツのエース格からもさん付けで呼ばれるほどの男でもあります。
死んでからずいぶん経ちますが、未だに感想欄で語られることもあります。惜しいキャラでした。
二人目は……コペン・アッカーマン。
剣鬼フェルナンドの師であり、先代『毒針』でもある達人ジジイです。複雑な過去を持ち、弟子として面倒をみていたカースの命を狙います。あの時はあやうくアレクサンドリーネまで死んでしまうところでした。
それなのに、カースはそんなアッカーマンを憎みきれません。未だに心の中では先生と呼んでいるようです。だから甘いって言われるんですよね。
自分の作品ですが、色んなキャラがいるものです。
なんだか感慨深いですね。
これからもダラダラと続く異世界金融をよろしくお願いいたします。
あ、これだけ書いておきながら『金融』に関する話題が全然出ませんでした……
タイトル詐欺でごめんなさい……