プロローグ ト書き
小説家になろう初心者です。拙い所等あるかもしれませんが頑張って作っていきます
小さなステージの上に男が一人。見た目は高校生ほどに見える、そこまで顔も端麗ではない、だが人を惹きつける何かを開場中に放っていた。男がゆっくりと語り始める
「カラスが飛んでいた」
「カラスの鳴き声がした」
「カラスが居た」
段々とステージが暗くなる
「カラスが飛んでいた」
「カラスの鳴き声がした」
「カラスが居た」
「カラスが飛んでいた」
「カラスの鳴き声がした」
「カラスが飛んでいた、居た、鳴いていた、泣いていた」
「気づくと夜になっていた」
「いや違う、空を埋め尽くすカラスが」
「居た」
「暗転」
ステージが真っ暗になる
パチパチパチ
パチパチパチパチパチ
最初はまばらだった拍手の音が段々大きく開場全体を震わせていく
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
幕が降りていく
これはある青年が演劇に触れて、変わっていく物語
ちょっとした興味なのですが、演劇部に限らず部活あるある等あれば感想欄等で教えてください。
週一更新になると思います