あらすじ 登場人物
●あらすじ
いつの時代からかも忘れるほど、人類の敵〈バーピック〉との戦いは今も続いている。
人類の敵は圧倒的な物量とユニークさで宇宙、空、大地を我が物顔で進軍し、人類はその被害から逃げ続け、ついには地下へと潜るしかなかった。
そんな経緯も今の人類には遠い昔々の物語で、歴史で知るのではなく、おとぎ話となっていた。
そういった時間の中でも、疲弊した人類が作り出した少女の姿を模した、人工生命体『ファミネイ』とともに人類は生存の道を模索していた。
今も、人類と少女達は生きるために戦っている。そして、たまにというか、いつも楽しいことで遊んだりしている。むしろ、少女達はそういった風に明るい性格に作られているせいでもあるのだが。
さて、基地に新たに配属されたアキラと部下になった3人の少女達は〈バーピック〉との戦況を変える為に今日も頑張るのだった。
これはそんな少年と少女達の戦闘、日常など明るく、かるくもすこし不思議で、時折、影を射す『モラトリアムの終末』での一幕。
空想恋愛・科学奇劇モノ(ラブフィクション・サイエンスコメディ)
【語られるエピソードは時系列順とはなっておりません。連作短編であり基本、エピソード事で話は完結しています】
●登場人物
アキラ 人類を守る基地に着任した少年。人間。
カレン アキラの部下となった、赤みのある髪のファミネイ。
ルリカ アキラの部下となった、黒髪のファミネイ。
レモア アキラの部下となった、金髪のファミネイ。
ハヤミ 基地の司令官。人間。
シノ ハヤミの秘書。ファミネイ。
ターニャ エンジニア部門のファミネイ。