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第25話●うちの女性陣て強いよな

ボス戦後半です。

そろそろみんながもってるチートを

小出しにしないとですよね。

ふたたび不死系(アンデッド)魔道士が両手をかざして魔力を集め始めた。


「フン。久方ぶりの来客にワシも楽しめたぞ。

しかしここら辺で幕とさせてもらうかの。」


言いながらアイツの頭上の黒紫の渦が大きくなっていく。


こいつはやべぇ!

どう見てもさっきよか強力なヤツじゃねぇか!!


ただでさえさっきのアイツの闇属性魔法でこっちは半壊状態だってーのに、もっかいあれクラスのやつもらっちまったらほぼ確実に終わりじゃねーか!!


畜生! なんか、なんか手はねーのか!!!




―――と、その時、


背後からのまばゆい光に思わず振り向く。


「―――アイ?」


アイの左前髪についてる太陽の髪飾りから、見た目通り太陽みたいな光があふれていた。


「―――なんかわかんないけど、この力なら!」


そしてアイの瞳には揺るぎない力が(とも)っていた。




「骨まで粉々になれぃ!【闇鎖網(ダークネビュラ)】ぁ!!」


「アタシはすべて護る、、、もう、

護られてるだけじゃないっっ!!!!

絶対領域(フォース・フィールド)】!!」




――――――――!!!!




とんでもない衝撃音。


一瞬、確実に死んだと思った。


「…………。」


おそるおそる、目を開ける。


衝撃は"音"だけで、オレの身体にゃ、1ミリのダメージもなかった。


「こ、これは…………?」


オレら5人は、黄金に輝くバリアに護られていた。


「あ、アタシもわかんないけど、頭に術式が

自然と浮かんできて詠唱出来たみたいで……。

何レベかわかんないけど高レベル神聖術の

絶対領域(フォース・フィールド)】……。

ハァ、ハァ…………」


アイが肩で息をしながら、自分の目の前に両手をかざしてその神聖術を展開していた。


「……アイ!」

「アイさん!!」


エルフ2人も安堵と驚きの目をアイに向けている。


―――クッソ。


なぁにが『アタシは聖女じゃない』だよなぁ!!!


お前いったいどこまで頼りになるんだっつー話なんだよ!!!!


「……お、おのれ悪あがきを!

その膨大な力、いつまで維持出来るつもりか!

こうなれば聖女!貴様の神聖力が尽きるまで

何度でも闇魔法を撃ち込むだけよ!!」


「……その前に終わらせちゃうけどね。」


!!?


今度は左後ろからの声に振り返る。


声の主、ユミィが片目を閉じ弓矢を構えて、闇魔道士に狙いを定めていた。


普段はウインク出来ねえくせに、弓を構えると片目を(つぶ)れるとかスキル効果なんかね?


そのユミィの左耳、三日月を模したピアスから虹色の光があふれだしていた…………………………!!




「……なんだろ。わたしもなんかいけそう。

【スターライトアロー】」




言うより速く、ユミィからキラキラ残像を残しながら彗星のような矢が放たれ、闇魔道士の眉間に吸い込まれた。




「……カハッ?」




詠唱を中断させられた闇魔道士が、スローモーションで後方に倒れていく。




「……まだ終わらないわよ……!」




レイトがいつの間にか、闇魔道士のすぐそばまで距離を詰めていた。


ナーシュの機転で、風精霊(シルフ)から【加速(アクセラレーション)】の魔法を付与されていたんだろうか。


「……がっ、じょっ女王よ!わっワシは!!」

「……生憎(あいにく)ね。何度も言うけど

私は女王じゃないの。」


レイトの白銀のレイピアがひと際輝きを放った。


「【ミリオンスラスト】」


目にも止まらない、何発何十発もの突きがレイトのレイピアによって、闇魔道士の身体に刻まれていく。


「おごおおおおおおおおおお」


「知ってる? 白銀(シルバー)

不死系(アンデッド)特攻2倍ダメージなのよ。」


「……ぁぁぁあ、ワシは、ワシは、、、」


「もう疲れたでしょう。眠りましょ。

【ファイナルレター】」


無数のレイピアによる突きが収まったかと思った次の瞬間、闇魔道士に大きく【Z】の文字が撃ち込まれ、闇魔道士は霧散して消えた。


「…………よくわからないけれど、

古代の女王と同じエルフとして、せめて私の手で

送らせてもらうわね。」


そう言い終えて、レイトはレイピアを拭うと鞘に収めた。




やった、勝った!


「まじか!やった!!レイトやるじゃねえか!!」

「さすがレイト!! 大丈夫?ケガはない??」


オレとナーシュは闇魔道士にトドメを刺したレイトに駆け寄る。


「ありがとうナーシュ!あなたのお陰よ!!

あなたの【加速】付与が決め手だったわ!!

……あ、愚図は触らないで。アンタ今回なんにも

してないじゃない。」


レイトはナーシュに抱きつきながら、オレを片手で払った。


「……いやでもよ「それよりアイとユミィを

褒めてあげなさいよ!」


「あ、そうだな」


レイトに言われて、逆転の切っ掛けを作ってくれたアイとユミィに振り返った。


「えっ、アイ? ユミィ??」


慌てて2人に駆け寄る。


アイもユミィも力尽きたのか、疲弊しきって今にも倒れんばかりの状態だった――――

レイトじゃないですけど、

セイヤくんマジでほとんどなんもしてないですよね笑


倒れかけのゾンビゴーレムにラッシュかましたくらいですかね?

両手剣持たせちゃったから、盾とか使えず前線でのタンク的役割もいまいちだし(5人揃った時のタンクはありちゃんなので)

アタッカーとして輝かせたいと思うのですが、

今回のエルフリッチは同じエルフのレイトが倒さないとって流れになってしまったので、

また次の機会ということで……。


(2026/01/29)

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