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恋愛したくない

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

刺激求めた時点で、暴走が始まりそうなので。

恋愛においてよく言われる言葉。『ドキドキしたい』『強引に事をなして欲しい』『不安に思いたい』。春を思わせる様な言葉の数々である。そして同時に若いと思ってしまうのだ。


彼と出掛ける場所は決まっていた。噴水のある公園か、物静かな会話が聞こえる喫茶店。もしくはクラシックが流れる本屋。派手さのない、物静かな場所達。其れでも、此処で流れる空気感が私はとても好きだった。

今日は天気が良かったので、噴水のある公園に出掛けた。陽の当たるベンチに腰掛けて、何をするでもなく互いにぼんやりする。すると彼の方から口を開く。

「飽きてない? 何時も同じ場所で、同じ事して」

出掛ける場所を決めるのは、何時も彼の方からだった。その事に対して特段不満は無い。寧ろこれ以上満ちたものなど求めない。

彼の顔を見詰める。視線が惑う様に揺れた。気を使ってくれているのだと知った。

「全然。おばぁになってもこうしたい」

「そう。恋愛するならドキドキしたいって意見も見たから、その……えと……」

「……無理はしなくて良いからね?」

あんまり女慣れしてない事から察するに、多分私が初めて付き合う人だと思う。だからきっと実体験ではなく、様々なメディアから情報を仕入れている。

そして多分この考えに至ったのは、多分テレビのバラエティだと思う。『やっぱりたまにはドキドキしたい』、『きゃーって言いたい』。そんな若い子達の言葉が脳裏を反芻する。

ついこの間、同じものを見たから分かる。同様に考えているのでは無いかと感じたのだろう。

「あんまり私は恋愛っぽい恋愛はしたくない。なんかもう、傍に居てくれるだけで良い。刺激とか要らない。ドキドキなんて仕事の失敗で浴びる程してるから、これ以上は要らない」

あんな心臓発作起こした様な動悸は仕事以外で味わいたくない。生涯かけて御免である。寧ろその心拍数を一定値に戻してくれる空間が何よりも欲しい。

「私も好きにするから、君も好きにしたら良いよ」


ずっと恋愛し続けたい。というのは、飽きたらきっと別の誰かを求めてしまう。刺激だけを追い求める生活に落ちてしまう。だから今のままで良いと思ってる。

以下何でも許せる方向け。

個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。


『ドキドキしたい』『不安に思って欲しい』

そんな言葉を聞く度に、年齢関わらず、

『若ぇ〜〜』

と思ってしまいます。


私はあんまりしたくありません。

壁ドンとか、路チューとか、怖くて出来ません。

仕事のミスだけで十分なんだよ!!

罪悪感という名の動悸で死にそうになるぞ!!


基本的に傍に居てくれるだけで満足。

何も言わなくても空気が好き。

という様な親友の空気感が好きなんです。

互いに黙っていても、『気にしなーい』みたいな。


歳をとってもその恋愛感だと、私自身が浮気に走ると思います。

だって刺激が欲しいだけだから。


スリルを求めるにしても、相手側の刹那の演技だけで十分ですよ。

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