<パジャマへの着替え>
基本入所者は服のまま寝るのですが、家族の要望などによってパジャマに着替えさせることがあります。しかし、このただの着替えにかなりストレスが溜まります。時間としては夕食、歯磨きの終わった時間であり、夕食の前に日勤も帰ってるので二人体制の時に職員一人が一人の入所者にずっとついていなければならないのです。
そのため一人がパジャマへの着替え、もう一人が着替えない人をベッドに誘導するということになるのですがやはり事故が起こりやすくなります。一人でまともに立てないにもかかわらず立って転倒する人やエレベーターでほかの階へ行こうとする人など様々な人が出ます。
じゃあ、勝手に行動する人を先にベッドに連れて行けばいいと考える方もいるかもしれませんがどういうわけか、パジャマに着替えさせなければならない数人+着替えさせる必要のない数人がこれに該当するのでどうしてもパジャマに着替えさせて寝かせなければならないのです。
しかも問題は素直にパジャマに着替えることの方が珍しいということです。
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「助けてー!」
「誰か―!」
特に着替えで時間がかかるのは女性入所者です。これには理由があって、女性のほうが長生きということもあって入所者には女性が多いにも関わらず、夜勤者が来るまでの夕方から夜にかけての時間にいるのはほぼ全員が男性職員だからです。
確かに傍から見れば男性が女性の服を脱がそうとしているという場面であり、大声で叫んだりするため着替えが進みません。状況によっては後回しにして落ち着いた時にやるのですが、職員としては夜勤者が来るまでにやらなければいけない仕事のためやるしかないのです。なぜならこれは本来やるべき仕事であり、着替えさせていないのはその仕事をやっていないということになってしまうからです。
また、このようになってしまうのは着替えさせる、服を脱がせる直前だったりします。着替えさせるためにトイレまで誘導した時にはすんなり来てくれたのに、急にこうなってしまうので職員が脱がすために服に手をかけるまでどうなるかわからないのです。
そのうえ、このように叫んでいる人でもいつもこうなっているわけではありません。前日には自分で服を脱いで着てくれるということまでやってくれてた人が翌日にはこうなるため、この落差は精神的な負担にもなります。
ちなみに朝は夜勤者が朝の出勤者が来る一人だけの時に普通の服に着替えさせるので朝は朝で負担です。
できればしたくない仕事の一つでした。一人でパジャマに着替えられないのであればもう着替える必要はないと思います。ほかの人と同じようにパジャマに着替えないだけでどれだけこちらの負担が減るかと考えるほどのものでした。
またやパジャマになる理由としては夜とそうでないときのメリハリをつけるためということらしいですが、そういった入所者に限って夜はパジャマ徘徊しており、パジャマになったぐらいでそんなことわかるはずがないという人に限って着替えさせなくてはならないというのも一つの現実でした。
自分が思っているにまともな話はこの項目で終わりです。最後の話は、愚痴、悪口になると思います。




