186話の放課後
こんにちこんばんは。
説明をしたくなったので更新することにした仁科紫です。
それでは、良き暇つぶしを。
いらっしゃいませっ!久しぶりに開店ですよ!
チェシャ「本当にね。」
本日のメニューはコチラ↓
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本日のメニュー
・月音家
・邪気って?
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チェシャ「...え。その為だけに開店したの?」
えへへー。そうなんですよねぇ。ほら、なんだかんだで説明不足じゃないですか?明かされていない謎とかありますし。
チェシャ「まあ、それもそうなのだけど。」
ということで、早速行っきまーすよっ!
月音家
狐の神様に代々仕える巫女の家系。
その代に一番最後に生まれた女性が女主人となり、世継ぎを出産する。
狐の神様とは言っているが、実際のところは神様に近い狐であり、神様ではない。ただし、それに近いだけの力を所持しており、寿命という概念を持ち合わせていない。
嫁となったものの主な役割は狐の神様の世話である。長い時を生きることから精神面の補助や生きる糧となるものを差し出すことを仕事とする。生きる糧とは食事だけではなく、娯楽なども含まれるため、嫁となったものはそれなりに苦労する。
特徴として、母親の顔を引き継ぐというものがある。理由としては月音家の種族は人類種ではなく、アニマル種であるからだ。生まれた当初は狐の姿をしており、初めて目にしたものの姿をとるというのが月音家の生態である。そのため、同じように育つが、雌雄の体つきに若干の差が生まれる。
また、同じ代に生まれた女性は思考をリンクさせることが出来、互いに何かあったときは情報を共有することが可能である。これにより、璃は鳴に危機を知らせることが出来たのである。
って感じですね。
チェシャ「長いわね...。」
あははー。長くなっちゃいました。とはいえ、大体は説明できた気がします。他にも質問がある方は感想にてお知らせ頂ければお答えしますよー。
チェシャ「それ、そのときの思いつきで答えるつもりでしょう。」
うっ。バレましたか。まあ、とりあえずはこの辺りで終わりにしまして、次に進みますよー。
チェシャ「邪気について、だったかしら?」
ええ。そうです。急に邪気っていうワードを出してしまいましたからね。説明しておくべきかなぁと。
チェシャ「...本編でしなさいよね。そういうのは。」
突っ込むところが思いつかなかったんですよねぇ。ということで、説明いっきまーすっ!
邪気
風邪の元となるような体に悪い何か。清浄な場所には存在出来ず、消えてしまう。ヒトの負の感情により生まれ、空気中を漂う。
ときに余りにも強い負の感情を溜め込み過ぎると邪気に呑まれ、乗っ取られてしまう。
って感じでしょうか。
チェシャ「へぇ。そういえば、璃さんが邪気を纏った人に襲われたと言っていたけれど、あれはどういう事なのかしら?」
えーっとですね。璃さんが通った場所はチェシャが通った道とはまた別でして。国中をまわってからお社に向かうという道程だったんですよ。本来は。
今回、国をまわっている途中で、邪気を溜め込みすぎてヒトを襲うようになった人に遭遇し、浄化しようとしたんですけど、他のヒトを庇おうとしてうっかり噛まれてしまいまして。そうして内側に侵入した邪気によりじわじわと乗っ取られながらもなんとか浄化には成功し、もう少しでお社という所まではたどり着いたのですが、その頃には邪気により殆どの意識を乗っ取られていたというわけです。
チェシャ「...どこのゾンビ映画かしら?」
あはは。ツッコミされても困りますねぇ。まあ、そういう理解の方がわかりやすいじゃないですか。
チェシャ「まあ、それもそうなのだけど。こう、和ものかと思っていたらゾンビものだったとかギャップが激しすぎるというか...納得しづらいというか...。」
そこは、考えるのではなく感じるのですよ(o´・ω-)b
チェシャ「...なんだか腹立たしいわね。」
...さあ!今日はこれにて閉店です!閉店ガラガラまたいつか!
チェシャ「ちっ。逃げたわねぇっ...!」
それでは、これ以降も良き暇つぶしをお送りください。




