75話の放課後
こんにちこんばんは。
思いの外長くなって驚いた作者の仁科紫です。
それでは、良き暇つぶしを。
本日も開店ですよー!
チェシャ「今日のメニューは何かしら?」
こちらになっております!
本日のメニュー
・5千字超えてたんよ。
・奥義って?
・レンはどうして持ってたの?
・レンが最後、生き残っていた理由。
チェシャ「…まあ、最初の以外は気になるわね。」
えー。気にしてくださいよー。
なんとこの決着回、5千字となっていたんですよ!!
チェシャ「…いつもより千五百字くらい多いかしら。」
そうですね。書いてたら長くなっちゃいました。
…というか、決勝だし、苦戦させないとなぁと考えた結果、行き着いた結末です。
パワーバランスって難しいですね…。
チェシャ「まあ、今回のを見ていると、レンと私が抜き出て強い、見たいな勘違いが起きそうなのよね。」
そうなんですよねぇ。困ったものです。
他にも、聖女ちゃんもかなり強い部類に入っているんですけどね。
オルレアン「呼びましたなのです?」
チェシャ「あら。別小説になってようやく名前登場なのね。」
そうですね。前は散々、???で表してましたからね。
オルレアン「それなのですっ!私の扱い、雑すぎませんか!?なのですっ!」
チェシャ「…語尾が付け足しになるのはどうにかならないのかしら。」
オルレアン「ならないなのです。この口調は可愛いから採用しているなのです。あつ森にでてくるどうぶつさんたちと同じなのです。」
…同じというよりかは、似ているというのが正しい気がしますけどね。
チェシャ「なるほどね。さて。それで、奥義って結局、なんなのかしら?」
オルレアン「そうなのです!それが気になったので遊びに来たなのですよ!」
奥義はですねぇ。言ってしまえば、自分だけの必殺技ですね。必殺とか言ってますけど、攻撃だけでなく、デバフでも、バフでもありです。
要は、某ゲームでいう、宝具的な扱いですね。1人につき、1つまで。効果は、経験をつむごとに強化されていくという形です。
オルレアン「おー!私なら、バフ系統になりそうなのです!ジャンヌ様みたいになりたいから!なのです!」
チェシャ「それで、その奥義ってどうやったら手に入るのかしら?」
本来は、ある地点まで到達する、またはクエストをクリアすると貰えるものです。
チェシャ「本来なら、なのね。」
オルレアン「ある種のエンドコンテンツ的な感じなのです?」
そうですね。そんな感じです。
しかし、それでは面白みがないということで今回のようなイベントの報酬としても貰えます。
チェシャ「ふむふむ。それで、今回はどういう、条件を満たせば貰えるのかしら?」
オルレアン「確かに!それ、大事なのですっ!」
今回は、1位と2位になった人、ですよ。
オルレアン「ガーン…なのです…。私、貰えないなのです…。」
チェシャ「あら?でも、レンはもう持っているわよね?」
オルレアン「はっ。ほ、本当なのですっ!それで、どうなのです!?どうなのですっ!?」
チェシャ「…凄い元気ね。」
その通りです!レンはもう持っているので、別の人…あ。3位決定戦やってねぇや…。
まあ、その3位の方に報酬として渡されるでしょうね。
チェシャ「ちょ、ちょっと!?」
オルレアン「そういう事なら、えっと、✝血の眷属✝にゃーさん?でしたなのです?ぶっ倒しますなのですよ!」
…やらなくてもどっちが強いかは明白という。…相性が悪いからなぁ。
チェシャ「まあ、奥義についてはなんとなくわかったわ。」
さて、次はレンの奥義の説明ですね。
チェシャ「待ってたわ!」
オルレアン「えー。それは興味ないなのです。」
それなら、オルレアンさんには帰ってもらいましょう。
代わりにレンでも喚びましょうか。
オルレアン「え、ちょっと待っ…」
レン「代わりに登場、レンだよ!」
チェシャ「…いつも思うのだけど、レンってよばれるのを待ち構えているの?毎回、登場が元気なのだけど。」
レン「そういうものだからだよ。」
そうそう。そういうものだからです。さて、レンの奥義ですが、現在はこうなっていますよ。
雷神一刀
一刀目に超強力な電撃を放てる。
雷獣:一点集中型。
直線上にいる敵をまっすぐ狙う。…レールガンっぽい?ただし、そこまでの威力はない。
雷波:範囲型。
地面に叩きつけると半径10メートルの敵全てに当たる。
チェシャ「…よく私、避雷針でいけるんじゃね?って思えたわね…。」
レン「あはは。まあ、障害物があると、そっちを先にターゲティングしてしまうから、使い勝手は悪い技だよ。」
まあ、それに関してはこれからですね。奥義は成長しますから。
チェシャ「それで、どうして持ってたのかしら?」
レン「あ。やっぱり、気になるよね?」
そうですね。まあ、そこはレンのベータ時代を語らなければでしょうね。
レン「うん?そこまで難しい話ではないけどね。
単純にβのときにあったイベントで優勝したときの報酬っていうだけさ。」
チェシャ「へー…。ん?それなら、レン以外も?いるのかしら。」
レン「いや、いないよ。1位だけが貰えたからね。それを引き継げたのも、たまたまだし。」
あー。なんか、誤解してますね。
ベータのときのアイテム類が引き継げたのは、奥義を引き継ぎするためなんですよ。
レン「え。そうなの?」
チェシャ「あら。それだと、ベータをプレイしていた人と差ができないかしら?」
大丈夫です。強力なものほど、ステータスの制限がありますから。結局、インベントリのこやしにしかなりません。
レン「なるほど。でも、奥義を引き継ぐ理由は?
もう一度取得し直す方がフェアだと思うけど?」
まあ、単純な話、どの道同じ技を取得するなら、引き継いでもいいか。ということです。
確かに、初めは実力が抜きん出るでしょうけど、そればかりに頼るようでは、勝てなくなっていきますからね。
チェシャ「ふーん。なるほどね。最強の矛を持っていようと、動きが素人なら、大砲を用意してしまえば倒せるのと同じってことね。」
レン「そういうことか。
確かに、基礎的なスキルを身につけないのはまずいね。」
そういうことですね。
あ。そうそう、レンが最後の最後、生き残っていた理由ですが。
レン「あー。あれね。僕はね。〈騎士の誇り〉っていう、致命傷を受けたときにHPが1残るスキルを持っていたんだよ。」
チェシャ「おー。なるほどね。だから、生きていたと。
むぅ。納得はしたけど、腹立たしいことには変わりないわね。
猫みたいに持ち上げてっ!あー!今からでも腹が立ってきたわっ!」
レン「お、落ち着いて、ね?」
そ、そうですよ!お店で暴れな…ふぎゃっ!?
なぜに私ですかっ!?
チェシャ「あら。ごめんあそばせ?うっかり手が滑ってしまったわ。」
レン「あらら。」
レンも!あららって何ですか!あららって!
チェシャ「ふふふ。別にいいじゃない。気にしないでね?」
…はぁ。チェシャには一生勝てない気がします…。
さて、本日のメニューはこれにて終了ですね。
放課後カフェ『狂い猫』の今日の営業は終了しました。
今すぐお帰りください。
チェシャ・レン「「はーい。」」
なんやかんや、仲のいい2人でしたとさ。
はい。こうなりましたが、如何でしたでしょう?
作者的に書きたいこと書くとこうなりました。
長いですね…。個人的には後書きでは書ききれないことが…というか、抑え気味だったんですよね。はい。書くことある回は長くなる…。
それでは、これ以降も良き暇つぶしをお送りください。




