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毒入り点滴でユウシくん死す

死んでません。終わりません。

終わらせねーよ!

俺は目が覚める。ここは……

「ユウシくん大丈夫!?」

ん?あ、この人は。確か……多田さんだっけか。

でも、なんか若いな。高校生に見えるけど。

「僕、太田だよ。分かる?……覚えてる?学校(スクール)で化学の実験で爆発に……」

誰だよ!多田じゃねーのかよ!それと、濃いよ!

「吹きとばされて……」

どんな設定なんだ……?というか、どんな学校だよ。

「あ、そうだゲーム持ってきたんだ。暇だと思ってさ。」

太田が何かを取り出す。

「新発売のホラーゲームらしいよ『(シズク)』。おもしろいのかな?」

「いや。今はまだいいや。」

俺は断っておく。魔王を探さねーと。

「そっか、じゃあ僕は帰るね。」

太田は去っていく。と、入れ違いにナースが入ってくる。

「点滴取り替えますねー。」

そういってナースは紫色の点滴を……

ちょっとまて、それ大丈夫なやつか?

…………


はぁ、なんなのかなこいつ。

魔王といい勇者といい

なんなのホント。

なーんか生きてた勇者も点滴で毒もられました。

これでこのシリーズも終わりですね。

主人公が死んじゃったからね~。

さて、寝るか……

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