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バッツの冒険記  作者: 寿限無
ミドルディア編
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回復魔法使った 母は混乱した

騎士の知識なしでミドルディアで暮らすのは難しいと考えていたことを

俺【バッツ】は覚えている

新しい暮らしがひたすらうれしくて頬が緩みっぱなしだったな


このエターナルメモリー(永久記憶)のスキルは便利なものだな

引き続き アッパーディアでの会話を語っていくことにしよう


ウイン

【開拓者らしくやっぱり村で食糧の増産が一番だわ、特に肉の増産よ】

【足りないもの】

デリン

【僕らの思いつくことはもう他の貴族も思いついてる

【フキガミ村でもしてたじゃないか】

【作ってた小麦とは違い、春と秋に収穫はできない】

【肉はお金になるまで時間がかかるよ】


貴族から依頼を受け開拓に回っているものもいる

全員が開拓を希望して開拓に来るのではないとデリンが話していた


バッツ

【魔石を作ったら? 僕の考えたこときいて】

【みんな魔石はもってるでしょ、1年に2回ほどかえるよね】

【じゃあ 石に魔力を溜めて売ったらいいじゃないかな】

【おかあさん 火しか使えないけど 僕の魔石で氷魔法つかえるんじゃないの?】


デリンは魔石販売の現実をバッツに話す 

【魔術師の集まりの専売で貴族ではできない】

バッツ

【疲れてるとき魔石使うと楽になるよね だからいいとおもったんだ】


デリンはウインに聞いた魔法の仕組みをバッツに教える

【学校で習うんだけど 体力があったら動ける】

【魔力が満タンでも体力がないと動けない】

【回復魔法っていうのはその魔力を体力にかえる魔法なんだ】

【魔力を体力にかえるには触れてないとできないよ、石とかでは代用できない】


石だろうと触れていようと回復はできるがこの時のデリンはウインの

初級魔術の受け売りだ


バッツ

【え? でも この魔石お父さんもってみて】


テーブルにバッツが置いた魔石を持つ

デリンはその魔石持つと一瞬緑に体が光る

なにかぐっすり寝て疲労回復した感覚があるといっていた

バッツ

【ね できるでしょ】

デリンは信じられないものをみる目でバッツを見つめていた

ウイン

【に、、ねのね、、ねえ ババババッツ 私にもできる?】


ウインは自身ができない回復魔法をバッツが使えることに期待をしている

しかし ウインも知識がない


お母さん 大★混★乱だ


ババババッツ

【うん ちょっと待って (約30秒待つ) はいお母さんならこれぐらいで全回復】

【これもって】


魔石を同じようにテーブルに置いた魔石を持つと 一瞬緑に光り体力が回復した


そのあとウインは黒豹のようにバッツに襲い掛かった

ウイン【すごぐあzうぇtwxrdctvygぶy】


まだ混乱中らしい

ついでに抱き着く勢いでそのままバッツをベッド押し倒したため

母の胸で窒息して気が遠くなっている


後にも先にも死にかけたのはこの時が最初で最後だ


バッツ

【くるvdむ・・うp・ごあ   はだちでvbゅdk】

声にならない くるしい


父デリンが 必死になって引きはがしたが、せっかく2人とも回復したのに、息が荒い

そしてバッツは半分死んでる 回復魔法を自分に使った


バッツは両親に向かって【落ち着いて?】と両親を交互に見つめる

気まずそうに下を向くデリン 混乱から立ち直ろうとしているウイン


デリンに【お父様 これ良い案だと思いませんか?】と聞くとやっと

デリンは落ち着いて

【ああ これはいい案だ 攻撃魔術のように制限されてないからな】


ウイン【疲れてない?休む?】死にかかった母の胸に注目しつつ


バッツは黙ってウインを見る

【大丈夫、、です もうすぐ夜なので明日もう1度話し合いましょう】


いよいよ明日はミドルディアへの出発だ

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