開拓復帰2年目 55才 塩施設作成
新年になり無事55才になったバッツ
今年は塩施設建設だ
効率重視手間を省いて簡単塩づくりだ
建設の予算確保はできた 人も少なめ放置でいいという計画だ
水車と輸送用の金属の塩ケースとポンプと長い綿で作る 塩放置作成施設だ
人は常駐しない
塩の搬送人だけでいいし駐在はガガガガ川沿いだ
食料は ウベコードの砦分で配送してもらってもいいが試験もあるので当面自分たちでする
面倒なご挨拶はさっさとこなして長月の11に出発
シンブルーと一緒に出発だ
ガハト砦には27日到着した
エンジン巻き取り機を設置する
焼き玉エンジンに巻き取り機構とレールの上を走行させる4つの車輪が4セットあるレール台車だ
まず川沿いに駐留所を作るのにウッドハウスを運ばないといけないが
キャタピラだと歩いたほうが早い速度しか出ない
巻き取り機構とは別にブレーキ機構もついており人と資材を運ぶ
設置には3日ほどかかったが無事設置
レール台車を乗せてワイヤーをつなぐ
中央にはワイヤー用の溝が切ってある
台車のままだと全く動かないがウッドハウスの底面板を4枚を乗せるとゆっくり動き出す
ここまでは順調で滑り出すがある一定の速度に達するとエンジンのクラッチがつながり一定速度で降りていく
バッツは飛んでいて監視中 ギア2の速度で移動するより少し遅いようだ
およそ1時間かけて下の烏賊ブロックまで到達
ゴムのダンパーにあたりワイヤーが緩むとそこで停止する
この丸いリフトの巨大円盤がいい仕事をしたようだ
試験は良好だ 通信で1600m先のシンブルーに伝える
今度は持ち上げてもらう
シンブルーの話では5mの1本レールなら家ごとはこべるだけの能力がある
往復3200mのワイヤーで不安だったが順調に上っていっている
たるみを取らないといけないが途中にテンション調整があり 熱帯雨林の夏でもミドルディアの冬でも大丈夫なようだ
レールの下敷きにゴムとパーム油の補給をする必要はあるが供給過剰なパーム油であれば入手が容易だ
エンジンよりもループする巻き取りのリールの収納する場所に困ると思っていたが往復させ巻き取りを無くしワイヤーを途中でつなげることで片道1600mの往復ができるようになった
欠点といえば ワイヤーつなぎ目でリフトの円盤が傷が入るので 50mワイヤーの位置で微調整が必要なことだ
季節によって自動調整とはいかずあらかじめ手動での調整が必要
この2点と上下に人が必要な事が追加になった
スキーリフトでは雪を避けないといけないので高所にあるがここは下にレールがある
台車でガタが多いので車輪をもう少し増やすといっている新ブルー
1時間10分後に到着 水平になるまでゆっくり引っ張り停止させる
シンブルーによるとワイヤーの予備が半年に1度は必要ではないかという話だった
今年はこのリフトの耐久試験で交換時期を決める
もう一度降ろして今度はバッツが泊まれるようにウッドハウスを組み立てる
シンブルーは乗ってきたエンジン馬車で休む
翌日組あがったばかりのウッドハウスで目覚める
今日はもう一棟運び 明日ももう一棟運べば 今回のガハト出張分の半分は終わりだ
神無月の13日に設置が終わり 新ブルーは耐久試験でしばらくいる
ガハト砦は現在100人砦になっている
トリトへ飛ぶ
理由?キメラを働かせる
王宮で予算申請したら”キ、、キメラですか?”といっていた
バッツは【何が不満だ? ただでワインを飲ませるはずがないだろ】
といって3年物ワイン一本プレゼントしようとしたら説明した4人の財務官は全員返してきた
しかもこの案でお願いしますだそうだ
なんて無欲でいい人たちだ
でキメラ、ワロスを呼ぶ
3日後にやっと来た
バッツ
【おいワロス 働け 仕事持ってきた 塩運ぶ施設作るんだ】
【材料おいていくから俺と一緒に来てくれ】
ワロスキメラ
【え ぼくら ワインと引き換えにここから出るなって言われてるよ】
バッツ
【熱帯雨林の中だ ここと反対側の南西まで これ運んで】
鉄管128本は既に目の前だ
ワロス
【ワイン増やせる?】
バッツ
【これ運ぶだろ ギギギギの南だ海沿いまでな じゃよろしく】
バッツはヒュドラに乗ってギギギギに飛んでいった
キメラたち?運ばないとは聞いていない
船はウガードから出発している 当然焼き玉エンジン付きだ
ギギギギまで直接飛べば11日 ヒュドラで8日
キメラは18-23日ぐらいだと思っている
予定では40日だがそこまでバッツは気長ではない
輸送隊に巻き上げ機までの配送を頼む
食料は目いっぱい 78日分積んでいってもらう
シンブルーで川沿いのウッドハウスで半分は下すがもう半分はバッツ用の食料だ
バッツは早速飛んでいく
今回は折り畳みポータブルストーブと鍋3つでポータブルエンジンは持っていかない
水の確保が容易で煮沸用で3つあれば十分 蒸留して水さえできればいい
それより現場が離れているので極力荷物は絞りたい
輸送はこれまでの倍にはなるが家無し、距離11日では通常通信すらつながらない
川で身動きが取れない、と開拓でも厳しいほうだ
川の下の補給所に戻る必要はあるがそこまでヒュドラなら4日で着く
バッツ以外にはできない方法だ
ついでにコンクリートレスの塩採取を試す意味もある
補給処所まで3日
熱帯雨林でギア2走行で18日ならヒュドラなら3日の範囲だ
馬車はまだ来ていない
手元にはポータブルストーブ そこらに落ちている薪
ガガガガ川の水で早速調理だ
今回背負っているのは8日分 ここのウッドハウス3棟に補給に戻るが念のため14日分食料を持っていく
アレドニアで補給はできるがミドルディアからの補給前提だ
アレドニア横のガガガガとギギギギの砂浜に到着したのは神無月の28
2名いたほうがリフトの試験もあるし補給の試験もあるので試験データを取るまではいた
巻き上げ機まではエンジン馬車で8日 焼き玉馬車でも変わらないが、運べる荷物が貨物馬車一台分違う
エンジン馬車では40日分といったところだ
それが確認したかった 飛んでいけるバッツが確認するほうが早い
残念ながら焼き玉馬車でないと補給ができない
砦に2台焼き玉馬車追加を依頼した
キメラが来るまで港をつくる、土魔法で埋め立て工事だ
港は4km程度埋め立てしてあったので5kmほど埋め立てる
水に入れないので土壁で海の下から持ち上げれない
ひたすら5kmコピペ 1日かからない
次の日は もう一本つくる
ウガードのように8隻程度までは停泊させないが港は砂浜で作らず岩のある所に作り
それから土砂を入れて作っていた
スカイブルーでは岩を砕いて海に沈めたしウガードでも片側は今のままだ
海で削られるので5kmの長さで15mの幅高さは5m
60mの間隔をあけ3本できた
キメラが鉄管を持ってきたのは霜月の14日
4本目を作っている時だ
4匹来たので4本しかないが熱帯雨林ではなく砂浜に置いてもらう
霜月の16に28本届いたので熱帯雨林の土魔法で穴をあけ崖にさしていく
それが終わると港の4本目を仕上げる
その後は繰り返しで78本ほど崖にさしていく
こうすれば真水確保ができる
霜月のバッツが港の5本目を作った時に ウガードから船が来る
船員8名 艦長含め乗客は4名乗れるが塩輸送用の箱を乗せるしエンジンで駆動しているので船には2名しかいない
砂浜に置いて流されないように鉄管を回りに刺しておいた
船員は横のアレドニアから来て馬車で戻っていく
エンジンがあれば2名
アルコールは必要だが食糧庫に目いっぱい食料を積む必要はない
78本差した管からは真水が出ていて蒸留の手間がない
128本すべて集まったのは師走の11日
50本は砂浜に穴をあけ突き刺したパイプを連結する
バッツは砂浜でごろ寝か熱帯雨林でごろ寝生活だったが船で北上していく
食料は持ってきたフリーズドライだが10日ののち到着
しばらく船になれないといけない
明かりもないので夜は動けない
ガガガガの補給処で目いっぱい補給をする頃に師走が終わる
もう一度下ってみる エンジンは使わないで川の流れに沿って行く
補給処にはアルコールの1000Lタンクと補助用タンクがあった
下りは8日で着いた往復20日とみておけばいい
もう一度北上だ 船には乗ったことがあるが操作が難しい
すぐに向きが変わらない 止めるときは川の流れが穏やかところで アンカーを下ろし 係留用ロープでひっかけておかないと流される
陸のように止まればそのまま寝れるというわけではない
ひたすら操船する師走
徐々に食料、アルコール他 建設物資を運ぶ
来月はミドルディアの人間とウガードの船員と一緒に船が来る
補給物資は支給している
睦月になり操船にも慣れ建設資材を運び終えた
塩作成の施設を作る
河口で水車を組み立てる
軸はさした鉄管に通す
軸も鉄管で途中でつなぐ あとはクラッチ機構をつなげば 海水ポンプの仕上がりだ
汲み上げた海水は残りの突き刺した棒に綿を波状にしてそこに噴射する
吹きかける量の調整と塩の仕上がり
そして作成期間の調査だ
日差しも強いが雨も多い なかなか安定しない
綿事持っては帰れない
ここは新ブルーと同じくひたすら試験だ
下に塩輸送用の箱を置いているが以前の塩田より成績は悪そうだ
水車は回ってい居て勢いよく綿に当たってはいるが3列の鉄管では濃縮効果が薄い
もっと重ねてみる
5重に巻いてみると塩の結晶が下にできる
この様子だと20日の往復ではまだ下にうっすら程度しか溜まらない
塩の入れ物は船に入る16個持ってきているがなかなかうまくいかない
ポンプの能力を弱めてもさして変わらず、強くすると海水が溜まるだけになる
詰めれるだけ綿は詰めたが成績は思わしくない
雨が降れば海水と同じになるのも変わらない
へたくそな小屋を作っても風で崩れる
うまくいかない塩づくり
やはり塩施設と同じようにポンプで循環濃縮するほかなさそうだ
ミドルディアに鉄管をトリト砦に運んでもらうよう手配する
如月になり往復も手慣れて、2隻目が来る頃鉄管ともう一台のポンプが来る
海水の汲み上げポンプを停止 パイプで動力を分岐させる
砂浜から12mの位置の崖に鉄管を36本を突っ込む
そして綿の6重巻きで試験開始だ
船に貯蔵している食料に埋もれながら寝なくてもよくなる
12mまで持ち上げ順に濃縮されながら落ちてくる海水
しばらくは海水だが1週間もするとやっと濃縮されたものが落ちてくる
鉄管は6mのうち5mを埋めて残りの1mで連結機構を外すと塩作成は60cmしかない
効率的には悪いだろうが これで放置で塩作成ができれば儲けものだ
船で寝る事3週間 下に濃縮された塩が溜まっている
以前のように1cmも固形物がないわけでない
しっかりと固形の結晶になっている
もう弥生も近いが船の工事も睦月でおわていることだしできた塩をもってガハトまで帰る
弥生の18日にガガガガ船着き場に到着
ウッドハウスにはモルタルが分厚く6棟すべてぬられ、室内の貯蔵も40日程度は入りそうだ
シンブルーはもう少しいて確認するといっている
新たにワイヤーが切れた時に途中でストップする機構を追加するそうだ
今ここにいるのはシングリーン
ブルーと一緒にワイヤーの伸びを計測して寿命を決めるそうだ
バッツの塩を見て【ソロで キメラ使って輸送とか誰も考えつかないですよ】といっていた
バッツは【キメラだろうが使えるものは使う それだけだよ】
リフトに乗って登る これからは塩施設の鉄管にコンクリートを詰める作業に向かう
念のためヒュドラは現地に残している
材料を分割して運ぶので12人の作業予定でまず食材を輸送して砂の上にあるギギギギの船に積み込むそうだ
コンクリ職人はウガードで研修をしてもらい船になれてもらっていた
12人で4か月 川登りは難しくないが川下りはうまく竿で方向転換しないと川に沈む
ここの施設で研修をしてそれから移動だ
4人の宿泊用のウッドハウスを2棟運び、アルコールを運び 食料を運びそれから2名は船で寝泊まりする
今年では到底終わりそうもないが、誰もやったこののない船移動だ
バッツがやってみてどのような工程で塩採取をするか、こういった人の采配は自分ではうまいと思はないがうまくいく
エルディア市長の時から随分年数も立ち何とか仕事はこなせているが、采配する本人がやってみないと判断がつかないのは変わらない
王宮の中にいては絶対にわからない
バッツはリフトに塩8ブロックのせ上に運んでもらう
船には常備してる塩輸送の箱は冷蔵庫用のケースだ
36個あるがそのうち8こを抜いている
なるべく戻しておく
ここの6棟の備蓄分は抜けない
上からは空のケースが降りてくる
元に戻して上に移動だ
飛べば10分 新ブルーのところで塩を見せる
30日周期で塩の回収 基本は放置で塩を取りに行く
当初の計画だ 鉄管の費用と綿の追加があったが、予定よりひと月早い
ミドルディアへ通信する
折り返し 生産財から連絡がある
塩の出来具合は冷蔵庫8個分が24日でとれる
少ないが放置で取りに行けば手に入る
まだ船に不慣れで来年からの組み入れ予定は変わらない
塩の箱8つもったままでは動けないので補給時に持って帰ってもらうよう手配してばっつはガハトの砦に帰る
ドリアン食べて疲労回復だ
流石に年を取ってきつい
ゲンルールが来て塩施設の事をきいてくる
内容はミドルディア報告と同じだが、船の研修しないといけない 落ちたらだれも助けられない を追加した
ゲンルール
【いけないのかな?】
バッツ
【さすがに今はいけない リフトの試験中だし 船の試験中だし 何よりこのバッツでもきつい】
ゲンルールは【わかった 今はいかない】
今は、、、、ね
バッツはガハトの砦からロアの町中に移動した
季節は卯月の5日のことだ
鉄管の製造方法が見たかった
街道用はミドルディアでしか作れないが鉄パイプはここロアディアだ
ステンレス専用窯といってもよい
アッパーの鉄釜は強度が必要な馬車の関連でパイプ生産はしていない
つなぎ手は直線と90度変更と三つ又の組み合わせだ
ここの作った部品で塩施設を作ろうと思ったのである
川は下りでエンジンを使わなくてよい これが一番の利点だ
船は6台まで増やし 予備は2台で船の修復に使う
現在はまだ2台 皐月にもう1台の計3台までが今年分だ
来年は今回作ったものを延長して作る
水車がゴロゴロうるさいし 何よりバッツの素人工事だ
コンクリートの部隊は来年から本格的に動く事にした
ここのパイプ生産量が豊富でバッツのやり方でも十分できることが分かったため予定を早める
水車の部分以外はこれでいい
水車はゆっくりしか回らないが海水をくみ上げ12mまで上げるには十分な力だ
これはミドルディアというより ドワーフ次第だ
バッツ
【海でも錆びずに放置でよくて強度が高く水車の軸受け機構も考えて利用できるようにして】
いつもの調子でいつもの無理難題だ
シルバーからお小言ももらうが金さんから
【塩ならそれはいるよな 今はできない 頑張るよ】
こういう対応の良さが金さんだ
トリトの砦から連絡があり、キメラがワインがほしいそうだ
樽で供給してくれと依頼があった
許可する これで心置きなくこき使えると伝えてくれ
その後の反応はなかった
早速鉄管を追加で送るよう手配した
ミドルディアでは次の国王選びだ
ヘンリーギョージももう老齢で候補者絞り込んでいる
バッツがミドルディアに帰らない理由の一つだ
間違えて国王にでも推薦されたら大変だ
もう一つはゲンルールのお母さんのことだ
かなり寝込むようになっている ゲンルールがいつもの調子で出歩かない
この間ガハトに来たきりそれまでは仕事もそこそここなしていたがここ4か月はほぼしていない
ロア東に向かいゲンルールの自宅へ泊る
残念ながら皐月の1日に亡くなった
葬儀はバッツ名義で上げる
医師の死亡確認の後火葬して終わりだ
ここに来たのにはもう一つ用事がある
この丸太ハウスの明け渡しだ
動かすのはバッツの両親 ゲンルールのお気に入りの丸太ハウスともお別れだ
といっても今度第3、4コケーコッコ工場の立ち上げだ
3,4はほぼミドルディアとの境だ
既に新築の丸太ハウスは建設済みだ
新しいコケーコッコの育成に気合が入るゲンルール
水利がほしいというので魔術で1m程掘り下げてみる
あとは一緒に住んでコケーコッコ工場の立ち上げだ
以前の囲いをもう少し補強する
柵、仕切り、産卵場まではいないが第1第2と同じで配置していく
来年から着手予定で土魔法でものの4時間で終わらせた
皐月の中旬に船の操船技術習得も問題がないということなのでウッドハウスの輸送から始めてもらう
バッツの運んだウッドハウスは3棟分追加のウッドハウス302棟分
まだ追加の鉄管はないが操船はミドルディアではごく一部の人間だ
安全重視で行ってもらう
バッツはドワーフの9日目まで行く
ロアからなら文字通り9日だ
皐月の末に来たがコンクリートドームの住み心地を確認だ
8日目もすこし寄ったがさして問題と言える問題はない
ドワーフたちも人間の傍のほうが便利だ
9日目 4つのコンクリートを仕上げ終わった職人たちの疲労度の調査だ
エルフ道は人がいるがドワーフ道にはほとんどいない
ドワーフの運転で補給が回っている
お目当てのアルコールは飲めるしミドルディア観光も楽しんだといっていた
ズラガズレテル一家
愛用のごみマットがお気に入りで早速家族用も買ったようだ
別に今となっては貴重ではないが、ドワーフではめり込む熱帯雨林近くでしか取れない
家族の一人がロアの3日目にあるゴムの木を見るときに足場が悪くてはまったといっている
人間でも歩きづらいがはまったりはしない
馬車でもドワーフ6人が乗っていくと重さで
車輪が埋まり結局エンジン馬車で一人づつ見たようだ
世話になったのでバルサの木をこちらに移設してみた
見てみると新設街道沿いにバルサの幼木が並んでいた
人間がしたものだと思っていたがズラガズレテル一家の9日目の仕事は随分早い
バッツはコンクリ職人疲労が問題ないことを確認して10日目に行く
ドワーフたちで道路整備をしている
ドワーフ馬車が6台になり、ドーロオーラーもドワーフ専用品になっている
随分新設街道がきれいだ
地下から水を汲みだし随分快適に過ごせると聞いたが岩では人間は眠れない
ゴムベットも使っている
ドワーフでは近づけない熱帯雨林産ということでバッツが来たばかりの時より対応が親切になった
ネタバレだが焼き玉馬車が始動性の改善用の燃料ポンプが正式に採用され、人間では高圧ポンプの製造ができないこともわかった
ドワーフの金属技術でないと噴射装置の寿命が50日しか持たないと分かってドワーフに頼りきりだ
ここではドワーフ用の馬車の砂型を作っている
バッツの依頼した水車用ベアリングの大きな円形の砂型もある
炉があれば早いがここは人間では活動ができない
それに窯の燃料補給がまず無理だし釜自体も崩れたと聞いた
10日目も問題なさそうだ
北へ行く 11-15日はもう歩くだけでもきついのでドワーフ専用の領域だ
道が整備され距離1400km先のエルフとの境界まで2日で着く
土魔法でさらに追加で仕切りを盛っておく
途中8本ほど水を通すパイプが通っており森の状況もさして変わっていない
道のみ伐採だ
バッツは10日目に戻ると月が替わり文月だ
飛んで移動するバッツ7日目以降は一日ずつ滞在していく
ロアに戻ったのは文月の8日
コケーコッコ工事は順調に進んでいた
塩施設の材料搬送は途中だが、新たに256本用意した金属管がキメラで運びこまれている
綿のフィルターはトリトに入りきれないほど運ばれていて徐々にキメラで運んでもらう
輸送はうまくいっているようだし ワイン分は働いてもらう
ガガガガ川の駐留のほうはまだウッドハウスの運び込みで材料までは輸送していない
何度も書くが不慣れな川の移動は安全第一だ
シンブルーとロアで話をしたときに 補給の面の改善が必要
ガハトの砦から往復だと18日そこからギギギギまでは22日とみている
40日の短縮を考えてくれとの事だった
シンブルーも考えても思い浮かばないといっていたので、ここはいいところを見せないといけない
このままロアに滞在してワイヤーの接手の改良をする
ワイヤーは最長1300mでそれ以上は伸ばせない
重くて運ぶ手段がない
1本でも熱帯雨林だと20日かかっている
上と下のブロックの常駐の改善も必要だ
プランとしては馬車で走行できるようになればいいが今ですら泥沼で歩くのがつらい
キメラに運ばせるか?
バッツはキメラの口にくわえれるサイズの取っ手を2つ付けた輸送箱を作ってトリトに運んでもらう
鉄管より重いが2つの口にくわえて運べばいい
バッツはロアの滞在を終えキメラの箱の試作品をもってトリトの砦に行く
バッツ
【おーーーーーい ワロス】
ワロスが急いでやってくる
【これ咥えてギギギギまでどれかのキメラ行かせて 感想が聞きたいんだけど】
ワロス
【この箱で何か運ぶの?】
バッツ
【塩 上の口に咥えていけるようにした】
【ワイン増量しよう 樽6つだ】
ワロス
【、mんbv。、mんb・お。い、うm】
キメラ語で何か叫ぶと別のキメラが加えて走っていく
ワロスに
【改善点があればここにいるから来てくれ】
バッツはトリト砦に駐在してキメラを使って塩輸送の原案を書く
いろいろトリト砦は便利だ
モンスターの研究もできるし ロアからも8日
ガハトはキメラが近づかない ドリアン大量で最近はもっぱらモンスターが増えているのでガハトは100人砦にして正解だ
戦士の訓練もする バッツもおじさん 3人で来られると負けることが多い
戦士には【研鑽の効果がある 以前は4人でも大丈夫だったが今は4人でもこのように強い】
【戦いの準備を怠りなくすることが戦いを遠ざける これからもここの砦の警備に邁進してほしい】
魔術師には【魔法撃ち放題でモンスターも多いここは平常心を養える貴重なところだ】
【魔術師として戦士の役に立つことがミドルディアの発展につながる】
などと偉そうに講釈をいいつつモンスターの討伐だ
キメラのごちそうはベヒーモスの肉だ
さっさと討伐してそこらに投げておく 硬くて噛めない肉だがキメラまっしぐらだ
葉月に入り水車部の部品がとどく 綿の輸送もキメラ任せ、鉄管の輸送もキメラ任せ、
続々とできるキメラ専用輸送箱で連日運んでもらう
塩の施設には安心安全のヒュドラがいる
実にスムースな熱帯雨林開発
あとは港を完成させ魚を捕る施設を取る施設と冷凍施設が必要だ
このトリト砦も馬車の増援の申請をしておく
開拓生活とは言ってもトリトもガハトの安定あってのものだ
熱帯の果樹で一定額を稼ぎ安定している
派遣はこれまで通りミドルディアからだが戦士も魔術師も慣れてローテで回せている
残りは人間にはできないドワーフの開発と塩施設 魚の施設ぐらいなものだ
最初のキメラ案がうまくいかなければバッツがリフトの小屋に泊ってコンクリートで道を作ろうかと考えていた
ロアの鉄管の派生でワイヤーで巻き上げすれば金貨のかかるコンクリート工事は最小限で済む
まだもう少しあるが今年は終わりだ