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僕の記憶を戻すため。  作者: ゾロメ
プロローグ
1/9

なぜだろう

僕は光学校に通っている咲芽誠二(さきめせいじ)、年齢は17歳だ。

なんか今日は転校生が来るらしいんだがどんなやつなんだろうか。

「はーい。朝のホームルーム始める前に、転入生が来ていまーす。」

教室の扉が開かれた。

「では自己紹介始めてくださーい。」

あれ?

「私の名前は」

なんでだろう。

神崎しんざきめぐりと言います。」

涙が止まらない。


「おいどうしたんだよ。そんなに涙流して、なんだあの子が可愛すぎて目やられたか?」

こんなバカなことを言ってくるこいつの名前は森猛(もりたける)。僕の男友達だ。

「はぁ?何言ってんだよお前、僕が女を好きになるなんて今まであったか?」

僕は女のことがあまり好きじゃないのだ。

「そうだよな、そんなことあったらお前を今すぐにでも病院へ連れて行くわ」

俺たちがしゃべっていると、

「ちょっといいかしら、誠二君」

俺は無理やり腕を引っ張られて屋上へ連れて行かれた。

周りの男子の目線が怖い・・・


「ねぇ誠二君。私のこと覚えてる?」

ちょっと何言ってるかわからない。

「もう一回いいですか。」

「私のこと覚えてる?」

いきなりそんなこと言われたって、

「覚えてないっていうか今日初めてあったばっかでしょ?」

「やっぱり覚えてないか・・・ハンマーで殴ってみようかしら。」

なんか今物騒なものが見えたんですが。

「今手にハンマー持ってたよね?」

「これのこと?これは護身用に持っているのよ。」

護身用って噓だよね?

「さっきハンマーで殴ってみようとかなんとか言ってたよね?」

「言ってないわよ。」

「いいや絶対言った。」

時計を見てみると授業が始まってしまっていた。

「チャイムなんなかったのおかしいだろ!」

まずい、早く行かなきゃ。そう思った次の瞬間。俺は空を飛んでいた。

「はっ!??」

あ、もうこれ死んだやつだ。

僕は目をつぶった。

「短い人生だったな・・・」

僕は家族みんなの顔を思い出して涙がこぼれた。

「危ない!!」

目を開けると、僕の目の前には女の子がいた。

「ふぅ、危ない危ない。」

その子の背中には羽があり、耳はとても長い。まさかこいつは・・・

「自己紹介を忘れていました!私の名前はエルフ・フォレストといいます!エルフと呼んでください!」

ここは特別な学校で様々なモンスターも一緒に登校できる学校だ。



不定期更新で書いていきます

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