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プロローグ

とある王都の役所。


代金を払うことで身分証を得られるこの窓口にはいつも長蛇の列ができる。その列に一際目立つ女がいた。


踊り子のような露出の高い服に、赤いアイラインの入った大きな瞳。周囲の人間がちらちら見ているというのに、彼女はお構いなしに鼻歌を歌っていた。


次の方どうぞ、の声に一歩前へ出た。にこやかな事務員さんに申請用紙を渡し、手続きを進めていく。身分取得の目的をたずねれた彼女はうーん、と唸りこう言った。


「薬売りをしたくて」






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