名を成すも、、名を成さざるも、、ともに浮世のカスミ草。
世の中にいったい
どれほどの人間が今まで
人類発祥以来、、、
生まれ
生き、、というか、、、生かされ?
死んでいったのでしょうか?
それこそ、、
累計は?
人類誕生以来、、、150万年として、、
おおよそ?
150兆人?
位でしょうか?
それだけの人間が
150万年の間に
生まれ
生き
死んでいった。
150兆人の人生には
それこそ
一人ひとり、、
喜怒哀楽
有為転変
四苦八苦
いろいろあったでしょう。
でも
いま私はそんな一人一人の人生は
全く知りもしませんね。
かろうじて知っているのは
ごくごく少数の
いわゆる歴史に名を残した人の伝記位ですよね。
そうでないような
残りの99.99%の
いわゆる無名人の
庶民の
その他大勢の
エキストラ人生の
そんな人人がどんな人生を送っただの
知るわけもありませんね。
でも、、
そんな無名の
その他大勢の
庶民の人生にも
70年生きたとすれば
それこそ
いろいろ山坂、浮き沈み、上がり降り、
あったでしょう。
でもそんな庶民人生など
誰も知るわけもありません。
たとえば、、
私事で恐縮ですが
私の両親の生涯ですが
父は81年
母は89年の生涯でした、
それこそ語りだせば
一冊の自分史がその波乱万丈の人生行路で埋まるでしょうが、、
でも
そんな父母の生涯も
死んだ今となっては
もう知ってる人は
私だけでしょう。
庶民人生なんてこんなもんです。
死んでしまえばそれっ切りです。
というか生きてる間ですら、、
それっぱかりのものでしかないです。
ただ?
偶然にも?
ごくまれに
全くの無名人に
脚光があたることもあります。
たとえば
アイスマンです。
アルプスも万年氷の中から偶然発見された
5000年前の男、
そうです、アイスマンですね。
彼なども当時の
歴史に残るような
王様でもないし
全く無名の1庶民?ですが
アルプスで凍死したばかりに
こうして偶然5000年後に有名人に?
なったわけです。
まあ5000年たって有名人になっても
はっきり言って彼アイスマン自身にとってどうでもいいことですよね?
まあ
99.99%のお方が
無名に生まれて
無名に生かされて
無名のままに死んでいくんです。
それが人生です。
それで仕方ないんです。
それでいいんです。
それで
ありがたいことなんです。
それだから?
人生は楽しんです?
それが人生の妙知力?
なんです。
名を成すも無明。
名を成さざるも、また、無明。
そうです。
無名即有名
有名即無名
死んでしまえばおんなじことさ、
死後に、文学全集50巻の大文豪も
或いは文字の読めないままで死んだ極貧の無名庶民も
死ねば同一なのさ、
そうさ、
『名を成すも、、名を成さざるも、、ともに浮世のカスミ草。』
なのさ、