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第二章 劉孝孫と来君叔

 

 紆余曲折の末、劉兄弟のもとで働くことになった修。


 しかし、機械文明で育った凡々である彼にとって、この世界での、手作業中心での仕事は、慣れないものばかりであった。


 都会育ちの彼は、当然農業なんかしたことはない。だから、慣れない作業ばかりなのである。


 薪の割り方、鍬の振るい方、斧の使い方などなど、とにかくわからないことばかりだった。


 そのため、彼は何度も失敗を重ねる羽目になった。


 例えば、薪を割る際には、薪割り用の斧を上手く扱えず、思い切り振りあげた反動で体勢を崩し、その結果、後ろに置いてあった水瓶に頭から突っ込んで溺れそうになり、辛うじて劉秀に助けられたのである。


 また、畑で鍬を振るおうとした際には、とにかく大きく振るえばいいと勘違いした揚句、この時も姿勢を崩して倒れ込み、運悪く、近くに山と積んであった落ち葉の中に上半身を突っ込んでしまったのだった。牛糞や馬糞の山ではないだけ、はるかにマシだったと言わねばならない。


 とにかく、最初の数日間は、苦難の連続であった。


 だが、修はついに失敗しなくなった。と、言うのも、彼の失敗する様を見ていられなかったのか、劉秀が付きっきりで教えてくれたからだ。


 劉秀が親切かつ、丁寧に教えてくれたおかげで、なんとかひどい失敗はしないようになっていったのだった。


 さらに三日後には、劉伯升が直々に、修に「字」を名付けてくれた。


「決めた! 今日から貴様の字は伯昇はくしょうだ!」


「は、はい?」


 慌てる修を余所に、伯升は話を勝手に進めた。


「貴様は、元々いた場所では、一人息子だったそうだな! つまり、『長男』ということだから、『伯』だ。そして姓名が秀児のそれと被るのなら、この劉伯升と被らせてもよいだろうが!」


 そういうわけで、最終的には修の「この世界」での名前は、「姓はりゅう、名はしゅう、字は伯昇はくしょう」に決まったのであった。


 それにしても、名前全体の発音が、劉兄弟のそれを合わせたようなものになるとは、本当に駄洒落以外のなにものであろうか。なにはともあれ、修は伯升が三日間考えて思いついた「字」を受領したのであった。


 そんなこんなで、一週間ほどが過ぎたある日、修は伯升に使いを頼まれた。その用事というのは、


「この近くに住んでいる親戚に、この書簡を届けてこい」


というものだった。だが、修にはその親戚の家がどこにあるのかなど、全然わからないのである。


 結局、劉秀が道案内をつとめることとなり、二人は出発した。









「ところで……」


 道中、修はふと思った疑問を口にした。


「なんだい?」


「うん。君の名は、秀で、字は文叔だろ?」


「そうだよ」


「だけど、伯升さんが君のことを呼ぶ時、なんか違うような気がするんだけど。あれってあだ名か?」


「ああ、それか!」


 わかったぞと言う表情で、劉秀が答えた。


「それって、縯兄様が僕のことを、『秀児しゅうじ』って呼ぶ時のこと?」


「そう、それ!」


「そういえば言ってなかったね」


 そう前置きした上で、劉秀は説明した。


「あれは、『真名』だよ」


「『真名』?」


 訝しがる修を見て微笑んだ後、劉秀は説明した。


「真名というのはね、名前の通り、『本当の名前』みたいなものなんだ」


「本当の名前?」


「そうだよ。赤ちゃんが生まれた時、親はいみなあざな以外に、真名を名づけるの。その真名は神聖なものとされていて、親兄弟や心を許した親友だけが、それで呼ぶことが許されるんだよ」


「へえ~」


 修は黙って聞いていたが、ふと、一つの疑問が頭をよぎった。


「それじゃ、もし、家族や友達以外の人間が、勝手に、その真名を呼んだりしたら、なんかマズイの?」


「そりゃ、そうだよ。マズイなんてものじゃないよ」


 そう言って一息入れた後、劉秀少年は、最も重要なことを口にした。


「もし許されていない人が、勝手に他人の真名を呼んだら、大変な無礼に当たるんだよ。その場で斬り殺されても文句は言えないんだからね」


「なっ」


 修は思わず息を呑んだ。まさかそこまで重大なことだとは思っていなかったからだ。そんな修を見た劉秀は、さわやかな笑みを浮かべながらこう言った。


「ははは。僕なら別に大丈夫だよ。だいたい、名前も真名も、『秀』という文字が被るからね。あ、そうだ!」


 そのまま優しげな表情で、何かを決心したかのように言う。


「修くんもこれからは、僕のことを『秀児』って呼びなよ。そっちの方が呼びやすいでしょ?」


 それを聞いた修は、戸惑った。


「え、いいのか?」


「うん、いいよ」


「だけど、さっきそれは、神聖なものだって……」


「あはは。そう固くならないの。だいたい、僕も君も、とっくに家族みたいなものじゃない。違うかな?」


「ま、家族と言うよりは、友達、の方が正しいような……」


「ま、僕は間違っても、修くんに怪我させるようなことはしないからね。安心して呼んでよ」


「あ、うん」


 こうして一拍間を置いた後、修は初めて、劉秀の真名を呼んだ。


「とりあえず、これからもよろしくな。『秀児』」


「うん、ありがとう。修くん!」


 こうして、修と「秀児」のお互いの距離が、また縮まったのであった。









 そうこうしているうちに、目的地である屋敷が見えてきた。


「うわあ」


 修は感嘆の息を漏らした。目の前の屋敷は、劉秀こと秀児や伯升が住んでいる屋敷よりも、ずっと大きい。劉伯升の屋敷も、その辺の農家と比べると大きくて頑丈で、なおかつ威厳もある造りだったが、目の前の屋敷は、まるで城門のような頑丈な門をもち、四方を高い塀で囲い、その内側からやぐら高楼こうろうがそびえ立っているなど、まるで小さなお城か砦のような造りであった。


 その作りといい、趣といい、流石は、古代中国と言ったところである。


「たのもう!」


 門の前にたどり着いたところで、秀児が声をあげた。それを見た修が、


(インターホンはないのか、やっぱり……)


と、密かにカルチャーショックを改めて痛感していたのは別の話である。


 やがて扉が開くと、門番らしい、一人の男が出てきた。


「あ、これは、これは文叔ぶんしゅくさま」


「いやー、御苦労だね。孝孫こうそん義姉ねえさまに用があるんだ。通してもらえるかな?」


「はい、どうぞ」


 と、そんなやり取りの後、二人は門をくぐって、屋敷の中へと入ったのである。


 屋敷の中を進む際、修はかつて見たことのないものへと、目が釘付けになった。


 塀の内側のあちこちに建っている、おそらくは穀物などで満たされているであろう倉庫。日本の家屋とそれとは違う、いかにも中国風の模様が入った屋根瓦。そして、屋敷の中での荷物運びや雑用のために慌ただしく動いている人たち。修には全てが新鮮に見えた。


 だが、とある使用人らしき女性とすれ違った時、修はふと違和感を覚えた。


「なあ、秀児」


「なーに?」


「あの人は?」


 修が指したのは、屋敷内を掃除している女性であった。それは別に、なんということはない。


「あの人は、ただの掃除人だよ?」


 訝しげに思いつつ、普通に応える秀児。だが、修は何故か納得していなかった。


「いや、それはわかるんだけど……」


「どうしたの?」


「うん。あの人の着てる服のことなんだけど……」


「ああ、あれのこと?」


 わかったと言わんばかりの表情で、秀児が手をポンと撃ちながら答えた。


「あの服は、屋敷で働く召使めしつかい女性ひとが着る服だよ」


「ああ、それは、まあ、うん……」


「どうかしたの?」


 気になったのか、秀児が聞いてくる。


「いや、なんでもない」


 修はそう言って言葉を濁した。


「ふうん。変な修くん」


 秀児にそう言われてしまったが、彼の頭の中には、その言葉は入ってきていなかった。なぜなら、屋敷内の召使の女性たちが着ている服装に目を奪われてしまっていたからだ。


(あれって、どっからどう見ても……)


 そう。屋敷内で働く女性たちは、皆、白黒の衣装に身を包み、頭には白い布きれみたいなのをつけている。若干、中国風の衣装っぽく作られているが、それはどっからどう見ても、エプロンドレスとヘッドドレスである。それはつまり……。


(なんで……、なんでこんなところに、『メイド服』があるんだあああぁ!!?)


 声にこそ出さなかったものの、内心、おもいっきりツッコまずにはいられなかった修であった。









 そうこうしているうちに、二人は客間にたどり着いた。


「こんにちは、春萌はるも義姉ねえさま!」


戸の前に着くやいなや、秀児が元気よく挨拶した。


「あら?」


部屋の奥から、優しそうな女性の声がした。秀児に『春萌はるも』と呼ばれた人の声のようだ。


「いらっしゃい、秀ちゃん。入っていいですよ」


 それを聞いた秀児は、本当に嬉しそうだった。


「修くんは、僕の後から着いてきてね」


 そう言い含めて、秀児は先に入室した。続いて修も入る。そして見た。


 客間の奥には、秀児と同じ蒼い髪の女性と、若い男とが卓を囲んでいた。どうやら、直前まで何やら話し合っていたようだ。


「あ、来歙らいきゅう。君も来ていたんだ」


ますます嬉しそうな秀児。その結果、修はそっちのけにされてしてしまった。


「お、久しぶりだな、秀児。伯升とは上手くやっているか?」


「うん。でも、いろいろ大変だよ。縯兄様、ちっとも仕事手伝ってくれないんだよ」


「ははは! そりゃ、無理だなー」


「んもー、笑い事じゃないよぅ。大変なんだから」


 まるで本物の兄弟であるかのように、熱く語り合う二人。と、そこへ蒼い髪を、一本の三つ編みにした、女性が割り込む。


「伯升さんは、相変わらずですね。ところで、秀ちゃん。今日は何の用ですか?」


「ああ、そうだった」


 用件を思いだした秀児はひとまず、兄から渡されていた、一枚の書簡を「春萌」と呼ばれた女性に手渡したのである。


 女性は受け取ったそれを、しげしげと眺めていたが、読み終えると、それを卓の上に、そっと置いた。(その際、なんとなく顔をしかめていたように見えたのは別の話である)


「伯升さんからの伝言は、確かに受け取りました。『考えておきます』って、伝えてくれますか?」


「はい。いつもすみません。春萌義姉さん」


 ぺこぺこと頭を下げる秀児。そんな秀児をよそに、後ろにいる修の眼は、正面の卓前に腰かけている二人の男女に釘づけだった。


(いかにも、優しそうなお姉さんって感じだな)


 彼はそう思った。たしかにそうである。三つ編みの女性は、まだ少女らしいあどけなさを、その顔に残していたし、見たところ、体つきもすっきりとしているようだ。修に限らず、誰が見ても美人だと思うであろう。


 一方の若い男の方は、さっきの秀児との会話からわかるとおり、付き合いやすそうな印象の人間であった。


 そんなことを修が考えていた時だった。


「ところで、秀児」


 男の方が口を開いた。


「お前の後ろのソイツは誰だ? また伯升の、賓客ひんかくか?」


 そう言われて、修が返答に困ったときだった。


「ああ、修くんのことを言うの、忘れてたよ」


 秀児がそう言って助け船を出してくれた。


「彼はね、一週間くらい前に、縯兄様が家に招いたんだよ。なんでも、『そのヒョロヒョロとした腕が気に入らないから、一から叩き直してやる!』とか言ってね。ま、お手伝いとかしてもらってるんだ」


「まあ、あの伯升さんが!」


 意外だと言わんばかりの表情で、女性が言った。


「珍しいこともあるもんだな。あの伯升が、そんなガキンチョを招くなんてな」


 男も言った。それにしても、ヒョロヒョロだの、ガキンチョだの、修は言われ放題である。


「ほら、修くん。二人に挨拶しなよ」


 秀児が促したので、修は前に進み出て、頭を下げた。


「は、初めまして!」


 緊張のせいか、声が上ずる。彼は初対面の人には緊張しやすい。おまけに、女性相手なら、ますますそうなるのである。


「姓はりゅう。名はしゅう。字は伯昇はくしょうです! 何卒、よろしくお願いします!」


上がりながらも、なんとか言いきることのできた修。言った後、彼は思った。


(なんだか、つっこまれそうだな)


 案の定、彼の予想は的中した。


「おもしろい名前だな! まるで伯升と秀児とを足して割ったような名前だ」


 男の方が言った。


「そうなんだよ。おもしろいでしょう?」


 笑顔で秀児が言う。やはり彼はおもしろがっているようだった。


「ふふ。誰かがとってつけたような名前ですね」


 すると今度は、三つ編みの女性が痛いところをついたのである。だいたいあっているのだ。修と秀児は、思わずギクッとなった。


「まあまあ、別に不思議がることはないだろ」


 笑いながら男が言った。


「皇帝陛下の『二名の禁』のおかげで、今や同姓同名の人間で溢れ返っているんだ。読み方が一緒くらいで、不思議がることはないだろ。まあ、それなりにおもしろいが」


 そう言った後、彼は自らの名を名乗った。


「俺の姓はらい、名はきゅう、字は君叔くんしゅくだ。よろしく頼むぞ」


「それじゃ、私も名乗りますね」


 来歙らいきゅうと名乗った男に続いて、三つ編み美女が名乗った。


「私は、姓はりゅう、名は、字は孝孫こうそん。この屋敷と周りの土地の主です。伯昇さん。よろしくお願いしますね」


「は、はい。よろしくお願いします」


 修はしどろもどろに答えながら、来歙らいきゅう劉嘉りゅうかに向かって頭を下げた。


 それを見て、秀児が笑いながら補足説明した。


「来歙は僕の従兄なんだよ。そして、春萌はるも義姉様、おっと、劉嘉りゅうか義姉様ねえさまは僕の親戚で、来歙の義妹いもうとさんなんだ」


「な、なるほど……」


 正直、修は頭がこんがらがって、よくわからなかった。とりあえずは、秀児にとっては二人とも家族同然の関係だということだけは理解したのである。


「まあ、そんなに緊張するな。秀児の友達なら、仲良くしてやんな」


「そうですよ。またいつでも来てくださいね」


 こんがらがっている修に、二人が声をかける。本当に人がいいみたいである。


 その後、用事は済ましたということで、その日はお開きということになったのであった。









 さて、その日の帰り道のことである。


「秀児」


 修が口を開いた。


「なにかな?」


「あのさ、この辺は荘園なんだよな」


 修は何気なく質問した。


「そうだよ?」


 首をひねる秀児。しかし、修は続けた。


「この辺一帯の土地は、さっきの劉孝孫さんのものなんだろ? そして、秀児や伯升さんは、その親戚。それなのに、孝孫さんは人を雇って耕させてるのに、うちはなんで秀児が直接耕しているんだ?」


 彼は、近くで劉嘉所有のあわ畑を耕している小作人を指して言った。修は別に中国史が得意なわけではないし、この南陽の劉氏が、いったいどうしてここにたくさん土地を持っているかは知ったことではないが、あれだけの屋敷に住んでいる以上、劉嘉はもちろん、伯升や秀児も地主たる「豪族」の身分であることくらいは、容易に想像がついたのである。だから、こういう質問をしたのだ。


「それはね」


 不意に、秀児が表情を曇らせていった。気のせいか、うすら笑いさえ浮かべている。


「家にはお金がないんだ。今日、春萌義姉さま(*劉嘉の真名)のところに言ったのも、そのためだよ」


「どうして、そんなにお金がないんだ?」


「それはね……」


 一旦間を置いた後、秀児は言った。


「今夜になればわかるよ」


「は?」


 修には意味がわからなかった。だが、間もなく彼は、その答えを嫌でも知ることになった。









 その日の夜のこと。


 伯升の屋敷には、大勢のお客さんが来ていた。そして何をしているのかと言えば、それはどんちゃん騒ぎである。


 そして修自身はと言うと、おそるおそる、客の接待をしていたのだ。


(な、なんだ。これは。聞いてねえよ!)


 彼は内心びくびくしていた。と、言うのも、集まって来た連中は、まるでやくざみたいな、ゴロツキどもだったのである。


「おい、兄ちゃん!」


 一人の男が大声で呼びつけた。


「は、はいぃ!?」


 修が慌てて飛んでいく。


「な、なんでございますでしょうか!?」


 言葉になっていない声で、相手に尋ねる修。


「おまえ、見ねえ顔だな。どれ、せっかくの宴だ。一緒に飲もうじゃねえか!」


 ガラの悪そうな男が、修に向かって酒を勧める。だが、修は酒など飲んだことがない。


「いえ、俺、酔っ払いやすいんでして」


 下手ないいわけで逃れようとするが、そうは問屋がおろさない。


「何だあ? 俺様の酒が飲めねえってのか!?」


 そう言われて、次の瞬間にはがっちりと抑えつけられた上で、盃一杯の酒を、無理やりぐいと押し込まれたのである。


「う、ゲホッ!?」


 思わずせき込む修。そして、次の瞬間には、もう酒がまわったのである。へべれけになり、自分で動けなくなってしまったのだ。


「おい、修!」


 さすがに心配した伯升が、修を揺り動かしたが、まったくダメだった。


「おいおい、劉稷りゅうしょく! いくらなんでも、やりすぎはよくねえだろ!」


「すまねえ、兄者。だが、ついからかってみたかったんでぃ」


「とにかく、こんな所で寝かすわけにもいかねえしなぁ。おい、秀児! こいつを寝床まで連れて行け!」


「はい、縯兄様」


 こうして、その日の夜は更けていった。


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