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現実を見よう

初のなろうでの小説です。色々分からないので大目に見てください。

ここは魔法世界"ノルゾディア”。日々たくさんの魔法使い達が各学園で育ち、現世へ巣立っていく。そんな世界。そんなノルゾディアの学園のひとつ、「lowest rank」に、この度私、「織姫 瑠々華」は入学することになった。このlowest rank…は長いので愛称である"ロー学”と呼ぶことにする。ロー学はこのノルゾディアでもとても有名な学園だ。多分、1番頭が良いし優等な学園の"国(・)立(・)ノルゾディア学園”と知名度では良い勝負だと思う。…もちろん悪い方で。このロー学は、魔法力底辺が集まる学園なのである。つまり―ゴミ捨て場。だからロー学なんですね。こんな学園でも入れただけ私はすごいと思う。筆記の部であと一点落としてたら中卒になるところでした。そんな学園に入学するので、不安しかないのだが、ごちゃごちゃ考えていても登校日は迫ってくるので大人しく明日に備えて寝ることとしよう。正直寝ることすら怖くなっている。恐怖症が発症しているのかもしれない。

―――

全然眠れなかった。夜に1階から親の悪魔のような笑い声が聞こえたせいで。

「…制服これかぁ、まぁこの時代にセーラー服とか、でもアレンジもいいし全然いいのか。納得なのか…?」

そう独り言をごちゃごちゃ言いながらキツイ制服に袖を通す。政府はロー学に使う金はないといいながら最低限はくれるので良しとしよう。ゴミ捨て場の管理を怠らないのも大切だ。

「…よし!行ってきまーす。」

扉がバタンと閉まる。初登校だ。さぁ、これからどうなるのか…、波乱な学園生活なのか、それとも何も無いのか、、。後者であって欲しい気持ちもあるが、前者の方が楽しいので前者を推しておこう。見慣れた道のりを歩きながら、そう脳内を動かす。思考だけは一丁前に働くのだ。その上で馬鹿なのだ。

歩いていたら、金髪縦ロールの、明らかお嬢様な女性が歩いていた。多分ああいう人は国立行くんだろうな…と考えていたが、国立生はみんな箒登校のはずだし道もこっちではないはず…というかこっち側には我らが学園ロー学しかないのだが、もしかしてこのお嬢様らしき女性もロー学生なのでは…?そう考えているうちに校門に着いた。そのお嬢様も校門を通っていたので確実にロー学生だ。イメージで語るものじゃない。人は外見で判断しない。そうしっかり教訓を増やした。

校舎の見た目は思ったより荒れていなかった。落書きは神イラストばっか、崩れてもいないし、ここ本当にヤンキー学園なのか?と思い校門を通る。今日から新しい日々のはじまりだ。果たして青春はあるのだろうか?

それらしい青春を期待したい。次回!瑠々華、喧嘩を吹っかけられる!とそれっぽい妄想の次回予告をしておこう。クラス表があるっぽい、人だかりができているところに向かいながら瑠々華は妄想をしていた…。それにしでもなぜあの金髪縦ロールの女性はロー学にいるんだ?このロー学は本当の本当の落ちこぼれ…最後の手段であり防護壁の学園だ。そこそこ…いや、ちょっと学力と魔力があればこの1個うえの学園に入れるはずなのだが、?

(もしかして、仲間なのでは…?!うわクラス一緒だといいな!)

そもそも入学する人数もそりゃ少ないためクラスはひとつしかないのだが。なら人だかりは?とはっ!とした瑠々華は人だかりの方への足を早める。近づくにつれ、凄く素敵な音色が聞こえてきた。クラシックのようなものではなく…、ロック系?というのだろうか。

(現世の文化のひとつとして中園で習ったけど…、、ノクゾディアではクラシックが主流だからなぁ…、初めて生演奏聞いた。)

人が多すぎて誰が演奏しているのかは見えなかったが、とても良い音楽だな、と瑠々華は思った。聞き惚れていたところ、ふと思いつき時計を見ると、もうすぐ集合の時間だった。急いで教室に向かう。1年生のクラスは3階。何で1階づつに分けるのだろう。どうせ全クラス1組みしかかないのに…、

「はぁ…はぁ…3階キツイ…、疲れた…、体力がもやしなのがここで…、あだになるとは…、」

息を上げながらクラスに入る。想像してたよりもやっぱり後者の中は綺麗で、その綺麗さは国立に勝てそうだった。案外治安はいいのかもしれない。

「お、おはようございます…?」

緊張しながらもクラスの中に入る。生徒は…10人くらいいた。席は15人分なので今年は15人も落ちぶれが発生したということだ。まぁ自分もそのひとりなのだが…、

やや緊張しながら席に座り、荷解きをする。今日色々配られる予定だからほぼ何も入っていないけど。

クラスメイトたちの視線に耐えながら、チャイムがなるのを待つ。きっととても長く感じる時間だろう。正直きつい。話しかけるのは苦手だから話しかけられるのを待つしかないのだ。そうひとりで緊張していたら…

――キーンコーンカーンコーン

よく聞きなれた鐘の音(チャイム)がなった。やっとこの地獄のような時間が終わる…、そう考えていたら、廊下の方から声が聞こえた。

「BON!」

――扉が吹っ飛んだ。比喩ではなく、完全に。

「…エ?えっ?」

思わず二度見をしてしまった。もうそれはそれは綺麗に扉が吹っ飛んでいた。先程案外治安はいいと言ったが、否、ちゃんと治安は悪かった…ほんと次回予告の通りになるかもしれない、そういう恐怖を瑠々華はとりあえず奥にしまい込んだ。

切り方が分かりませんでした。不定期更新です。

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