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9 ごめんね

「シンデレラ、話があるんだけれど」


あの事件以来、噂もあり、私から距離を置いていたので話しかけられて、シンデレラの顔がパッと華やぐ。


「なんの話!?私は本当に身体は

なんとも無いのよ!あっもう謝らないないでね。」


「ありがとう、シンデレラ。

あのね…私、やっぱり魔法学校に行かせてもらいたいの」


「えっ……嘘でしょ?!まだ、妃教育も終わって無いのに」


直ぐにウルウルなる可愛いシンデレラ。


「ごめんね。この間の事件は、私の未熟さが招いたものだし。それにちょっともう疲れちゃって」


「疲れた…??」


こういう言われ方をすると、優しいシンデレラは断れ無いのを私は知ってる。


「妃の教育係と魔術の勉強の両方は疲れるわ。城は決まり事も多いし。騙し騙しやってきたけど、やっぱり向いて無かったのよ。」


「………」


「どうか、私を自由にして欲しいわ。」


シンデレラは何も言わない。

やっと話ができてたのに、こんな事を言ってごめんね。

自分の事なら我慢できるけど、私はシンデレラが私のせいで悪く言われる事は我慢出来ない。

あなたをきっと王子が支えてくれるはずだから。


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