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8 決断

結果として王子もシンデレラも怪我は無かった。

王子が剣で魔力を相殺し、剣の先で花瓶が割れたからだ。


原因としては、いつもなら魔術練習中立ち入り禁止という札がドアにかけてあるのだが、今回はかかっておらず廊下の端っこにそれが落ちてしまっていた。


その為に、王子とシンデレラが誤って部屋に入ってしまった。


そして、この事件は浮き足立っていた幸せムードの城内を一気に凍りつかせる事になった。


「聞いた?あのシンデレラ様の陰気な教育係。」

「お咎めなしだと言っても、やっぱり魔法使いなんて何をしでかすか分かったもんじゃない。」

「やっぱり、王妃になれない事を恨んでいたのよ!」


私が、シンデレラの解任を妬んで、子供の殺害を狙ったと言う噂がたったのだ。


「おやめ下さい!」


シンデレラはその話を、聞く度に怒ったものの、


「ご自身が狙われたのに、庇っていらっしゃる。」

「もしかして、魔女に魅入られている?」


と言う噂まで立ち始めた。


私には、そんな魔力は無いわ〜!!!って何度も思いながらも、私は1つの結論をだした。


この城にはこれ以上とどまれない。


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