表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/29

26 紅魔林檎

そこから、数年間は必死だった。


幸運な事に王子に子供が産まれた事のお祝いとして、隣の国から魔法に関する書物が新たに贈られる事になった。

私は、それを読みふけった。

なぜ姿が見えなくなってしまったかは、どうやら鏡の中で姿が保てなくなっている可能性があるようだった。


「これはまだ新しい本…こんな最新の研究物まで隣の国はお祝いにくれるなんて。」


流石に、オバケ石の事を直接書いたものは無かったが、とても参考になった。

どうやら鏡に魔力を注ぐ事と又姿を、保てるようになる可能性が高いそうだ。


ただ、私の魔力はあまり多くない。そして、マサールを鏡から出すために、鏡を水のように変える魔法の勉強もしなくてはいけない。


時間はかかる。でも、やるしかない。


私は、山積みの紅魔林檎とも向き合って性質を変える勉強もした。

紅魔林檎はこの国特有な物なので、隣の国の魔法との研究は新たな発見だった。

うちの国では主に炎しか出せる物が無かったが、隣の国の自然の物をルーツにする魔法だと色々と自由度があがった。


そんな中でいくつかのニューアイテムができた。


食べると、魔力が回復する物、喉が潤う物、そして…毒を含んだもの。


不思議な鏡と、毒リンゴ…この2つを私が手にしてしまった事で、物語は良くない方に回り出したんだ。


ココが童話の世界だって私は気づいてたのに、自分はモブキャラだとばっかり思ってたから気が付かなかった。


本当にごめんね。シンデレラ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ