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10 旅立ち
数日後、王子から魔法学校への入学の許しが出た。
私は早速荷造りをして、シンデレラに手紙を書いた。
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可愛いシンデレラへ
私は貴方の事が大好きよ。
一緒に過ごせて本当に楽しかった。
貴方はきっと素敵な女王と母親になれる。私が保証する。
そして貴方の笑顔は本当に魅力的。
舞踏会で初めて会った時から思っていたの。
あの時、私の前で転んでくれてありがとう。でも、出産までは転ば無いように気をつけて!
じゃあ時々手紙を書くわ。
次に会う時は、可愛い子に挨拶をさせてね。
またね!
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少しの間だったけど、楽しかった城での生活。
お世話になったガイル先生にも感謝を伝えて、私は馬車に乗り込んだ。
シンデレラと、王子が窓辺に立っているのが見えた。
シンデレラをしっかりと支えている王子。
王子はシンデレラが来てから、国を支える意識がこれまで以上にめばえて、子供ができてからは又一層熱心に仕事に取り組む様になった。
実は2人が仲良くしてるのを見るのも、少し辛かった。
でも、心から2人の幸せを願ってる。
そんなふうに思えた自分を少しは誇りに思っていいかな。
ガタガタと揺れる馬車の振動に身を任せて、そんなふうに思った。




