第9話「大胆な行動」
歌詞を書き進めていくと後ろから友美が覗いてきてこう言ってくれた。
「良い感じじゃない。やっぱりあたしのパンツ効果かなぁ」
「それは違うと思うけど、友美がいてくれたおかげであることにはかわりないないと思うからありがとう」
「昌くんのためとグループのためならぜんぜん良いわよ」
「よし、この勢いで歌詞を仕上げてしまうよ」
「了解! それじゃもう少し手を繋いで良いよね? 」
「うん。別に良いよ」
僕がそう言うとすごく嬉しそうにしながら手を繋いできて僕は、すごくドキドキしながらも続きの歌詞を勢いづけて書き上げていった。
「よし、出来た。友美、本当にありがとう」
「別に良いよ。あたしも手を繋げて嬉しかったから」
「そうだ!お礼をしないといけないね。何かしてほしいこととかある? 」
「それじゃあたしと今からお風呂に入らない?もちろん裸のお付き合いとして」
「アホか! それはダメだ。友美は、アイドルなんだから」
「えー。ものすごく良い曲が思い付くと思うんだけどなぁ。それじゃいっぱい抱きついても良いかな?そしたら良い曲が思い付きそうだから」
「それなら良いよ」
すると友美は、恥ずかしそうにしながらぎゅっと僕を抱き締めてきた。
「こうしてると今まであたし、昌くんを思い続けてきて良かったって思う」
「僕も友美と再会できて良かったって思うしすごく可愛いよ」
「昌くんもすごくカッコいいよ。あっ、ちょっと待ってね」
友美は、いきなり立ち始めてスカートを勢いよく脱ぎ捨てて下半身は、可愛いパンツ1枚になった。
「友美、何してるんだよ。早くスカート履いて」
「昌くんには、これから頑張ってもらわないといけないんだし、あたしは昌くんのマネージャーになりたい! 」
「マネージャーって実際既にいるんじゃないの? 」
「ううん。解散した時にマネージャーも辞めてしまっていなくなってるの」
「そうだったんだ。でも僕は、プロデューサーだからマネージャーをつけるなら僕じゃなくて友美とか他のメンバーやこれから加入してくれるメンバーに必要だと思うけど」
「あたしは、昌くんの辛い顔とかをみたくないの。
だからあたしが昌くんのマネージャーになれば負担も軽くなるんじゃないかなってあたしは思うの」
「でもマネージャーとなると実際は、専属というわけにはいかないからメンバー全員を担当しないといけなくなるよ」
「それはちょっと大変だなぁ。あたしは、昌くん専属のマネージャーになりたいのに」
「それより早くスカート履いてくれないと目のやり場に困るんだけど」
「それならあたしのこの姿をちゃんと目をそらさずに見てくれて膝枕するからそこに昌くんが横になってくれてあたしの作曲のやる気が貯まったらスカート履いてあげても良いよ」
僕は、顔を赤くしながら友美に説明する。
「このまま眺めてから膝枕ってまともにパンツが僕の視野に入るじゃないか」