表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/51

第42話「MVの話し合い」

 その後僕は、メンバーたちにレコーディングをする日付と歌詞を書いたプリントを配っていき選抜メンバーの発表をしていく。



「それでは今回の選抜メンバーを発表します。藤本 友美さん、中井 穂乃花さん、板野 唯さん、中島 早恵さん、橋本 恭子さん、六道 まいさん、八幡 恋音さん、渡辺 小春さん、大島 美衣さん、深井 のぞみさん、香川 里美さん、山田 香織さんの以上12名になります」



 選ばれたメンバーたちは、ものすごく嬉しそうにしていた。


 そして惜しくも選抜入りは出来なかったグループ最年少でロリータ系である9歳で16位の小山 杏奈あんなさんが深井さんにエールを送るつもりで大きな声でこう言った。



「爆乳の達人、選抜入りおめでとう! 」



「ちょっと、杏奈ちゃんこんなところで言わないでよ。坂本くんが巨乳とか爆乳の子が好みじゃなかったり、これから何かある度に爆乳の達人って声かけられたらどうするのよ」


 深井さんがものすごく顔を真っ赤にしながら言ったので僕は、彼女にこう言ってあげた。



「深井さん、僕は胸が大きいから小さいからとかで判断したりしないですし、ちゃんと普通に呼ぶから気にしなくて良いですよ」



「ほんとに? それじゃ敬語じゃなくて普通に話してほしい。


 それと私のことは、のぞみってこれから呼んで」



「分かった。でも爆乳の達人僕は、悪くないと思うけどね。だってファンがそれを聞いたら覚えてもらいやすくなるでしょ? 」



「それはそうだけど、それじゃ今回のMVビキニにしてくれる? 」


 「何、言ってるんだよ!それはみんなと話し合ってからでないと… 」



 すると大島さんと六道さんと橋本さんが順番にこう言ってきた。



「私もビキニのMVで良いと思います」



「私も自分のおっぱいの魅力をファンに知ってもらってデビューしたいです」



「あたしもビキニの写真集なら昔に出したことがあるけど、もう10年近く前になるからあたしのアイドルとしての魅力を開花させたいかな」



「4人ともグラビアアイドルじゃないんだから」



 するとマネージャーの桜さんがこう言ってきた。



「ちなみに初代のメジャーデビューも海辺でビキニ姿のMVだったらしいですからちょうど今からだと6月あたりにリリースされると思うし、夏向けが売れやすくなるからビキニ姿のMVが良いと思います」



「うーん、主役はメンバーたちだからね。分かった。それじゃ今回は、のぞみたちの言うとおりにしましょう。但し、これからレッスンの頻度も増えてきてレコーディングもあるから今から忙しくなるけどサボらずに頑張ってくださいね」



 僕がそう言うとのぞみや他のメンバーたちは嬉しそうにする。



「ありがとう! それじゃ私、今回のMVで爆乳の達人をアピールしてデビューするね」



「さっきまで爆乳の達人って言われるの嫌がってたじゃん」



 僕がそう言うとのぞみは、恥ずかしそうにしながらこう言った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ