第34話「ここだけの話」
「トイレで着替えるのめんどくさいし、昌くんならおしりくらいぜんぜん良いよ」
「良くないよ。それだと混浴の時にみたいになるから」
「それじゃ前向いて堂々と着替えるわよ」
「それは、もっとダメだから」
「じゃあ、昌くんは後を向かないでね」
「分かったよ。それじゃ早めにしてね」
「了解! 」
すると汐莉ちゃんは、後ろをむいてスカートを脱いでいき黄色いパンツも脱いでいくと、いきなり手を後ろにやって僕にスカートとパンツを渡してくる。
「ち、ちょっと何してるんですか? 」
「持っててくれるかな? 家じゃないから床であってもスカートとか特にパンツは嫌なの。
こう見えて私、清楚系女子の部分もあるから衛生面とかすごく気になるから」
「そうだっんだね。それなら預かっておくよ」
「ありがとう!それじゃお願いするね 」
スカートと下着を預かるのは、もちろん抵抗があったが衛生面などを持ち出されると断りきれず預かっておくことになり、汐莉ちゃんの脱ぎたてのスカートと下着は、生暖かくて僕はしてはいけないと分かっているが興奮してしまったのである。
それから脱ぎ捨てたブラも渡されてこちらも生暖かかった。
そしてビキニをつけ終わってから汐莉ちゃんは、恥ずかしそうにしながら前を向いた。
「昌くんどう?似合うかな? 」
白いビキニ姿ですごく可愛かった。
「うん、すごく可愛いし似合うよ」
「それなら良かった。それじゃスカートとパンツとブラ返してくれて良いよ。えっちなこと考えちゃったでしょ? 」
「そりゃ脱ぎたてのをいきなり渡されたら考えちゃうよ」
「昌くんのえっち!でも私もいきなりもし昌くんから脱ぎたてのパンツとか渡されたらえっちなこと考えずにはいられないね」
「汐莉ちゃん、何言ってるんだよ。 それより踊りの練習をお願いします」
「そうだったわね。それじゃ今から私がするポーズを真似して覚えていってね」
こうしてようやく汐莉ちゃん指導による踊りのレッスンが始まり僕は、頑張って真似して覚えていく。
その頃、橋本さんと友美と板野 桜さんと八幡さんの4人の部屋では汐莉ちゃんが作ったサイコロで好きな男性のタイプの話をしており最初に語り始めた。
「好きな男性のタイプがテーマなんだね。私の男性のタイプは、昌くんみたいな男性かなぁ? 」
するとマネージャーの板野 桜さんがこう言った。
「私もプロデューサーになった坂本 昌くんは良いなぁって思ってるのよ。最近ちょっとマネージャーの仕事をするために第1世代の資料を読んで勉強をしておかないといけなかったからあまり話せてなくて寂しいんだけどね」
「マネージャーって大変なんだね。もし何か出来ることがあったら言ってね」
「うん、ありがとう。何か困ったことがあったらその時はお願いするね。橋本さんは、好きな男性のタイプってどんなタイプですか? 」
橋本さんは、顔を赤くしながらストレートに語っていく。