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第3話「幼馴染みとの再会」

「う、うん… 可愛くてつい眺めてしまっててごめんなさい」



「正直に謝られるとそれ以上あたしも言えないし過ぎたことだし、まぁ良いけどね」



「ありがとう。でもなんで分かってて怒らなかったの? 」



 すると藤本さんは、恥ずかしそうにしながらこう言った。



「最初は気づかなかったけど、2回目くらいからは見られてるのは分かったよ。でも坂本くんって結構人見知りでおとなしい性格だったでしょ? 」



「確かに人見知りだったな。人と話すのが苦手だったし、あの時は今とは違って太っていたからな」



「あたしは、確かに恥ずかしかったけど、あたしがペンとか落とした時に親切に拾ってくれて届けに来てくれたりした時嬉しかったの」



「そりゃ先生に届けることも出来たけど、やっぱり直接届けたいって思ったから」



「それであたしは、あの時坂本くんに近づきたいって思っていたら坂本くんは、隣の席にいた女子に惚れてる感じだったからあたし、嫉妬しっとしてたんだよ」



「そうだったの? それじゃもしかしてスカートが捲れたのを僕が見かけたのが3回目くらいから見えやすくなったのと何か関係でもあったりするのかな? 」


「うん…するよ。その時くらいからあたし、わざと坂本くんに見えるように意識したもん。


 だから一回、あたしが休み時間の時に逆上がりの練習をしている時に坂本くん顔を真っ赤にしながら近寄ってきた時あったでしょ? 」



「うん。ちょっと僕も逆上がりの練習をしようと鉄棒に向かっていたらものすごく前の方が捲れて見てしまったことはあったね」



「あの時も他の人があまりいないタイミングを見てから坂本くんに見えるように意識したもん。あたしがこんなに恥ずかしい思いと気持ちを打ち明けたんだから1つ聞くけど、今まで一番興奮したりドキドキしたのは、どう言った時かな? 」



「それは、藤本さんのパンツが見えた時が一番興奮したりドキドキしたけど」



「そうなんだぁ。それにしても約11年ぶりに再会できるなんて思ってもなかったからすごく嬉しいよ」

「僕も再開できるなんて思ってなかったからすごく嬉しいし夢みたいだよ」



「でもなんでここにいるの? 」



「実は、今日からアイドルハイスクールの第2世代となるプロデューサーとしてオーナーから任せたからここに来たんだ」



「えっ?そうなの! すごく嬉しいよ!ちなみにあたしは、少し前からこのアイドルハイスクールに所属しているの」



「藤本さんアイドルだったんだ!知らなかったよ」



「まぁ、まだまだあたしは未熟だし、目立てていなかったからね。それじゃあたしが中を案内してあげるよ」



「ありがとう。これからどうしたら良いのか分からなかったから助かるよ」



「でもその前にあたしだけ今までかなり恥ずかしい思いをした上に約11年間待ってたんたからその気持ちに答えてほしいなぁ~ 」



 そして藤本さんは、いきなり目をつぶっていき恥ずかしそうにしながら唇をゆっくりと尖らせていく。


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