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第2話 「プロデューサーになります!」

「僕は、アイドルハイスクールのファンなので、もちろん引き受けたいところなのですが、確かプロデューサーって作詞されてる方って多いですよね? 」



「プロデューサーとなるとアーティストの歴がある方がほとんどだから作詞が出来る方は多いね」



「そうなりますと僕は、趣味で人気は出ませんでしたが、ネット小説なら経験ありますが、アーティストの歴も無ければ作詞の歴も無いので… 」



「その小説の内容を見せてもらうことって出来ないかな? 」



「もちろん構いませんけど、感想とかは悪いところばかり書かれていますけど。あっ、申し遅れました僕は、坂本 まさと言います。よろしくお願い致します」


「こちらこそよろしく! 私は、感想だけで内容を決めたりはしないから大丈夫よ。だって感想って言うのは人それぞれ思うことは違うから自分の目で確認するのが1番だからね」



「そう言って頂けると嬉しいです。それは、こちらになります」



 僕は、スマートフォンをカバンから取り出して自分が書いたネット小説の作品のページに合わせてから藤本さんにみせた。



 そしてある程度読み終えた藤本さんは、僕にこう言ってくれた。



「感想に書いているような悪いところは見つからないけどね。これなら頑張れば作詞出来るようになるよ」



 「そうなんですか。でも小説と作詞は違うのでは… 」


 「確かに小説と作詞は違う点が幾つかあるか共通している点もある。それは内容を考えて書くところだ。もちろん歌詞には、基本的に『、』や『。』を使わないところや短くまとめなければいけないなど違いはあるけどね。作曲なら私の娘が得意で暇さえあれば作曲をしている。初めてだらけになるとは思うけど、昌なら出来るよ。やってみないか? 」



「分かりました!力になれるか分かりませんし、色々ご迷惑をおかけすると思いますが、それでも宜しければよろしくお願い致します」



「精一杯サポートするから一緒に頑張ろうね!それじゃ場所は、ここ大阪じゃなくて東京になるから引っ越す形になるから引っ越し費用と交通費渡しておくからさっそく明後日からよろしくね」



「ありがとうございます」


 こうして僕は、アイドルハイスクールの第2世代となるアイドルエッグのプロデューサーに就任することになり家の荷物をまとめて引っ越しの用意をしてから2日後、新幹線で東京に向かった。



 ここが東京か。人がめちゃくちゃ多いな。

 藤本さんがメモしてくれた場所は、赤坂だったね。

 僕は、その後バスに乗ったりしてなんとかアイドルハイスクールの事務所などがあるところに到着した。



 よし、ここだね。



 そして施設の中に入ろうとすると見覚えのある女の子が話しかけてきた。



「あっ、坂本くんじゃないの? 」



「同じ小学校で同じクラスに1回だけなったことがある藤本 友美さんじゃないか。お久しぶり」



「久しぶり~ 同じクラスになった時にあたしのスカートが捲れた時にあたしのパンツをよく眺めていたよね 」



 僕は、顔を赤くしながらこう言った。


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